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倒立できるようになったらちょこっと世界が変わって見えた

ヨガを練習する中で、できなかったアーサナ(ポーズ)のうちの1つ。それが倒立・ヘッドスタンドでした。そんな私。ヘッドスタンドができるようになったら、逆さまの世界から新しい世界をちょこっとのぞくことができました。

ヘッドスタンドする恐怖心(天と地が逆だよ??)

恐怖心でしかなかったヘッドスタンド。全体重を手で支えるって事?後頭部はつけても力をいれると首をいためるから首後からは抜いて・・・とは?

と、いうことはやっぱり手で支えるの?全身を???ひっくりかえったらどうしよう。首をけがしたらどうしよう。なんだか怖い。逆さまだもの。

という感情ばかりで練習する時も先生の補助があっても足が蹴り上げられない。(本来は蹴り上げないらしいですが、腕力と腹筋のなさに先生が蹴り上げてみて壁に足を倒すイメージでしてみよう!)と提案くださいました。

先生のとある一言

Ami、あなたは普段どうやって足でたってるの?どのようにして歩いているの?それと同じだよ。足で立っているのを手に変えるだけだよ。難しいことを考える必要なんてないよ。

足で立てているのだから、歩いているのだから。手も同じ。

先生・・・そんな簡単に言われましても、足と手は違います!

と、その時は思いましたが、何度か練習をしているうちに感覚がつかめてきました。

根本にあったのは『普通じゃないから危ない』という先入観

無理に力がはいっていたこと、手で支えるという本来でない使い方をしているという思い込み、恐怖心。

あ、私の中にあるのは”普通じゃない”という思いこみなのかもしれない。

それを客観的に見られるようになっていきました。

そして、実際にやってみたら・・・怖くなかった!

自分が恐怖心をいだいているのは、手で支えるのが普通じゃないという勝手な思い込みがあるからと、客観的に見られるようになった途端できるようになったヘッドスタンド。

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世界が逆さまになった瞬間

手で立つことと足で立つことが同じ感覚になった瞬間

”普通”ってなんだろう”こうあるべき”って必要?頭がかたくなっていないだろうか。”先入観”にしばられて可能性を自分自身でとめてしまっているのではないだろうか。

逆さまから見える世界も、美しかった。鳩時計をしたからながめられた。あ、天井の模様ってこんなんだったな、そういえば。ということに気がつけた。あ、電球のまわりお掃除しないと、と気がつけました。

逆さまから観る世界。

それは先入観を超えて、新しい世界を垣間見せてくれました。

楽しい、ヘッドスタンド。楽しい。新しい世界。

ご注意

ヘッドスタンド(逆立ち)は禁忌事項があります。

背中に故障がある場合・頭痛・心臓の異常・高血圧・月経中・首に故障がある場合・低血圧:このポーズの練習を始めない。
・妊娠中:このポーズに慣れている場合は、妊娠後期まで練習し続けることが可能だが、妊娠後にシルシャーサナの練習を始めてはならない。・シルシャーサナは中級から上級向けと考えられる

と、いうわけで安全には十分に配慮なさってくださませ。

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