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クリエイティブチームが考える月間広告傾向 6月号

広告を作っている人は日々、SNSやテレビを見たり、ネット検索をしている時に「今こんなのが流行ってるんだ」「こんな出し方あるんだ」「今度こういうのやってみようかな」と、いつか来る正解のない問題解決のため、常に目を光らせていることと思います。
私はSNSが大好きで、平均よりも見ている時間は長いほうだと思うので、写真フォルダはとても圧迫されがちです。
そんな私が毎日SNSやネットなどを見ている中で、「これは最近よく見る見せ方だな」と感じたものを、「広告傾向」という形で記事にしました。
ぜひ覗いていってみてください!



■ 増えてきた「推し」訴求

考察

「推し」を販促の手段とする商材はコロナ明けから増えてきたように感じます。推しと聞くと思い浮かぶのは「アイドル」ですが、それだけでなく、アニメやゲーム、スポーツ選手から配信者など多岐に渡り、さらに「推し方」についてはいろいろな方法があり、日々拡大をしている市場です。
そんな推しを「訴求」に変えてターゲットの幅を広げ、活用している企業は増えてきており、一見イメージではないものでも、考え方や見方を変えることで「推し活する人のためのもの」に変身させられるのではないでしょうか。

私自身も推しているものがありますが、自分に好きなものがあった場合、
「推し」がいることを自覚しない人は少ないと思います。
そういった人たちが「推し」や「推し活」という言葉が使われた広告を目にすると、やはり気になると思いますし、自分事として考える思考が働きやすくなると感じます。
市場の広がりと共に「推し活する人」がターゲットとして広がっているのはとても納得できますし、ますます期待できる販促方法だと思います。


活用時の注意点

「推し活」は、時代の流れと共に「趣味」や「好きなもの」として確立され、マスメディアなどでも紹介されるシーンが多くなりました。
一昔前だと「オタク」という言葉が使われていましたが、時代に合わせて生まれる新しい言葉に対応し、「趣味」や「好きなもの」を楽しむ人たちと捉えた、正しい解釈でのテキストやデザインでの表現は必須だと考えます。


参考


まとめ

意外な訴求で「実はどハマり!」という商材はたくさんあるかもしれません。さまざまなインサイトに置き換えて考えることは日々やっていますが、考え続けることでアイデアは脳の奥に埋まっていってしまうことがあります。その解決をただ「考える」だけにせず、仕事環境を変えたり、街に出てみたり、人と話すなど、いろんな発見方法を試してみましょう!
0から1を産む作業って本当に大変なことですから。


※この記事は広告トレンドの研究・分析を意図したものであり、特定の商品の購入やユーザー登録を推奨するものではありません。また、掲載した画像は、インターネット上で実際に配信された広告を引用したものです。

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