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自己肯定感ってなんだと思いますか?

自己肯定感って言葉、みなさんは いつから耳にするようになりましたか?
少なくとも、私が子どもの頃には 耳に入ってきたことがない言葉でした。

子育て(娘6歳、息子3歳)をしている身としては、
この言葉について 考えずにはいられません。

ここ数年、周りから とにかく
【自己肯定感が高い】んだね
と言われます。
なんで そんなに自己肯定感が高いのかと問われることもあります。

でも正直、私自身は 自己肯定感が高いとか、意識したことがありません。
最近になって耳にするようになった言葉だからという理由もありますが、
自分に自信がないときもあるし、自信があるときもあるからです。

どういうときに自信がないと感じるかと考えると

①自分を受け入れてくれる環境でないとき
②自分を認めてくれる人が少ないとき
③自分のパフォーマンスを発揮出来ないとき

実際にこういう環境に長くいたこともありました。
具体的には、10歳~22歳くらいまでの12年間くらいはずっとこういう環境にいました。

今 【自己肯定感が高い】と言われる私が、
そのとき 自己肯定感が高かったかと言われると、
自己肯定感という言葉の定義が、その言葉の通り
「自己を肯定する感覚」というものなのであれば、
自分を否定されるような辛い経験をした記憶が多く、当然 自信なんてありませんでした。

では逆に どういうときに自信があると感じるかと考えると
シンプルに先程の真逆、

①自分を受け入れてくれる環境に身を置いているとき
②自分を認めてくれる人が多いとき
③自分のパフォーマンスを発揮出来るとき

単純に、今はこの条件に当てはまっているだけなんじゃないかと思います。

なので もし、自分に自信がない人が
(私は自己肯定感が低いんだ、そういうタイプなんだ)
と思っていたとしたら、
それは大間違いだし、そういうネガティブな思い込みは
持っていたところで 本当に何の意味もないので
これを読んでる今この瞬間に捨てた方がいいと言うと思います。

じゃあ、

①自分を受け入れてくれる環境に身を置いているとき
②自分を認めてくれる人が多いとき
③自分のパフォーマンスを発揮出来るとき

これをどうコントロールしていけばいいのでしょうか?
そんなこと出来るんでしょうか?

私の考えなので、専門的な知識がない前提ですが、

①自分を受け入れてくれる環境に身を置く
➝家族、職場、友人関係など どこか一つでもいいから自分の居場所と呼べる環境を持ちましょう。
合った環境がなければ、合わないところはとにかく辞めるなり、逃げていいです。我慢なんて絶対する必要ありません。

②自分を認めてくれる人と多くの時間を過ごす(ただし、≠依存)
➝①に通じますが、環境、とまで いかなくても
世の中に誰一人、自分を認めてくれる人がいないなんてことはないです。
産み育ててくれた親ですら認めてくれないことはよくある話で、
実家の家族と分かり合えないなら 逃げていい。
一人暮らしするなり、自分の家庭を築くなりすればいい。
会社で自分なりに頑張っても、認めてくれる人が居ない(少ない)なら
辞めた方が健全だし、友人関係なんて 一番全力で逃げていい。
合わなかったら 無理に合わせなくていいと思ってます。

③自分のパフォーマンスを発揮出来る場所を見つける
➝①と②に通じますが、実はここが一番重要だと思ってます。
自己分析をして、自分のパフォーマンスを発揮出来る場所がどこなのか、
とにかく検証していくことが大事だと思っています。

パフォーマンスを発揮出来る場所というのは
・周りのレベル
・価値観(会社だと文化)
・役割(会社だとポジションや業務内容)
が自分にとって適正かどうかを見極めることだと思っていて、
ここを見誤ると、
ストレスがたまるか、自信がなくなっていくか
どちらかに至るんじゃないでしょうか。

そしてそれは、自分の中にしか答えはないので、
周りに適正だと言われる場所ではなく
色々試してみて、試行錯誤して 自分で見つけていくしかない
と思います。
しっくりこないときも、しっくりきたときも、
少なくとも 上記3つのどれに当てはまっているのかくらいは考えると、
自己分析のヒントになるかもしれません。 


これを読んで、あなたは自己肯定感が高い・低いと感じることはありますか?
私は、
自己肯定感という言葉でタイプを分けることで、
自信がない人たちに【問題がある】【課題を解決する必要がある】
と思わせているに過ぎない、
つまりその言葉自体は、何の意味も持たないもの
だと思います。

【自己肯定感が高い】ように見える私も、
①~③が ひとつでもマッチしないと
自己肯定感なんて低くなり得るからです。

つまり、身を置いている環境や人間関係がマッチしてるかどうか。
シンプルに、ただそれだけのことだと思いませんか?

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