これだけあれば徒歩ソロキャンプができる。ゼロからそろえた必要最低限のキャンプギア10個
ゼロからキャンプ道具をそろえていくのは、想像以上に時間もお金もかかる。
昨年夏から少しづつキャンプ道具を集めだして、なんとか12月に無事テント泊キャンプができるところまで来た。
そこで今の基本装備を振り返ってみるべくTwitterで自己紹介も兼ねて自分の道具を晒してみた。
だが140文字では書ききれない。
というかむしろ、自分の道具に語り切れないほど愛着が湧いていると気づいたので、noteでまとめてみることにした。
はじめに。今の自分のキャンプレベル
今のキャンプレベルは、今年の目標を「ひとりでソロキャンプできるようになる!」とつぶやいている超初心者レベル。
ドラクエ風に表現すれば、「どうのつるぎ」と「くさりかたびら」をやっと手に入れた程度と言えば、どれくらいゲーム序盤なのかがイメージしてもらえるだろう。
現状をまとめると、こんな感じ。
以上を踏まえて、読んでいただけるとありがたい。
テント| ポーランド軍のポンチョテント
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
一番の大物ギアなので、悩み抜いて決めたのがポーランド軍幕。
今ではとてもお気に入り。
特に強い愛着が湧いてきたのは、カスタマイズしたのが大きいと思う。
テントの二股化やジッパー加工などのカスタマイズネタは追々記事にしようと思っている。そんな記事のニーズはないかもしれないが、単なる自己満足で記事を書きたい。
ちなみに、テント選びは機能性などで絞り込みをかけて選ぼうとしたが失敗した。その論理的に悩み抜く様子をを記事にしたのがこちら。
ペグ| Soomloomのチタンペグ(20cm)
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
軽くて強い。錆びない金属。チタン。
重量を気にしない人以外のすべての人がチタンを選ぶべきではないかと思うくらい個人的にはチタンはおすすめ。
ポーランド軍幕にも付属のへなちょこペグがあるのだが、ペグハンマーの一撃で瞬殺されるくらい弱く、地味に重たいのでペグは買い替えた。
ちなみに、ステンレスは「ステイン(サビ)」+「レス(少ない)」なので、ぶっちゃけ雑な扱いをすれば錆びる。だが、チタンは決して錆びない。
寝袋| ナンガオーロラ600DX(山渓モデル)
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
寝袋スペックが高すぎて暑いなら、少し寝袋から出るなり、掛け布団のように使えばいいが、寒すぎた場合はどうにも対処ができない。
そして寝袋だけは失敗しても中古で売りにくい。
これは自分で中古品を買うことを考えれば容易に想像できるだろう。
知らない人の汗が大量に吸い込まれたダウンなど恐ろしくてポチれない。
というわけで、一生のつきあいをすると覚悟を決めた上で選んだのがこちら。
●NANGAのオーロラライト600DXオールブラック
氷点下でも使える4シーズン対応寝袋。
[コンフォート温度] -6℃
[エクストリーム温度] -11℃
オールブラックなのがかっこいい。
一般的な寝袋によくある奇抜カラーではないところが好き。
✅NANGAの寝袋は「永久保証」がついている!
大切に長く使っていてヘタってきたら永久に修理費無料で修理してくれる。
ちなみにダウンを追加したいとかの有料カスタマイズもできるので、雪中キャンプにチャレンジしたくなったらダウンを追加すればいい。
もう末永くつきあっていくにはNANGAしかない。
✅オールブラックカラーで比較的安い
通常のオーロラライト600DXは定価55000円。
同程度のスペックの有名所の寝袋はだいたい6万円前後が相場。
正直、高い…。
だからこそ、定価の約40%OFFでスペックが同じなら、オールブラックの方がいいだろう。
だが注意すべき点もある。
山渓の楽天ショップから買えるが、すぐに届かないので、個人的なおすすめは夏頃に注文して秋冬で使うのが美しい形だと思う。
ちなみに自分は急いでたのでメルカリで購入した。
寝袋マット| Soomloom寝袋用マット
寝袋マットといえば、THERMAREST(サーマレスト)の Zライト ソルが有名。
ヒロシが使ってるマットといえばピンとくる人も多いだろう。
こちらのSoomloomのマットは、見てわかるようにサーマレストインスパイア系。
だがFUKUさんのフォームマット比較動画を見て、アリじゃないか!?と思い購入。
あくまで個人的な使用感だが、座り心地はサーマレストとほとんど同じ感じがする。
サーマレストの約3分の1の値段というコスパのよさもあるが、
一番の違いは「マットの幅」。
サーマレストは、山道でじゃまにならないようにマット幅が50cmと狭めなので、寝返りを打つとマットからはみ出てしまう人が多いらしい。
一方、Soomloomの方は、横幅が55センチで、多少寝返りを打ってもマットからはみ出にくい。この5センチの差はでかい。
キャンプの寝心地重視なら+5センチ。
登山の荷物を小さくしたいならー5センチ。
あとは予算に余裕がないならSoomloom。
イス| Helinox チェアワンバイタルコレクション
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
そう考えて、価格が高くてもヘリノックスにした。
せっかくならば自宅でも使えるデザインがいいと思い、見つけたのがバイタルコレクション。
マイナーなのかな?
これ使っている人、すごく少ない。
キャンプ場で他の人とかぶらないのも個人的にはGOOD。
ランタン| CARRY THE SUN
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
薄さ12mmのウルトラライト(UL)系ソーラーランタン。
ソロテント内はコレで十分。
広げると11センチ四方のキューブ。
折りたたむとぺしゃんこになって薄さ12ミリに。
徒歩キャンプで軽量化したい人や、防災用途にも使いたい人にはおすすめ。
なお、屋外利用でガンガンに明るい光を出したい人はゴールゼロもおすすめ。
ただし転売されまくりなので要注意。定価は3500円くらい。
ランタンの選び方についてはコチラの記事にまとめている。
焚火台| ベルモントTABI
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
ピコグリルと同じくらいのサイズと重さ。
価格はピコより少し安い。
使用後にじゃぶじゃぶ水洗いしても錆びない。
そして、焼けば焼くほど、美しいチタンブルーに染まりゆく。
絶対にベルモントTABIのレビュー記事を書きたいと思っている。
それくらい気に入った。
チタンが好きですが、なにか?
調理器具| メスティン山善
デイキャンプデビュー時から買って、さまざまな料理を楽しませてくれているメスティン。便利すぎるアイテムで手放せない。
メスティン関係の記事はたくさん書いてきたが、一番最初に書いたものを振り返ってみたら、使い始めの儀式、ダイソーメスティンとの違いについてだった。
バーナー| SOTOレギュレーターストーブ(ST-310)
はじめてのキャンプを固形燃料だけで挑み、かなり地味でしょぼくれた経験をふまえ、火器を求めてたどりついたのがベタだけどSOTOのシングルバーナー。
非常に多くの人が使ってる名品。
非常に使いやすい。
自宅でもちょいちょいあぶったりするのにも使えるので便利。
カスタマイズもできるのがGOOD。
ホントはAmazon限定のブラックがほしかった…。
テーブル兼収納ケース| リス スタッキングトランクカーゴ30L
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
無印良品の白い頑丈ボックスでおなじみの人が多いかもしれない。
こちらはリスのトランクカーゴの2020年秋に出たNEWバージョン。
従来のトランクカーゴや無印の頑丈ボックスはフタが丸みをおびているので、フタの上にモノを置くと不安定でテーブルとしては使えない。そのためフタの加工が必要だった。
車に二段重ねにして積む時も、ぐらついてしまう状態だったのが、NEWバージョンはスタッキングがしっかりでき、バンドで止めるミゾもあるので非常に使い勝手がいい。
その分ちょいとお値段が上がっているのだが、頑丈ボックスのフタをテーブルにカスタマイズする費用と比較すればトントンになるレベル。
こんな感じでテーブルとして使えて便利。
ちなみに、自分の徒歩キャンプスタイルは、このトランクカーゴをキャリーカートに乗っけてゴロゴロ引っ張ってキャンプ場に行く感じ。キャリーキャンパーっぽい。
まとめ
最低限これくらいの装備があれば、十分ソロキャンプは楽しめる。
あとはNANGAの寝袋のおかげでマイナス4,5度の条件下のキャンプでも大丈夫。
色々試しながら1個1個そろえていくのは時間がかかるが、案外楽しいので、できる人は知り合いのキャンパーと一緒にデイキャンプやBBQで少しづつ道具に触りならがら集めていくといいと思う。
そして、気がつけばこの記事が約6000字近くなっていて驚いた。
これはTwitterでは語りきれない。
こんなに語り出してしまうのも、キャンプ沼の魔力のひとつなのだろう。
また暖かい季節になったらキャンプに行こう。
■あわせてよく読まれている記事もどうぞ
▼風の時代にワクワク楽しく自分を知るマガジン(随時更新中!)
人生をちょっぴり楽しくするための 知識や小ネタを発信しています。 スキやコメント、フォローが 創作活動の励みになってます! ● 面白かった〜 ● もっと読みたい♪ と思っていただけたら 「これで塩ようかん食べな」的な感じで サポートしていただけたら嬉しいです。