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新治市民の森と地球の温暖化

こんにちは、だいきです。

私たちの畑は、新治市民の森の近くにあります。

新治市民の森は、横浜の中でも貴重な緑が残されていて、
動植物が豊かに暮らしています。

元々は、里山と呼ばれる自然と一体となった暮らしの営みがあり、
昔ながらの里山の風景は今でも残されています。

そんな自然豊かな場所にあるので、
市民の森の資源を最大限活かして、
畑しごとに取り組んでいきたいと思っています。


丁度、川の傍で土留めの工事をしていたら、
市民の森を維持・管理している愛護会の方が声をかけて下さり、

「市民の森で伐採した丸太や木の枝は自由に使って良いからね。」

とありがたいお言葉を頂きました。

早速、貴重な資源(丸太や太い枝など)を調達しに、
愛護会の小屋の方へ出かけていくと、
落ち葉や竹材など、様々な森の資源が積まれている
大きな資源庫と出会いました。

「昔は森の資源を使って、里山の営みが紡がれていたのか・・・。」

と、日本の伝統的な暮らしに思いを馳せ、
未来の暮らしについて思案していました。


「未来の暮らし」と言うと、
つい映画で出てくる未来都市(空飛ぶ車など)の
ハイテクに機械化された暮らしをイメージしますが、
私は、ローテクで手しごとに溢れた
昔の里山のような暮らしが面白いなぁと思います。

皆が手しごとを持っていて、
それぞれ役割を分担し、補い合いながら暮らしをつくっていく。
暮らしが自然と調和していて、動植物も豊かに暮らせる。

これは、機械化が進む未来へのアンチテーゼというより、
元々あった里山とテクノロジーとの統合の先にある
新しい暮らしのモデルとして提案したいものです。


人と人がコミュニケーションを取って、
自分たちが住む地球の在り方について、
議論を重ねていけるようなコミュニティが、
世界にぽつぽつと興れば、
面白い未来になっていくだろうなと感じています。

地球温暖化の問題は、以前よりも深刻化し、
熱射病で亡くなってしまう人たちも多くいます。

行き過ぎた資本主義やテクノロジー社会に歯止めをかけて、
一度立ち止まって考えてみる。

暮らしと環境との結びつきを強くすればするほど、
身体や心に与える影響もまた顕著になります。


市民の森の資源庫から地球温暖化まで、
テーマを横断して思考した一日でした。

それでは、また!

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