若く見える本当の理由
★ 若作りじゃなく若く見えるって?
少しだけ自慢話に聞こえるような話をしますが、イライラしない程度にしますので、聞いて下さい(笑)
新しいコスメが欲しくて、開拓に出かけたらコスメカウンターの20代の方から質問をたくさんしてもらえました。
のちに私の年齢がバレてしまい、質問はさらに増え、他メーカーのアイテムや美容方法までもを熱心にメモされていて、プロの方に、日頃の美容法の評価頂けたのかもと、勝手に嬉しい。
あと、嬉しいのが歯医者さんでの肌褒め。
歯医者さんの治療中って、スタジオの照明みたいな嬉しい方向じゃない、すべてを浮き彫りにするライト当てられて隠しようがないし、まぬけな顔で口開けてるし、ものすごく近くで見られるし、すっぴんだし。
そういう時に、肌を褒められ
「肌、何されてますか?」
って、訊かれるとじわりとにやりとします。
ここまで喜んどいて、今更少々謙虚にならせていただくと、きっと年齢を知った場合の先方は「年の割に」っていうのもあるのかもしれませんし、真実はわかりません。
サービストークかもしれないし。
でも、素直に喜べるのは、ケアを丁寧にしてきた実感があるからというのが大きい。
あと、やっぱり一番は、若くみられようとしてこなかったことも大きい。
仕事の内容によっては、若く見られると損だったりナメられたりすることもすごくあるんです。
だから、わりとしっかりメイクして、口数少なくあまり笑わないみたいなことをしていた頃もありました。
それはそれで無駄でした(笑)
とにかく物事って、熱心に求めてると、ねじ曲がっておかしなことになっていくものなんですよね。
だから、努力はするけど、年齢に関しては力まない。
「なんでそんなに若いの?」っていう言葉は、ふいに言われてサプライズプレゼントを頂いた感覚ぐらいでいます。
このマガジンのタイトルと随分反対のことを言っているように感じられるかもしれませんが、人生において「若く見られようとする」ってそんなに重要なことでもなく、結果そうだったらラッキーぐらいでいいんじゃないかと。
何より一番は、いつも伝えてますが
「自分が気分よくあればいい。自分のためにきれいであればいい」
ということ。
他人の評価ではなく、自分のために自己満足の世界でマニアックに丁寧に肌や髪やボディラインを整えてきた結果「若くみられた」という評価がついてきたら、なんだか時々嬉しいものだねって感覚が一番楽です。
「年齢は数字」だなんて言葉があるけれど、私はそうは思わない。
年齢は年齢であり、そこを無視するのは無理があるし、往生際が悪い。
だったら今の自分の年齢で、これより先に体に起こることをちゃんと理解して、先回りしてベストスコアを目指し続けるほうがいい。
すると不思議。
いつしか自然と若く見えるようになっているものです。
で、若く見えると何が広がるかっていうと、人生の可能性。
それはちょっとしたことから、仕事の選択まで色々です。
ちょっとしたことで言うと、例えばコスメを買う時に、私の場合、だいたい年齢層が実年齢よりだいぶ下向けのものをどんどん進められて、エイジングケアのコスメとか年配の方が好みそうなパッケージや色味を「こちらはまた少し年齢が上の方に人気のもので、お客様にはまだ早い」という言い方で外され、プレゼンテーションされません。
そこで実年齢を伝えると「ああああああっ」と気まずい感じに先方がなるものの、エイジングケア系のものも見せてもらえます。
つまり、情報量も増え、選び放題な世界観が目の前に広がるわけです。
そうやって、見た目の若さはちょっとした時も選択権を広げてくれる。
そもそも
「若く見えますね」
なんて、年を重ねているから言われるわけで、逆に揺るぎないほど自分の本当の年齢を意識せざるをえない。
若い人は言われない言葉なんです。
だから「若く見える」に固執するのは違和感がある。
でも、ふいに言われたら素直に嬉しいし。
それぐらいのスタンス。
このマガジンにいただくご質問で多いのは、肌や髪やボディラインのことにあわせて
「どうしたら、若作りじゃなく、若く見えますか?」
ということ。
これって、実は質問の中に答えがあるんですよね。
シンプルに言えば「若さを作ろう」としないこと。
きちんとケアしてれば「結果、他人が勝手に若く見積もってくれた」ということなだけ。
ただ、どうすればそうなるのかを知りたければ、人が自分の印象を決める時、潜在的にどこを見て決めているかということを意識すると、何をどこをどうすればいいのか、というのがわかってきます。
もともと私は童顔タイプでもありませんし、若見えでものを選んだことも身に付けたこともないんです。
だからきっと、時々とんちんかんなことだってあるのでしょう。
知らんが、それでいいじゃん、と思っています。
年を重ねれば重ねるほど、命のリミットは迫っているわけで、自分が気分のいい時間を大切にしたほうがいい。
「イタいと思われるかもしれない」
などと思って、永遠にわかることのない他人の心の中を想像する時間がもったいない。
それぐらいの割り切りも、年を重ねた人間のもてるひとつの思考なんだと思います。(それをずうずうしいとか年とかいう人は放っておけ)
では、具体的に、どこを押さえれば人は無理なく若くきれいに見えるのか、というところを今日はお話していきたいと思います。
ご質問を頂くまで、若く見える方法を考えたこともなかったのが正直なところ。
きれいに見える方法を研究してきた結果が若く見えただけなので、単純に
【きれいに見える方法】
としても役立てていただける話だと思います。
まとめてみるとすごく面白かったし、今後の自分ん美容法にもどんどん反映できそう。
ぜひ、みなさんの毎日にも活かしてみてください。
ほんっと変わるから!
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