【ikumadoキャリア図鑑】4児の母で駅員さん!美容部員から鉄道会社に転職 わたなべともこさん
わたなべさん基本情報
● フリーター、美容部員をへて鉄道会社の正社員に
学校卒業後の就活は、有名で大きな会社しか受けなかったんですけど、受からなくて。
自暴自棄になって、地元の伊東(静岡県)に戻ったんです。
ファミリーレストランで1年半、フリーターとして働きながら、趣味のブラスバンドをやったりして過ごしました。
親孝行のためにも、会社員になったほうがいいかなと思って、化粧品会社の美容部員になりました。
有名な会社に入れた!といい気分で働いていたんですけど、営業の数字を追いかけることや、女社会の派閥が怖かったりしたのもあって、 とりあえず3年頑張りました。
田舎出身なので、大きい名の知れた会社に入るのが良しと思っていたので、 鉄道会社の中途採用に応募しました。
駅員さんの仕事で、地理を覚えて切符を売ればいいのかな、なんて思っていたら、 24時間以上勤務しないとならないし、警察や救急車を呼んだりすることもあって。
でも、いろんな人が世の中にいるなぁと感じられたし、チームで働くのが面白かった。
3年頑張って、正社員になりました。 その年、職場が一緒だった夫と結婚しました。
●自分を肯定できるようになった「出会い」
第一子を出産して、ばたばたと復職しました。
あまりそのころの記憶がないですね。
二人目の育休復帰後は、同じ職場に戻ったんですけど、そのときの上司が最悪で・・・。
専業主婦の母親がよし、と思っている方でした。 あと、同僚が仕事で先に進んでいくなか、自分だけ置いて行かれるような感じがして、 どうしようかなぁと思ったりしていました。
3人目を授かって、次の復職のときには「変わりたい」と思ったんです。
スーパーママのようなご近所さんや、(ikumadoを立ち上げた)千木良さんと出会いました。
すてきな人たちと出会ったことで、自分に対して肯定的になれたんです。
変われるかもしれない。自分で行動できるかもしれないと思い始めました。
●できることに目を向けて、自分を「褒め褒め」
4人のママですごいね、と言われることもあるんですけど、 全然そんなことはなくて。
できないことを気にしないこと、それだけです。 自分を「褒め褒め」して、できることに目を向けるようにしています。
今日も、子どもを送って時間に間に合った、って自分を褒めました。 自分を褒めると、こどもや、夫のいいところにも気づくようになりました。
いらいらすることもあるけど、 いいにおいのハンドクリームをつけたり、コーヒーをゆっくりドリップしたりして、 自分で気持ちを切り替えられるようになって、今はハッピーです。 やっとスタート地点に立ったなぁと感じています。
●キャリア図鑑(動画)をご覧いただく方法
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