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【図解・体験例アリ!】キャリアアップするパパ育休の考え方4STEP


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‐(プレ)パパに育休取得して欲しいけど、どのように考えて判断できるのか知りたい。
  数か月のパパ育休って大丈夫なのかな…?復帰後の業務とか。。今後のキャリアに響いちゃったら困るし、、


(プレ)ママ・パパさん達のこういった疑問に答えます。


 この記事を書いている私はアラサーのサラリーマンで2年前に3ヶ月の男性育休を取得しました。

従業員数も多い会社ですが、当時は、周りに男性育休を取得している人はほぼいない中、自分のキャリア・プライベートを長期目線で考えたときに、取得が最善と思い、決断しました。

復帰後を考えて取得し、過ごし方も工夫をしていたため結果は大成功!
仕事の質も向上して年度評価も最高評価を獲得。
男性育休に関して会社HPにインタビュー記事掲載されたことと、男性育休セミナーの登壇を実施するなど、人事から引っ張りだこで楽しい思いをさせてもらいました。

更に、嫁が保育士の為、いつもビシバシ育児指導をしてもらってます。

そんな私がパパ育休を取得検討時に考えておいて良かったことを纏めましたので、ぜひ最後まで読んでいただけたら嬉しいです。

本記事の内容:キャリアアップするパパ育休の考え方4STEP紹介

 この順序で考えていければ、パパ育休を諦めていた方も検討しようと思っていただけたり、取得すべき育休期間を算定するヒントになると思います。

 偉そうなことを言ってますが、簡単に言えば仕事と一緒です。

  ①.ゴールを決める
  ②.達成するためのアクションプランを決める
  ③.想定されるリスクを分析をする
  ④.①~③の結果を踏まえて長期的に最善と思う選択肢を取る

 各項目の詳細は今後深ぼっていきますので、
 今回は4STEPの考え方の概要をマルっと解説していきます!

 (個人的には③についてあまり触れられることが少ないと思うのですが、一番大事な項目だと思ってますので、今後重点的に解説していきますし、
皆さんの意見もぜひお聞かせいただければ幸いです!)

STEP1:パパ育休後、どのような状態になっていたいかを決める

 突然ですが(プレ)パパさんは育休を取得してどうなりたいのですかね…?

 厚生労働省の男性育休満足度調査によると、下図の通りで
 【家族の関係をより良くしたい!】がメインかなと思います。

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 ただ、「Step3:リスクを分析をして対策を決める」にも関わってきますが、「それまでの仕事の仕方の、見直しにつながった」(10.3%)が割合少な目なように感じます。

長期パパ育休を取得をする場合は、非常に重要な要素だと考えているため復帰後どうなっていたいのか、<1.家族><2.仕事>の2つの軸で考えるべきと思っています。

また、人を幸せにするには自分も元気でないといけないので、
<3.自分(パパ)>という軸も入れても良いかもしれないですね。

STEP2:そのためにどのような過ごし方をすべきか決める

『パパ育休を取ってから、どのように生活するか考える。』はこれは非常に勿体ないです。
 留学の様に1日1日を大切に過ごす気持ちでいた方が絶対に良いです。

 ただ、どのように過ごすべきかは、STEP1の目標次第で変わるため、
 「ここでは〇〇をやるべきだ!」と書くつもりは無いですが、
 男性育休を取る以上、家事・育児については授乳以外はパパがやるくらいの気持ちでいるべきと思ってます。
 (実際はそこまでのレベルではできなかったですが、、、気持ちだけでも。)

 ただ、<2.仕事><3.自分(パパ)>の軸次第では、夫婦で話し合って
 自己研鑽の時間を作ってあげてください。

 まだまだ長期男性育休取得者の復帰直後は様々な意味で目立ちます。
 それを逆手にとって、復帰直後から上司の期待を超えるアウトプットを出せれば、評価も非常に良くなります。

STEP3:リスク分析をして不安を払拭しましょう

 突然ですが、長期パパ育休のリスクは何でしょうか…?
 
 下図の厚生労働省のパパ育休を取得しなかった理由調査では
 1.収入減、2.職場の雰囲気 3.自分にしかできない仕事がある
 の3つといわれています。

 2番と3番は復帰後の職場環境を心配を気にしているのであれば、
 リスクとしては、育休終了後の収入減になりますね。
 なので、この場合はリスクとしては、短期/長期的な収入減になります。

 ここで、短期/長期的な収入減に対して対応できる計画があれば、
 長期育休はリスクなしで【家族の関係をより良くしたい!】ができそうですね。


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ちなみに、ご存じの方も多いかと思いますが、
育休中は、育休手当は社会保険料が免除になったり、
その手当も給与所得扱いではないため各種税金が安くなったり、
翌年保育園に入園するとなれば保育料も安くなると思います。

ですので、可処分所得(※)で考えると、
一生懸命残業して働いた額とあまり大差ないです。
 (翌年の税金/保育料を考慮すれば、手取りの9割が貰える感覚)
 ※可処分所得:自分で自由に使える手取り収入のこと

 ですので、リスクと考えるのは「長期的な収入減」だけです。
 そして、一般的にリスクの対応方法は主に4つと言われてます。


 ①.リスクの保有:
  発生した際の影響よりも対応するコストの方が高いため、リスクを受けいれる。
<対応例>:育休復帰後、昇進コースから外れたり、
      あまり得意じゃない分野の業務となり高評価が難しい。
      でも、、「自分がお金持ちなので問題ない。」

 ②.リスクの回避:  
  リスク発生時の影響が大きいため要因を排除すること。
  <対応例>:育休を短期(数日)にして事業影響を軽微にする。
        数日は家族ファーストで生活する。

 ③.リスクの低減:
  リスクの発生を防止、または影響を軽微にすること
  <対応例>:復帰直後から高いパフォーマンスを発揮し、
        高評価を得られるように育休期間中に自己研鑽をする。

 ④.リスクの移転:
  発生するおそれがあるリスクを第3者に移転する
  <対応例>:キャリアアップの転職をする。

個人的におススメは、③×④です。
 転職を意識した自己研鑽をして、復帰後もそのスキルを活かして楽しく業務ができれば継続して同じ会社で働けばよいし、
万が一ネガティブなことが起きても、そのスキルを活かした転職をすればよいです。
 ですので、自分が得たいスキルを習得するのにどの程度時間が必要かも育休の期間を決める要素になりますし、夫婦感で理解が必要です。
 ※私の場合は、育休期間中は大体3h~4h/日程度が自己研鑽に充てられました。パートナーには本当に感謝してます!!

④.①~③の結果を踏まえて長期的に最善と思う選択肢を取る

 ここまでで、ゴールを決めて、アクションを決めて、リスクに対する対応も決めたのであとは決断をするだけです。

 赤ちゃんは瞬く間に成長していきます。

 できることもドンドン増えていきます。

 その瞬間をママからの説明や偶然撮れた動画よりも
 一緒に見て・感動したいはずです。
 
 ですが、ただ何も考えずに長期パパ育休は取得してはいけません。

 「これからは男性育休は当たり前だ。会社は配慮すべきだ!」と思っている人は流石に少ないと思いますが、
 自分の人生を会社の判断に委ねるのは危険すぎるので、
 しっかりとリスクに備えた計画をして、納得いく決断をしてください。

 
 私もその判断のヒントになるようなお手伝いができればと思いますので、
 不安なことがあればぜひDM・コメントしていただければ嬉しいです。


番外編:(例)筆者の育休取得時の考え

ここまで見ていただきありがとうございます!
私が育休を取得した際の考えを記載しますので、イメージを持っていただければと思います。
 ※あくまで育休取得時の目標のため、100%はできては無いです。。。
  具体的な体験記は今後投稿していきます。  

 STEP1:どうなっていたいか?
  <家族>1人で子どもを不安なく世話することができ、
      自分、パートナーの1人の時間を気軽に作ることができる状態 

  <仕事>数年業務をしていて、伸ばしたい・改善したいと
      考えていたスキル・知識を身に着けて、
      復帰直後から活躍できる状態。
      (万が一、復帰後に嫌なことが起きても転職で活用できる
       内容のモノもチョイス)

  <自分>体重が増加傾向だったため、
      食生活を見直し(育休中は料理は基本的には筆者担当)、
      筋トレ・ランニングを開始して、体型を整える。

 STEP2:そのためにどのような過ごし方を決める
  マインド的には心身共に元気なパパが授乳以外の育児・家事は全てやる気持ちでいる。
  ただ、パパ育休中の自己研鑽や自分時間の必要性をパートナーに理解してもらい、家事・育児の分担量を調整。

STEP3:リスク分析をして不安を払拭しましょう
  復帰後即活躍できる・転職できるようなスキルを身に着ける

STEP4:①~③の結果を踏まえて長期的に最善と思う選択肢を取る
  ①~③を検討した結果<家族>、<仕事>、<自分>の全ての軸が『〇』だったため、長期育休取得を決断しました!
  <家族>〇:出産後のパートナーや子どものケアができ、
        育休復帰後も育児・家事の不安は無い状態になる。

  <仕事>〇:育休前は多忙を言い訳にしていて
        始められなかった自己研鑽をして、
        復帰直後から自信を持って業務ができるようにする。
        また、復帰後の転職も視野に入れる。

  <自分>〇:生活習慣を改善して、健康になる。体重▲kg減!

まとめ:図解あるよ!(忙しい人はココだけでも見てね!)

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最後に ~SNSの輪を広げよう~
・instagramも始めます!(近日公開予定)
・パパ育休取得に興味がある(プレ)パパ・ママさんのお悩みを解決する
 お手伝いができらたいいなと思っていますので、
 お悩みがあればコメント・DMお気軽にしてください☆
・僕も2022年夏にパパ育休を取得予定ですので、皆さんとやり取りをして 
 様々な考えを吸収できたら嬉しいです!
・スキ&フォローよろしくね!

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