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流されるのが幸せか

 今日の一言はウィンストン・チャーチル。「凧が一番高く上がるのは、風に向かっている時である。風に流されている時ではない」
Kites rise highest against the wind – not wind.   Winston Churchill

 風に流されるのが楽だと頭ではわかっていても、向かうしかない、もしくは向かう形になってしまう人もいると思います。しかし、私もそのタイプです。楽に生きたいにもかかわらず自然と風に向かってしまう人は誰よりも高く天空に舞い上がる可能性を秘めています。

巻かれる事を選ばなかった
 チャーチルが首相就任当時、ナチスの勢いは盛んで中部欧州を席巻していました。前首相のネヴィル・チェンバレンはヒトラーとの宥和政策を模索するする状態。イギリス国民はこのままでは自国も危ないという危機感を抱き、当選したのがチャーチルでした。チャーチルは中部欧州に吹き荒れたナチスという風に流されることを選びませんでした。流されたところで英国の未来は安泰ではないと理解していたからです。

自由意思はない
 風に巻かれたらどこに連れて行かれるかわからず、自分の意思は無視されます。しかし、抗えば自分の意思で高く舞い上がる事もできます。私は自分を不当に貶める環境に置かれたときにはその場を去り、気の合う場を探しに行くようにしています。安心、安全な場を自分の中に持っておくと不当に扱われる場での消耗が減ります。依存する度合いが低下するからです。

抗う力
 抗わなければならない形になるのは損で、労力を使うという考えもあります。実際にその通りかもしれません。しかし、風向きをうまく読んでうまく抗う事で巻かれるよりも高く舞い上がり、自由になります。大事なのは闇雲に抗わず、よく読んで舞い上がる角度を考えておく事です。その際、核になるのは最終的には自分の強みの深い理解と強い意思です。この二つがあれば常に大丈夫というわけではありませんが、ないとどうにもなりません。自分を掘り下げて強みを理解したいという方はお手伝いします。今日も良い一日を。

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#強みに熱狂 #風向き #経営 #マネジメント #スキしてみて

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