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ロンドン①【文豪や荒くれの集うパブ】

こんにちは。いこです。
イギリスのロンドンに来ています。

1ヶ月間のヨーロッパ周遊もいよいよ大詰め。最終目的地ロンドンに到達しました。

とりあえずパブに行ってみよう

ベルギーからの移動で少し疲れたので、とりあえずビールを飲んで体を休めることにします。

↑こーんな細い路地を抜けて……

1623年創業の、チャールズ・ディケンズが通ったというロンドンのパブ「The Lamb & Flag」。

↑イギリスではビールを飲ませてくれる店を「バー」といわず、「パブ」といいます。

↑オシャレな店内。ビールのラインナップがベルギーやドイツとは違いますね〜!

↑ロンドンで一番有名なビール「LONDON PRIDE」。ものすごく飲みやすいエールビールです。なるほど人気出そう!

↑スコッチエッグ。とろとろの半熟たまごがたまらない!

↑文豪が通ったパブ。この雰囲気はたしかに通いたくなりますね〜。

元気になったのでホテルに帰って就寝。

翌日。
それではロンドン散策をしてみようと思います。

Limeバイクを発見

ヨーロッパ各所で大活躍の電動キックボードLime(ライム)。ロンドンでは電動自転車がありました。同じようにLimeアプリでスキャンして動かせました。

↑この歩道横の黄色いラインが自転車用のレーン。

↑イギリスは日本と同じ左側通行。

自転車を漕いでロンドン塔方面へ向かっていきます。

ロンドンは都会ですね! 奥にある近代的なビルも含めて、なかなかいい風景です。

テムズ川。水量豊かです。

ロンドン塔を見てみよう

ロンドン塔に着きました!
ここは王の宮殿だったほか、処刑にも使われていたという、イギリスの影の部分を感じられる場所です。

↑トレイダーズ・ゲート。反逆者の門。ロンドン塔はかつて、水門で行き来していたそうです。多くの犯罪者がこの階段を通ったので、ここをこの名前で呼ぶんだとか。

↑エドワード1世が建てたセント・トマス・タワー。

↑エドワード1世の寝室。豪華、かなあ……?

↑ヘンリー3世が建てたウェイクフィールドタワー。

↑礼拝に使われていた部屋。

↑なんなんだろうこの模様。笑いがこみ上げる……

↑1536年にアン・ブーリンの裁判が行われたグレート・ホールのあった場所。ヘンリー8世から不貞の罪を問われて2週間ロンドン塔に幽閉。斬首刑。

アン・ブーリンについては『ブーリン家の姉妹』という映画が面白かったです。

↑テューダー朝の頃のイギリスの様子もよく分かる映画です。

ロンドン塔の散策を続けましょう!

↑ロンドン塔にはカラスが飼育されています。

『ロンドン塔からカラスがいなくなると、王家が滅び、ロンドン塔が崩れる』
という言い伝えから、伝統的に飼われているそうなんですが、こんなに大事にされるカラスも珍しいんじゃないでしょうか。

↑めちゃくちゃでかいカラス。

↑左手に見えるのはタワー・ブリッジ。
この橋は19世紀以前にはなく、対岸から橋でテムズ川を渡ることはできなかったそうです。

兵士たちの装備

絵のように何も身につけていないとたいへんですから、兵士たちはしっかり装備を身につけます。

↑チェインメイル。思ったより軽い。

↑兜。かぶってみましたが、めちゃくちゃ重いです(笑)

↑ボウ。

処刑場を見てみよう

エリザベス1世の母親アン・ブーリンが処刑されたのはこのあたり。

血なまぐさい処刑の場でもあったロンドン塔ですが、実はここに幽閉されるのは、かなり選ばれた一部の人々だけ。処刑された人数も、ごくわずか。

↑ビーチャムタワーの暖炉の上に刻まれた、アランデル伯爵の文章。

『キリストのためにこの世の苦難に耐えれば、来世はキリストの栄光に満ちたものになるだろう』

宗教的な理由で10年間ここに幽閉された伯爵が、みじめな暮らしを訴えた手紙も残っているそうです。

↑クイーンズハウス。今残っている、貴重なテューダー朝時代の建物。
今でいうテロリスト集団のリーダー、ガイ・フォークスが幽閉されていた場所らしいです。

12歳のエドワード5世と弟が幽閉されていたというブラッディタワーもありました。

ホワイトタワー

↑ロンドン塔で一番古いホワイトタワー。

↑ヘンリー8世の甲冑が展示されてました。強そう。下半身もしっかり防御されてます(笑)

↑900年以上使われている礼拝堂。

ロンドン塔は、**ちょっと人が多すぎました(笑) **一つ一つの塔に入るのに、常に並ぶので閉口しましたね。。
人がもう少しすくなければ、もっと風情を感じられたようにも思います。

ロンドンの洗礼を受ける

ロンドン塔観光中、めちゃくちゃ困ったのが天候。朝はすっきり晴れてたのに、いつのまにか
雲が垂れ込めていて、いきなり降り出すんですよ。

めっちゃ大きい雨つぶが、ものすごい勢いで落ちてくる。傘を持ってきてましたが、それでもまるで役に立ちませんでした(笑)

で、5分後にこれですよ。

ロンドンわけわからん(笑)

僕は山陰の島根県に10年間ほど住んでいたので、理不尽な天候悪化には慣れているつもりでしたが、ロンドンはこの後も天候がめまぐるしく変わったので、正直、理解をこえました。

なんと浸水。
ロンドンの水はけ悪すぎる笑笑

テムズ川を眺めながらビールを飲もう

歩き回って疲れたのでビールを飲まなければいけません。

老舗「THE PROSPECT OF WHITBY」(プロスペクト・オブ・ウィトビー)へ。

1520年創業のこのパブ。テムズ川に面しているため、港を利用する荒くれの巣窟だったらしく。

↑ここに悪漢たちが集っていたそうな(笑)

↑「BEAVER TOWN NECK OIL」を注文。さわやかな見た目と裏腹に、ホップのびりっと感も楽しめるIPA。

ビール片手にテラスに出て、テムズ川を眺めてみました。

うーん、超汚い(笑笑)

調べたところによるとテムズ川は、めちゃくちゃ汚い川ということで、歴史的に有名らしいです(笑) 大英帝国はなんでもできたけど、テムズ川の掃除はできなかったんだ……。

ん? なにかぶらさがってますね。

く、首吊りロープ……!!

なんでもこのロープ、ここでキャプテンキッドが吊るされたという逸話にもとづいているとか。ほんまかいな(笑)

↑パイ。中を開くと……

↑赤ワイン入りビーフシチュー! とろとろでとても美味しい。

「イギリスはご飯が美味しくない」という前評判でしたが、今のところ楽しめています(笑)

もう一軒だ!

テムズ川沿いをゆっくり散歩して、次のパブへ向かいます。

↑なにかを訴える壁

↑ちょっと上海の外灘(バンド)に似た景色。というより、歴史的に上海がイギリスに似てるんですね。

↑「The Craft Beer Co. Limehouse」へ。

↑「Batman APA」。イギリスはやはりペールエールやIPAが豊富です。これも日本では出回っていないビールですが、クラフトビールが盛り上がっているのが分かります。

今日はこのへんにしておきましょう。
明日は大英博物館に行ってみるつもりです!

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