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送球イップスは治さず、直そう!!

これを読んでいる方は、送球イップスが何かはご存知で、ご本人もしくは知人が悩んでいて色々調べたりしていると思いますので説明は割愛させていただきます。

私もイップスで長年、苦しみ色々な方法を試してきました。

今は、イップスが出ることもなく楽しく野球ができているので、その方法を紹介します。


大前提として!!

タイトルの繰り返しですが、

イップスは
「治そうと思うより直す」
方が簡単で、
手っ取り早いです。

イップスに限らず、スポーツ・仕事などでもそうですが、不具合が発生する大元の原因を無くすのは、かなり難しいです。
しかし、そこに至る要因を排除することで発生を抑えられたという経験はないでしょうか?

例えば、不具合ではないですが構造をわかりやすくいうと

「スイッチ」を押して「配線」に電気が通って
「電球が点灯」するという構造がある場合、
電球を点灯させないようにするには、
方法は大まかに、2つです。

・1つ目

「スイッチを押さないでね!」って言う。
ソフト対策

・2つ目

 配線を切っておく
(電気を通らないようにしとく)
ハード対策

どちらが確実かは明らかですよね?

イップスと何の関係があんのっ!!

と思いました?

もし思ったとしたら、少し考えて下さい。
なぜイップスが発症するのかを。

そう!

緊張です!!
(上記の1つ目にあたる部分とします)

が、

これを解決するのは至難の技です。
もし方法があるとすれば、
「年齢による、落ち着き」
ですが、待ってられますか?

すぐに、投げられるように
なりたくないですか?

ならば、やる事は自ずと決まってきます。

重要なのは、

変なフォーム(主にリリース方法)では、
投げれないようにすることです。
(上記の2つ目にあたる部分とします)

電気配線の様に完全に、緊張による要因を遮断する事は出来ませんが、

技術を磨く方が合理的で楽しいです。

全部説明すると長くなるので続きは知りたい方だけどうそ!

あっ!技術的ではないですが、

一応、1つだけイップスに逆効果で、やめておいた方がいい練習を書いておきます。

遠投です。
(近いキョリでの全力投球も同様)

なぜか?

イップスに悩んでいる人の多く(ほとんど)は、近いキョリでの送球が出来ないのです。
つまり、6割くらいの力での送球が出来ないということです。

その人に遠投なんかさせたらどうなるでしょう?

「全力だったら投げれるのに」

「近いキョリだと難しい」

のイメージが強くなります。

そもそも、緊張するのに、
これ以上の緊張は、お腹いっぱいです。

しかし、遠投は伸びのある球を投げる為には、とても良い練習ですので、イップスが出なくなってから正しいフォームで行うようにしてください。

それでは、どうしたらいいか気になる方には本題です。

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