暮らす実験室|市原史帆

大分県竹田市に移住して、暮らす実験室という2つのシェアハウスをやってます。みんなで田ん…

暮らす実験室|市原史帆

大分県竹田市に移住して、暮らす実験室という2つのシェアハウスをやってます。みんなで田んぼやったり、DIYをしたり、心地よさを基準としたてづくりの暮らしを楽しんでいます。

マガジン

  • DIY・リノベの記録

    大分県竹田市につくったシェアハウス「暮らす実験室SIKA」をセルフリノベーションした一年半の記録です。

  • シェアハウスの記録

    大分県竹田市の多世代シェアハウス。暮らす実験室でのできごとをつづります。

  • シェアハウスの米づくり

    農薬・化学肥料を使わずに、みんなでシェアハウス米をつくる様子をまとめました。

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小さな田舎町に、2軒もシェアハウスをつくるつもりなんてなかった

やるつもりなんてなかったのに、気付いたら自分の中でやることが決まってしまっていて、ごく自然に「大きな決断」をしている。そんな経験はないでしょうか。 私たちは、2016年に東京からここ大分県竹田市に家族で移住してきました。それから、現在の間に、2軒のシェアハウスをセルフリノベーションしてオープンしました。1軒目のシェアハウスにはオーナーである私たち家族(夫婦と3人の子どもの5人)が住人とともに住んでいます。 >>暮らす実験室サイト 移住も、1つ目のシェアハウスも、2つ目の

    • DIYで古民家リノベ|5部屋のビフォーアフターを劇的変化ランキングで紹介してみた

      暮らす実験室というシェアハウスを作るまでのセルフリノベーションの様子を紹介していっています。今回は5つある個室がどんなふうにリノベされたのか、ビフォーアフターを紹介しながらお伝えしたいと思います。 劇的変化ランキング形式でいこうかな〜。 『暮らす実験室 SIKA はじまりの物語』 私たちは、大分県竹田市という小さな都市の城下町で2つのシェアハウスを運営しています。<暮らし方の実験を>をテーマにしていて、その名も「暮らす実験室」。これは2022年11月にオープンしたばかりの

      • 和室リノベのビフォーアフター。畳からフローリングに変えたり…15工程を紹介します!

        広い、和室のリノベーション。押し入れを入れたら10畳分くらいある、広いこの部屋。 2面に窓があって、一面は広い押し入れ。天井も切り替えがあって、飾り棚あたりにはこだわりの装飾が見られます。 これをどう活かすか、迷いました。 完全に装飾を取り払って無印的なシンプルデザインにすれば確実におしゃれだけど、なんだかそれももったいない。活かせるものは活かしたい。 ということで、色味を整えて、床を畳からフローリングに変更すると言う、比較的少ない工程で仕上げたこの部屋ですが…。実は

        • 夫をボコボコに殴ってしまった夜と、再生の話

          わたしは、夫のまさしをボコボコに殴ってしまったことがあります。全力だったので、ボコボコと言っていますが、パーだったし、ベチベチくらいの力だったかもしれません。 この話、するとウケるので何度かしてきました。ウケるので単純にうれしいのですが、もやもやもありました。罪悪感というか、かっこ悪さというか、仕方なかったと言い訳したい気分、なんだったんだろうあれは?という感情。 殴った流れを説明するには、私たちが2つ目のシェアハウスを作ろうとセルフリノベーションしていいた物件の一部がシ

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          シロアリ事件簿!自分の家の大事なとこがボロボロに喰われてたらどうする?

          リノベーション中に、物件の大事な梁(はり)が、シロアリに食われてスカスカになっていることがわかったときの話を書こうと思います。 私たちは、リノベのプロでもなんでもなく、折り紙が得意だった延長で、ペンキ塗ったり漆喰塗ったり、壁作ったり、壊しちゃったりしていて。好心と無鉄砲さで、リノベのハードルを無自覚なまま超えていました。 ※実際に、プランの実施の前には大工さんなどプロの意見を聞いていましたが。 私たちが何をしていたかというと、大分県竹田市の城下町に2軒目のシェアハウスをつ

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          おためし移住プランからの視線のおすそ分けの話など|今週のシェアハウス通信

          大分県竹田市にある2つのシェアハウス暮らす実験室を運営する市原史帆です。今週あった出来事を振り返ってみましょう〜。 新しい出会い。おためしステイで2人がきてくれました人間関係が固定化しすぎるとつまらなくなるし、流動的すぎるとさびしく不安になるという、ぜいたくな性格なわたくし。でも多くの人が、同じようなことを感じてるんじゃないかな〜と勝手に思ってます。 今週は、移住を考えている2人が、おためし暮らしをしにきてくれました。新旧住人と、その2人。たくさんしゃべって、ごはんを食べ

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          シェアハウスで2月にあったこと〜生きてるうちにやりたいことやるに、一歩前進〜

          あっという間に2月が終わり、3月。2月の暮らす実験室IKIを振り返ってみましょ〜。 新住人の ののちゃん現る京都から新しいシェアハウス「暮らす実験室SIKA」に引っ越してきてくれたののちゃん。初めての滞在はDIYボランティアとしてきてくれた彼女。 自然体で、飾らないのにかっこいい。しなやかで、りんとしてる。 場所の空気を染めるでもなく、変えてくれる。 そんなののちゃんに選んでもらえて、痺れるうれしさ。 SNSを計画的にアップした!長く「暮らす実験室」を知ってくれている方

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          やっちまったな?天井をぶっ壊したら待ってたことたち

          子どもの頃、折り紙が好きでした。既存の折り方だけでなく、ちょっと工夫して新しい折り方を開発したり、1枚の折り紙を様々な大きさに切り分けて入れ子構造の折り紙の箱を作ったり。 DIYもはじめは、折り紙の延長でした。ちょっとした工夫が、自分のオリジナルの欲しいものを形づくっていくというよろこびを楽しむ。 どのタイミングが「あれ?やばい」だったのか。もしかしたら、今回紹介する「天井をぶっ壊して、天井剥き出しの、抜け感のある天井をつくっていた時」。 このときに、「あれ、やばい。こ

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          壁をぶち抜く!リノベってそんなもんでしょ?と思ってやったら超大変だった話

          よくリノベーション事例で「壁を取り払い、低かった天井も壊し、開放感のある広々とした空間を作りました」って書いてるじゃないですか。「低い天井を取り払ったら、立派な梁と趣ある木の天井が現れ、それを生かすことにしました」とか。めっちゃあるじゃないですか。 私たちのリノベーションでも、やりました。「壁を取り払い、低かった天井も壊し、T H E・開放感のある広々とした空間」を作ったのでございます。 いや。これ、まじで大変だったよ。 世のリノベプロフェッショナルのみなさん「壁壊しま

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          家を買った!調子にのっていた!リノベも古民家もなめていたのである

          移住先の大分県竹田市で、2つ目のシェアハウスにしたい!と思える物件に出会ってしまったわたしたち。もうひとつシェアハウス をつくる予定なんてなかったのに、建物の魅力にやられ、まぁ買えなくもないという値段が背中を押し、元歯医者さんの診療所+5D Kという大きな物件を、私たちは購入してしまいました。2021年の2月のことでした。 >>なかがどんなだったかはこちら その後は、セルフリノベーションターイムに突入でございます。 わたしたちは、1つ目のシェアハウス「暮らす実験室 IK

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          買うか?やめるか!?築50年を超えるボロボロの家が、とてつもなく魅力的に見えたあの日

          わたしたちが出会った、古い二階建ての家。一階の一部は元歯医者さんで、あとは5D Kの居住空間でした。 大きな家を探していたわけでもなかったのに、「管理物件」と書かれた看板を見つけたわたしたちはその場で不動産屋に電話して、翌日に内見をしたのでした。 その時の様子は <#1 小さな田舎町に、2軒もシェアハウスをつくるつもりなんてなかった>で書いてみました。 それはのちに、私たちのシェアハウスとなる物件なのですが…。<OPENした様子はこちら> 今日は、その空間がどんなもの

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          手植えで田植えする手順とコツ|はじめての稲作

          先週したはじめての「シェアハウス米」の田植え! 今回は、私たちがした田植えの手順を書いておこうと思います。 (来年忘れちゃうかもしれないしね) ▼シェアハウス米について 大分県竹田市のシェアハウス「暮らす実験室 IKI」が、農薬・化学肥料を使わず農業をしている高須さんと一緒に耕作放棄地を活用した米づくりをはじめました。 今年一年目、知識ゼロの私たちに、高須さんが手取り足取り教えてくれる稲作情報が学びになりすぎるので、備忘兼、シェアとして、米づくり情報を記録しはじめま

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          手植えで田植え!ひょろひょろ、すかすかの田んぼに驚く

          6/19にしたはじめての「シェアハウス米」の田植え。 農薬・化学肥料を使わず、なるべく人力で、耕作放棄地を活用した米づくり。 これまでも田植えのお手伝いをしたことはあったけど、これまでとちがっていて、びっくり。 なんか すかすか ひょろひょろ なのでございます。 すかすか・ひょろひょろの理由私たちに米づくりを教えてくれてる「百姓」高須さんは主に自然栽培の農法に学んで、自分なりにアレンジして米づくりをしています。 そんな高須さんの稲作の方法は、慣行栽培の方法とは

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          シェアハウス米作りスタート。完全シロウトが、農薬・化学肥料を使わない稲作を

          今年、初めての「稲作」をスタートしました。シェアハウスとしての米づくりなので「シェアハウス米」作りがはじまったのでございます。 農薬・化学肥料を使わない、自然栽培に学びながら農業をしている「百姓」高須さんに教えてもらい(とういうか、今んところおんぶに抱っこしてもらって)、この春から準備して来ました。 先週の日曜日が、田植えの日。子どもも合わせると20人くらいの人が来てくれて、一反三畝の田んぼに次々と「手植え」で稲が植えられていきました。 いや〜楽しかった!!!!!!

          シェアハウス米作りスタート。完全シロウトが、農薬・化学肥料を使わない稲作を