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DIYで古民家リノベ|5部屋のビフォーアフターを劇的変化ランキングで紹介してみた

暮らす実験室というシェアハウスを作るまでのセルフリノベーションの様子を紹介していっています。今回は5つある個室がどんなふうにリノベされたのか、ビフォーアフターを紹介しながらお伝えしたいと思います。

劇的変化ランキング形式でいこうかな〜。

『暮らす実験室 SIKA はじまりの物語』
私たちは、大分県竹田市という小さな都市の城下町で2つのシェアハウスを運営しています。<暮らし方の実験を>をテーマにしていて、その名も「暮らす実験室」。これは2022年11月にオープンしたばかりの2つ目のシェアハウス「暮らす実験室 SIKA」が、1年半のセルフリノベーションを経てできるまでのあれこれを物語として綴ったものです。<毎週金曜日更新>

5位|インテリアでぐっと変わった

一番シンプルな工程でいい感じの部屋となったのがここ。

まずは、ビフォー

シンプルな白ベースのお部屋
壁紙が汚れており、少し古臭い柄でした
暖炉を取り外したエリア、ベニヤ剥き出しでした

そして、アフター!!イエイ!

漆喰の壁
光さしていい感じ


この部屋でのDIYの工程

  • 漆喰塗り

  • 棚づくり

  • ドア作り

ボランティアのアンナとたまちゃんが、古材を使ってドアをリメイク
いい感じになりました〜
  • 家具のリメイク

古い板に、取り外した柱をつけてテーブルに
奥のタンスは、サイドに古材を貼り付けてリメイク
拾ってきた食器を照明にリメイク
このタンスもトップに木を貼り付けて。以前はプラスチックみたいな質感でした

ちょっとの材料と道具を買うだけでできるようなことばかりでいい感じに仕上がりました。

4位 床作りが大変だった。「部屋」

前回記事で工程を紹介した、広い和室。

▼ビフォー

ふすまのデザインが古いですね
汚れた畳
汚れが目立つ砂壁

▼そしてアフター

砂壁を真っ白ペンキで塗りました。明るい印象に
床は無垢のフローリングに
押し入れは、紺色ペイントと白カーテンに変更

たたみから、フローリングに変更。防音と断熱を強化したかったため、床下に断熱材を入れたという工程がちょっと大変でした。

この部屋のDIYの工程

  • ペンキ塗り

  • 床を畳からフローリングへ

  • 電気をダクトレールに

  • 押し入れのアレンジ

  • 家具のリメイク

詳細は前の記事をどうぞ!

3位 元歯科技工士さんの部屋と階段下の物置が、寛げるスペースに!

寝たり、仕事したりといった、寛ぐ場所と、収納のエリアをはっきり分けているこの部屋。

▼ビフォー

壁の下半分はコンクリ
上半分はプラスチックベースの特殊素材
こっちは階段したの物置でした

▼アフター

すりガラスも生かして
廊下も漆喰と無垢の床
荷物は全部この部屋におけるあz

わお!

2つのスペースをどうやって1部屋として作ろうかすごく迷いましたが、いい感じになりました!

この部屋のDIYの工程

歯科技工士さんの部屋の改修が大変でした。

床もコンクリ。壁も下半分はコンクリ。壁作り、床作りも一から行って、その上に漆喰を塗って。ペンキをぬって。

あと、倉庫も暗くて、壁もボロボロだったので、石膏ボードをはり、フローリングをはり、ペンキを塗って。見違えるようなきれいな部屋に。

2位 天井も壁も床もつくった!古材が生きる部屋

元々看護師さんたちが休憩するスペースだったらしいこの部屋。小さめの和室でした。

▼ビフォー

たたみ敷で和風の装飾がありました
天井がなぜか屋根みたいな形に

▼アフター

床はグレーのオイルを塗ってシックに
天井はグレーがかった水色
クローゼットは白カーテンで隠して
古材で壁をデコレーションして
ドライフラワーを吊るして

この部屋のDIYの工程

天井もぶっ壊して一からつくった。床もぶっ壊して、床下の通気をよくするために、床下整地したり、湿気が上がってこないように色々したこの部屋。

天井をぶっ壊した時
床をぶっ壊したとき。この後、床下の換気システムを作ったり
漆喰を塗る前の下地作り
壁の漆喰塗って、その後ペンキ
あと一息。

天井・壁・床・ペンキ・そして入口には新たな壁をつくったり、そこを古材でアレンジしたり。いや〜いろんな作業がありました。

1位 キッチンから、寝室へ大変身。外壁までつくったこの部屋

元々はキッチンがあり、リビングとして活用されていたであろうこの部屋。

▼ビフォー

キッチンがあったこの部屋
水の流れが悪くて、壁の一部が腐ってしまっていた
畳敷きで、汚れた壁紙

▼アフター

ベッドがあるところが、元キッチン
奥の壁は外壁から作り直しました
ベッドの手前には、古材でリメイクした棚を
床は、日田杉の無垢材フローリング
棚も手作りしました!ボランティアのかおちゃんが
棚も作って。本や飾りたいものをここに
大分の流木でつくった照明

▼この部屋のDIYの工程

床を一度取っ払って。
床下の整地もしたこの部屋。

実は、床下だけじゃない。一部は、外壁から作りなおしています。

やば。壁ないじゃん!壊したんです。
うち壁も全部一度壊して、中の不都合を確かめて
外壁から作っております。

天井・床・壁の基礎を作り、そこに漆喰・床張りをして…と大変身。大変だったけど、とりわけ思い入れが強い部屋となりました。


自分たちでまさかここまでやるなんて思いもしませんでした。
家を買う→心地よく住めるまで整える
ってことになるので、どこまでやるかは自分で判断できるものではなく、ある程度家の状態が決めてしまうのでしょう。

でも、それを自分たちで行うのか。それとも大工さんやプロに依頼するのかってことは、選択できるはずだけど。なんか、だいたい自分たちでやっちゃったんですよね〜。

次回は、私たちにとって、セルフリノベーション、DIYとはどういうものなのかを考えてみたいと思います。それは、現代社会において「購入」じゃなく「作る」のもつ意味や価値を考えることにもつながるんじゃな〜と思いつつ。

お楽しみに〜。

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毎週金曜日に「暮らす実験室 SIKA はじまりの物語」を更新していきます。
何も考えず壁も屋根もぶっ壊してあたふたしたり。
シロアリ被害に泣いたり。
ほんとうにたくさんの人が助けに来てくれたり。
いろんな出来事を、書き残して行こうと思います。
ぜひ、フォローしてチェックしてみてくださいね。

>>暮らす実験室 SIKAはこんな場所

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