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「信念のつくり方。」


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では、本題。


映画・「ヴィヴィアン・ウエストウッド 最強のエレガンス」を観た。

世界的に有名なファッションブランドであり、デザイナー本人の名でもある【ヴィヴィアン・ウエストウッド】。

彼女がどう成り上がっていったのかを追ったドキュメンタリー映画。

エネルギッシュかつ自由な性格で、魅力的とはこういう人のことを言うんだなと思った。


マジで人間として超好きだ。


ドキュメンタリー映画の部類の中ではかなり面白かったな。



彼女を知ると、信念のつくり方がわかってくる。

それが率直であることだ。


つまり、好き嫌い・良い悪いをハッキリさせること。


「最低ね。クソくらえよ。」
「ゴミみたいで大嫌い。」
「こんなクズ、ファッションショーに出せないわ。」
「見るも無残ね。」


これは服の仕上がりが気に入らなかった時に言った彼女の言葉。
(服だからね、人にじゃないよ。笑)

とにかく彼女は言葉が悪くてもダメなものはダメとハッキリ言うんだよね。


これって意外と多くの人はできていないんじゃないかな。


イヤ・ダメだと思っているのに、同調圧力に負けてイイと言ってしまいがちだ。


たしかに相手との関係や気遣いは大事だから彼女並の表現はしなくて良いとはおもうけど、


ダメなものはダメだとハッキリ言おう。


イヤなものはイヤだとハッキリ言おう。


同調圧力に負けて自分の意見をごまかしたら信念なんて絶対に創れないよ。




もちろんその逆もで、どんなにイヤ・ダメと言われても自分がイイと思ったらイイを貫き通そう。


彼女は駆け出しの頃、自分が手掛けたファッションをバカにされまくった。


しかもテレビで笑いものにもされた。


だけどそんな外野は無視し、イイと思ったファッションを創り続けた結果、

二年連続ブリティッシュ・デザイナー・オブ・ザ・イヤーや大英帝国勲章を受賞したりと社会的にも認められていった。


笑っていた人間も無視できない存在になっていったんだ。



彼女の夫は、

”ズバズバ言いすぎることもあるけど、この種の人間こそがモノゴトを変えていくんだ。”


と言っていた。


好き嫌い・良い悪い、これをハッキリさせられる人間は自分の信念が確立されて世界観ができてくる。


その信念と世界観に人は惹かれついてくる。


だからモノゴトを変えられるんだ。




信念をつくる上で大事なことがもう一つあり、それが知的好奇心を持ち続けることだ。


つまり知らない世界をもっと知ることだ。


彼女の最初の結婚生活は3年で終わってしまった。


その理由は知的好奇心が満たされなかったから。


主婦として家事を行い、外で仕事をする夫を支える。


多くの人が理想的に思う家庭を手にするも、あるとき彼女は気がついた。


”こんなのバカみたいな古臭い茶番劇だ”と。


そう、彼女は本当は外のもっと知りたかったんだ。


夫と別れ飛び出した世界でマルコム・マクラーレンと出会い、伝説のパンクロックバンド・セックスピストルズとも出会う。


このパンクとの出会いが彼女のファッションにも影響を与えたんだ。


知らないを知る。この好奇心がなければ今の彼女の成功は絶対に無いとわかる。


それくら知的好奇心は大切なんだ。


それに知的好奇心を持ち続けられれば、率直さも鍛えられる。

世界が広がっていけば、その分好き嫌い・良い悪いを判断する回数も増えてくるんだからね。



率直であれ。

好奇心を持て。

信念をつくれ。


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