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Ike
2021年2月28日 23:50
ぼくたちは、川をとびこえた。毎日飽きることなく飛んでいた。「あぶねぇぞー。」すれ違う大人に何度も注意された。それでもやめなかった。通学路には幅2mほどの小川が流れていて、毎日小川を飛び越えながら帰っていたのだ。川に入って魚を手づかみしたこともあった。下級生が川に落としたものを拾って、得意げになったこともあった。ある日、「うおぁーー!!」と叫びながら、友達が川に落ちた。もちろん、川に落ちることもあ
2021年2月21日 15:18
「いしやーきいもー、やきいもー。」この声を聞くと思わず駆け寄りたくなる。心地よい響き、香ばしい香り、おじさんの笑顔を感じるからだ。小学生だった私は、焼き芋屋とすれ違うと、無料で焼き芋をもらうことがあった。「小さいのだけど、タダでいいから。」と。焼き芋屋のおじさんは、商品にならなそうな小さな芋をくれた。そして後日、私は祖母の手を引き、焼き芋を買ってくれるよう頼むのだった。祖母が「いつもありがとう
2021年2月15日 23:38
<ご挨拶>どうも。ビジネスマンIkeです。毎日PCとにらめっこして、数字に追われている皆さん。あなたの人生は、ドラマチックで、キラキラしていますか??「私の人生は平凡です。」そんな人生でも、1ページを切り取って文字におこすと、そこにはストーリーがありました。みなさんの人生にも、素晴らしいストーリーがあると信じています。<前書き>2013年3月11日に、ふるさとを思って書いた文章で