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読書術:メモはアウトプットの道標

読書術、今回は読書中の「メモ」の取り方について書いていきたいと思います。近年ではメモの魔力やバレットジャーナルなどが流行ったりと巷でもメモについてのノウハウが注目を浴びているような気がします。その中でも私がお伝えするジャンルは特に読書で使うメモ術です。これは私がこれまでの経験から行きついたものなのでぜひTTPしてください。

1|結論は2つ出る(超重要)

まず皆さんに理解していただきたいのは読書には2つの結論が出ます。
1つ目は本から学んだこと。読んでいく中で知らなかったことを吸収した時などがこれに当たります。
2つ目は本を読む前に「なぜその本を読んだのか」に対して出す答えがあげられます。
多くの人は2つ目が動機で本を購入し、本を読んでいく中で理由を忘れてしまいます。これまで読んだ本の中で「なんでその本を読んだのですか?」と問われて答えられる本はどれほどありますか。また「この本から何を学んで今どう活きているのですか?」と問われてどれほどの人が答えられるのでしょうか。
これを解決するためにメモでは2つの結論を最後に分けて書きます。また慣れるまではメモの最初になぜこの本を選んだのかを書いておいた方がいいと思います。私も未だに書いて読書を始めます。

①本を読んだ理由とそれに対する答え
②本を読んでいく中で学んだこと

最後のまとめは重要と思ったことを箇条書きで3~5つにすることをお勧めします。そしてもし重要箇所が2つ以下だったら20字以下で要約する訓練をするといいでしょう。なぜこの本を読んだのかとこの本から学んだことをまとめることができれば、相手との会話の中で本を紹介することがあったときにスムーズに伝えることができます。

2|わからないこと(言葉)はメモをし、吸収する

読書をしているとよくわからない言葉と遭遇します。その中で読んでいるときは覚えているけど読まなくなったら忘れるということは多いと思います。しかしメモに残しておけば見返したときに自然と復習することができるのでお勧めです。知らないことは愚かですが、知ったことを忘れることも等しく愚かだと思います。特に「この本から吸収しよう」と思った人ほど単語でさえ落としてはならないのです。私の場合はルーズリーフの横に5㎝くらい幅をとってそこに知らない言葉をメモっています。

3|色ペンの使い分けにこだわらない。

メモ術にはよく赤は最重要、青は重要などと書かれていることが多いですが私はあまりそれにこだわって何かが変わったことがないので拘らなくていいと思います。多少こだわっているのは、黒のフリクションを使うこととメモを取った章題に蛍光ラインを引くことくらいです。それ以外はメモによって色が違ったりします。ペンがないからと言って探している時間の方がもったいないのであまりこだわらないことをお勧めします。

4|要約読書より抽出読書

要約力をつけるために読書をするのも間違っているとは言いませんが要約するために本の内容に四苦八苦する必要はないと思います。それよりかは本のどの部分に感銘をうけ自分に何が活きるかを1つずつ考えていった方が効率的だと思います。なので私は結論の大半を箇条書きで済ませています。少し要約をする部分というのは、メモを取りたいけど文が長いなと感じたときに文を簡略化して書いたりします。逆に短い時は文を丸々コピペしています。

要約に拘り過ぎず、本から何を学んでどう活きるのか、活かすのか
「抽出」することに重きを置く

5|メモはデジタルかペーパーか

私は前述したようにルーズリーフを使ってメモを取るので後者のペーパー派なのですが正直どっちでもいいと思います。大切なのはその人自身がどちらの方が見返すか、ということだと思います。私も以前はOneNoteを使ってメモをとっていましたが、とるだけとって全く復習しなかったので本を忘れる愚か者でした。しかしペーパーにしてから独自のメモ術が身についたり、思い出したときに簡単に見れたりとペーパーの方が自分に合っているような気がしています。

番外|メモ参考イメージ

メモ実践

まとめ

読書はあくまで旅行に行く準備ができた状態に過ぎません。つまり旅行してこそ(アウトプットしてこそ)はじめて活きるものと心得るべきです。
同時にアウトプットできる場を見つけることも努力するべきです。
そして常に読書をするときは何のために読んでいるのか読んだのか、そして読了後何が活きているのか意識してみてください。
ではまた!

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