見出し画像

諦めるにはまだ早い、好きなことを続けるために選択したこと

今回は学生時代に起きたお金にまつわるお話です。

はじめに

お金がある、それだけでできる選択肢が増える。

私はお金の都合で大学に行かなかったのもありますが、家の事情もあり高校の時も家から近い範囲、自転車で行けるところまでしか行けないと親に言われることから始まる中一の夏。

しかも当時近くの工業高校に通えとまで言われたが、さすがに当時の僕はなぜ兄は自由に学校選んだのに自分だけ選択肢がないのかとへこむ。
本当はもっと行きたい高校があったがせめて好きなサッカーが強い地元の高校に行くことを選びました。

高校に入ったのはいいが、高2の時に事件が。
なんと兄が通勤途中で交通事故を起こしてしまい、慰謝料とかで家にお金が無くなりました。

そのあと親に『夏の合宿代払えないから』と。

顧問の先生に事情を話し合宿に行かないことに。
皆が夏合宿行っている1週間、やることがなかったので1人で学校に来てボールを蹴っていたけどあの時ほど虚しい時間はなかった。

幸い学校には通えるお金は残っていたので退学とまではならなかったがそれでもサッカーはお金がかかる。
毎月の部費、スパイク等の道具、試合の電車賃や遠征費、昼食代など。

同級生で似たような理由でサッカー部を辞めてバイトするようになった子もいたので自分も辞めなければいけないのかと頭をよぎった。
なんで好きなことをしたいだけなのにできなくなるのか。

この時ばかりは本気で兄を恨みましたね。

バイトを探す

ですがこの時は諦めるという選択が出なかった。
思い立って近所でバイトを探しました。
ただ大半が大学生以上または17時から入れる子という縛りがあり中々見つからなかった。


たまたま朝刊に挟んであったバイト募集のチラシをみて土日の夜だけでもいいと書いてあったから親がいない所で電話し面接へ。

面接に行ったがファミレスのバイトでしたので本当は土日の昼から出て欲しいと言われたが部活引退までは難しいと伝え、その代わり夜なら平日も出られると伝えた。

落ちました。

と思った1週間後お店から電話があり『お盆前に1人辞めてしまって人手がいないからひとまず夜だけでもいいからきて』と

そこから卒業式するまで約1年半ファミレスでお世話になりました。
無事にサッカー部の方も引退まで続けることも出来、3年時の夏合宿には自腹で行くこともできました。

あの時無茶な要求したのに採用してくれた料理長には感謝しかありません。

諦めるのはまだ早い

僕はサッカーは上手くはなくレギュラーでもなかったけど最後まで続けたかった。
完全に意地の張り合いでしたが、あの時諦めるという選択をしたら多分一生家族のせいにしていただろうなと思います。
今でも兄には恨みありますけども。

とにかく最後まで粘ってできる最大限をやって諦めなければ障害は乗り越えられるという大きな経験になった。

今も色んな障害が自分自身に起きていますが、あの時の体験を忘れずに日々チャレンジしていきます。

諦める前に何かできることありませんか?

最後まで読んでくださりありがとうございました。
執筆の励みになりますのでスキ、フォロー、コメントよろしくお願いいたします。
ではまた。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?