五十田水音(いかだみなと)

親友がアルコール依存症で亡くなりました。悲しみや後悔、ああでも僕も色々大変だったなとい…

五十田水音(いかだみなと)

親友がアルコール依存症で亡くなりました。悲しみや後悔、ああでも僕も色々大変だったなという複雑な気持ちを綴ってきます。僕たちと同じ悲しい思いをする人が一人でも減ることを願っています。連絡先https://note.com/ikada_minato/message

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アルコール依存症で亡くなった親友 #5 僕が親友を死なせてしまった理由

春樹君は亡くなる数年前からおかしな症状が出ていたし 亡くなる一か月前には誰が見ても明らかにおかしいと思う状態でした。 亡くなる一か月前、二か月前を振り返ると この時こうしていれば助かっていたであろうシーンは たくさんありました。 僕は春樹君がいなくなっては困ります。 一緒にいてとても楽しかったし 友達として大好きでした。 もうどうなってもいい知るかと見捨てることは絶対にありません。 なぜ親友を助けることができなかったのかあんなに色々おかしな症状があったのに なぜ助けるこ

    • この道が無くなったら終わりと思うなら休んだほうがいい時

      疲れていると たった一つの この道がなくなったら終わりだと思ってしまう 現実としては他にたくさん道があるのに それが見えなくて この道がなくなったら全て終わりなんだと感じる時 休んだほうがいい時なのかもしれない 結果としては意味がないことであったとしても 間違っていたのだとしても 試してみることがある できることがある やることがあるっていいなと思う 為す術なく立ち尽くすしかない時が一番辛くて 間違っているかもしれないけど、と不安はありながらも できることがある時は希望

      • アルコール依存症で亡くなった親友 #27 一番の存在があること

        寂しいというよりは あの日から 僕の時間は止まった 受け入れられない言葉を聞いても ただ「そうですか」と答える その瞬間から僕の心は凍った 僕は長い時間を春樹君と過ごすうちに 満たされるとは何かを知った できるならできるほど良いことに違いはないけど 標準に満たないとか 人と比べてどうとか そんなのどうでもいいことなのかもしれない。 自分にとって一番の存在があること 一緒にいて楽しい人 やっていて楽しいこと ちょっと興味があるもの 今一番好きなこと それが生きるための原

        • アルコール依存症で亡くなった親友 #26 無限だと思っていたものは奇跡の時間だったことを知った

          僕は時間は無限だと思っていた。 僕も、誰でも、いつかは寿命を迎えます。 人間の命は永遠ではないことはわかっています。 しかし平均寿命のような年齢はまだまだ先なので 普段、僕の呼吸が止まる日を考えることはなかった。 あと何年生きられるだろうというよりは 人生は延々と長すぎるなと思っていました。 春樹君がある日突然旅立って 時間は無限ではないことを知った。 春樹君と過ごした なんでもない日常は 素晴らしい時間だった。 今、当たり前に隣にいる人と 一緒にいられることは 奇

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        アルコール依存症で亡くなった親友 #5 僕が親友を死なせてしまった理由

          アルコール依存症で亡くなった親友 #25 性格と病気は区別がつかない

          なんの病気でもそうだけど 性格と病気は区別がつかない。 体調不良でも心が疲れていても 「性格が悪い人」にしか見えない状態になることがある。 そして自分がそうなったことがあっても 人のことは「疲れているんだな」とわからないことも多い。 自分と全く同じ病気でそうなったのならわかるかもしれないけど 別の病気だった時にはわからない時もある。 疲れていたのだとしても 突然、見るからにおかしい人になるわけではない。 普通なのです。 一見普通というよりは普通でしかないくらい普通なのです

          アルコール依存症で亡くなった親友 #25 性格と病気は区別がつかない

          アルコール依存症で亡くなった親友 #24 画像を送るようになってメールが激減した

          携帯電話のキャリアメールは 日々メールを使っていると 古いものから消えていくと思ったので 春樹君が旅立ってからすぐに 春樹君とのメールを全部、スクリーンショットで保存しました。 24時間以上かかったけど 古いメールは消えてしまっていて3年分しか残っていなかったから 頑張れば全部保存できる量でした。 メールを保存して それで何になるのだろうと 虚しさのようなものを感じながらも 保存しておけば思い出になった時に見ることができるから その時、今は見るのが辛くて、だいぶ時間が経って

          アルコール依存症で亡くなった親友 #24 画像を送るようになってメールが激減した

          アルコール依存症で亡くなった親友 #23 人は自分の背景でしか物事を見られない

          多くの人は 自分の背景を他人に敷いて こうであろうと想定する。 それが悪いことだというわけではなくて そういうものなのだと思う。 それを前提に動いたほうが 僕も傷つかないし 人を傷つけなくて済む 僕は快楽を求めてお酒を飲んでいたお酒に対して僕は、ごく一般的な体質です。 飲んだら赤くなって飲みすぎたら具合が悪くなって 飲みすぎるとしばらくは飲みたくなくなるので 過度な飲酒を続けることはできません。 僕がお酒を飲む理由は 飲んだ時のふわっと感という快楽を求めて 飲んでいました

          アルコール依存症で亡くなった親友 #23 人は自分の背景でしか物事を見られない

          アルコール依存症で亡くなった親友 #22 一番好きな季節だったのに今は早く夏が終わって寒くなってほしい

          僕が1年の中で一番楽しみにしている季節は夏です。 寒さが苦手なのもあるけど 夏の雰囲気が好きです。 四季があることは素晴らしいことですが 寒さを全く気にしなくていい季節なんて 1年のうちに3か月くらいしかありません。 毎年、冬になると早く夏が来ないかなと心待ちにしています。 春になってもまだ寒いので早く夏が来ないかなと思います。 僕が一番楽しい季節の夏に 春樹君がいないことがつらい 今は早く夏が終わって 寒くなってくれないかなと 感じている 話は変わるけど 少し前まで

          アルコール依存症で亡くなった親友 #22 一番好きな季節だったのに今は早く夏が終わって寒くなってほしい

          Twitterの連携をしたほうがいいと思うけど面倒

          noteにTwitterを連携したほうがいいと思うけど note用にアカウントを用意するのが面倒 なぜ面倒なのかというと いつの日からかTwitterアカウントを新規作成すると 作ってすぐに凍結するようになった ヘルプから問い合わせれば凍結解除はしてもらえるけど。 Twitterに限らず、なんだか最近のSNSは 何もしていないのにすぐに規制がかかって めんどくさいなと思うようになった 短時間に100回いいねをしたとか アカウントを100個作成したなら規制がかかってもわかる

          Twitterの連携をしたほうがいいと思うけど面倒

          アルコール依存症で亡くなった親友 #21 具合が悪いことに気づけなかった理由

          具合が悪いことは知っていました。 春樹君自身も具合が悪いことは自覚していました。 しかしそれが「いつもより具合が悪いのか」気づけなかったことには、いくつか理由がありました。 春樹君は出会った頃から、20代前半の時点から むくみやすい人でした。 お酒を飲むと顔が大きくなったり、瞼が腫れたりします。 もしかしたらその時から何か体に原因があったのかもしれないけど 20代の時点では、ただの飲みすぎ、ただのむくみだった可能性もあると思います。 そして春樹君は、標準体型で体型など全く

          アルコール依存症で亡くなった親友 #21 具合が悪いことに気づけなかった理由

          アルコール依存症で亡くなった親友 #20 依存症も含めて全ての病気に理解があったら、助けなくていいから批判がなければ

          この世には色んな病気があります。 体の病気、心の病気、怪我、目に見える病気、目に見えない病気、見るからに具合が悪そうな人、言われなければ病気だとわからない人など。 昔の時代では性格、習慣、怠慢などとされていたものも だいぶ時間が経ってから遺伝や病気により仕方なかったものだと判明するものもあります。 体に原因があって不調が起きていることは事実なのに、その時代では発見するための条件が揃っていなくて心のせいにされてしまうものもあります。 5年後、10年後、100年後、1000

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          Windows12は2024年に発売されるのか

          僕はWindows10を使っている。 Windows10のサポートは2025年で終了する。 2025年になったからって電源が入らなくなるわけではないし ウイルスなどのリスクを気にしないなら使い続けることもできるし サポートが切れたからって直ちに危険に晒されるというわけでもない。 そうではあるけど、僕は サポートが切れる前には新しいパソコンを買いたい。 Windows10からWindows11にアップグレードすることもできたけど 壊れたり不具合に見舞われたりしたくないから

          Windows12は2024年に発売されるのか

          アルコール依存症で亡くなった親友 #19 携帯決済を使い始めてから生活が圧迫した

          携帯電話には、携帯電話で買い物をして来月支払う携帯電話の利用料金と一緒に請求されるクレジットカードみたいな決済システムが備わっているけど 春樹君はそれを利用してから生活が圧迫されていったように感じる。 お酒の影響なのかもしれないけど 春樹君はお金の管理だけはとても苦手に見えた。 携帯電話の決済システムを使う以前の生活は普通に回っていた。 余裕ある生活ではないけど ギリギリ生きているような雰囲気はなかった。 親友がいつもより裕福に暮らしていて不思議に思ったある時、なんで今

          アルコール依存症で亡くなった親友 #19 携帯決済を使い始めてから生活が圧迫した

          アルコール依存症で亡くなった親友 #18 どっちみち実家に帰ったほうが良かったと思う

          この猛暑に、春樹君のことを考える。 仮に病院に行ってその病気には対処できていたとしても 春樹君はこの猛暑を乗り越えられるのだろうか。 この暑さの中、お酒の力で エアコンも入れずに寝てしまうようなことも 起こり得る。 過去、通常は驚いて飛び起きるであろう大きめの地震が来ても 「寝てた、気づかなかった」と言っていた。 病院で薬が処方されたとしても お酒をやめていない状態で 薬の管理も難しかったと思う お酒を飲んでいるから 薬を飲んだか飲んでいないか覚えていなくて 一錠飲むとこ

          アルコール依存症で亡くなった親友 #18 どっちみち実家に帰ったほうが良かったと思う

          アルコール依存症で亡くなった親友 #17 長年大量飲酒をしている場合は自己判断で突然酒をやめるのも危ない

          お酒はやめたほうがいいことに違いはありません。 しかし、長年大量飲酒を続けている人が ある日突然、自己判断でお酒をやめることも危険だと思います。 依存度が強かったり、大量飲酒を続けてきた場合は 自力でやめようとせずに病院の管理下で断酒をしたほうが 安全性は上がるのではないかと考えています。 アルコール依存症を発症していないのなら自己判断でやめてもいいのかもしれないけどアルコール依存症を発症していないのなら 自己判断でやめてもいいのかもしれませんが どこからがアルコール依存

          アルコール依存症で亡くなった親友 #17 長年大量飲酒をしている場合は自己判断で突然酒をやめるのも危ない

          2019年まではゆっくりと時間が進んでいたのにコロナ禍以降あっという間に時が過ぎた

          思い返すと2018年や2019年、世がコロナ禍になる前は あんなこともあったなこんなこともあったなと色々思い出せるし 1年1年ゆっくりと時間が進んでいたのに コロナ禍になってからは1年も2年も一瞬にして過ぎ去ったと思うくらい あまり記憶がない。 1日1日のやることはあるし、その時は時間が経つのが早いとは思っていないけど、目に焼きつくような場面があまりなかった。 旅行も外食も控えて日常としての外出しかしなくなった。 以前と違う時間の感覚 何年でも一瞬にして過ぎるような時間の速

          2019年まではゆっくりと時間が進んでいたのにコロナ禍以降あっという間に時が過ぎた