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アルコール依存症で亡くなった親友 #17 長年大量飲酒をしている場合は自己判断で突然酒をやめるのも危ない

お酒はやめたほうがいいことに違いはありません。
しかし、長年大量飲酒を続けている人が
ある日突然、自己判断でお酒をやめることも危険だと思います。

依存度が強かったり、大量飲酒を続けてきた場合は
自力でやめようとせずに病院の管理下で断酒をしたほうが
安全性は上がるのではないかと考えています。


アルコール依存症を発症していないのなら自己判断でやめてもいいのかもしれないけど

アルコール依存症を発症していないのなら
自己判断でやめてもいいのかもしれませんが
どこからがアルコール依存症なのか
素人にはわからないので
お酒のことで悩んでいるのなら
専門家を頼ったほうが良いと思います。

アルコール依存症を患っている状態で
自力でお酒をやめようとしたり
周囲の人が本人の意志でやめることができると思うことによって
本人も周囲の人も疲れていきます。

アルコール依存症とは脳の病気であって
本人の意志や性格の問題ではありません。
手を骨折したら手に自由が利かなくなります、それと同じように
アルコール依存症もお酒によって脳が侵され
脳から正しく指令を出せなくなることによって
体に自由が利かなくなります。
脳の病気と言うと心の病気のように感じるかもしれないけど
心の病気というよりは体の病気と表現するほうが近いように感じます。
アルコールによって脳が正常に働かなくなってしまった状態です。

アルコール依存症の状態で、飲み続けることも危険だけど、ある日突然お酒をやめることも危ない

依存症の人に対して周囲の人たちは
やめなさいと言ったり
怒りを抱いたりします。
その感情は妥当だと思います。
しかし、アルコール依存症になっている状態の人が
急にお酒を遮断することは
時に命の危険にも及ぶかもしれません。
心にも負担をかけると思いますが
精神的なものだけではなく、
お酒を飲んだ状態が正常だと脳が認識していることによって
やめた時に脳が正常に働かず、様々なリスクが発生します。

お酒は薬物と同じなのに勝手に買って飲めてしまう

病院の元で処方された脳や心に作用する薬も
自己判断でやめると危険なものも存在するようです。
薬を否定するつもりはなく、
病院の管理下で正しく使えば
必要だから処方されているものなのだと思います。

病院で処方される薬は
自己判断での断薬への危険性を忠告されるものもありますが
お酒も脳に作用するものであり薬物と同じで勝手にやめるのは危険です。

お酒はそのへんのコンビニやスーパーで買って
法律さえ守れば、いつでもいくらでも飲めてしまいます。
病院から処方される薬だったら何日分で1日何錠というルールがありますが
お酒の場合は20歳を過ぎていれば、お金があればいくらでも買えます、
アルコール度数が低いお酒でも強いお酒でも自由に選んで
勝手に買って、勝手に飲めます。

お酒は一般人が自由に買って飲めるのに
アルコール依存症になっている場合、
勝手にやめると危険を伴います。

病院で処方される薬とは違って
勝手に買って勝手にやめることができるお酒ですが
お酒も、やめる時は病院の管理下でやめたほうが
リスクを軽減できると感じました。

アルコール離脱症の危険性

アルコール離脱症自体で死亡原因となることは
僕はあまり聞いたことがありませんが
アルコール離脱症によって引き起こされた病気によって
亡くなる原因につながることはあるのではないかと思います。

春樹君はお酒への罪悪感や、やめようとする意志はあって
飲みたい、やめようと何度も繰り返すことによって
体にも大きく負担をかけてしまったのかもしれません。

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