砂風呂は温泉と違うのだ 指宿砂むし会館砂楽レポ
もともと身体が強い方ではないのに加えて
30歳を来年に控え、加齢に伴って？
身体の調子がいい日が少なくなってきた
そんな折、フラッと入った本屋さんで
温活の本をチラリと見て
なるほど身体を温める、を最近してないぞ
一人暮らしになってからシャワーだけで
不調の原因の１つは
お風呂に入っていないことかも、と思い始め
旅行先が鹿児島に決定したときには
身体をぽかっとさせるために
わたしは砂風呂に入るのだ！と意気込んでいた
１.いざ指宿に（移動方法）
鹿児島で砂風呂に入れるのは指宿(いぶすき)
知覧特攻平和会館を見学後、バスで喜入駅へ
喜入駅から
特急 指宿のたまて箱に乗って向かった
(内装が可愛かったのでのちほど記録を残したい)
外観を見た時から既視感あるなと思っていたが
白黒半分はダンガンロンパのモノクマだ
安心してください、平和な列車旅でした🚃
目的地は砂むし会館砂楽
駅から徒歩20分くらいのところにあるので
車が運転できないわたしたちの選択肢は
①徒歩
②駅にある観光センターでレンタサイクル
の2択だと思っていたら
③バス
が存在した
時間が合えば、140円で行けると
観光センターのお姉さんに教えていただいた
🚍バス停乗り場
ということで待つ
今回の旅行で一番好きな写真かもしれない
バス停でまったりとおしゃべりしながら
バスを待つ時間が格別だった
エモいっていう言葉でいいのかわからないけども
どことなく学生時代を思い出して
書き出している目がうるうるするくらい幸せな時間だったな
２. 指宿砂むし会館砂楽
砂風呂のために何か持ってくる必要がなく受付で全て借りれるのが大変助かる
砂むし＋温泉＋浴衣＋インナー＋砂よけ用タオル＋バスタオルで1,750円
男性はインナーが不要なので1,500円
ワクワクしていると受付の張り紙に
「10分くらいで出てください」とのこと
温泉に入る気持ちできているので短いな...残念
と思いつつも更衣室へ
館内は次行く場所を数字で示されていて動線が分かりやすい
更衣室で正真正銘、全裸（ノーパン）になり
インナーと浴衣を着て準備完了
マスクも外して外に出ると
波の音がざぁざぁーっと、そして潮の香り
海にきたのを感じる
お店の方が砂を掘って待機しているので
砂避け用タオルをお渡しして、サポートいただきながら砂のベッドに横たわる、あとは埋められ待ち
上半身に半分にざばぁっと砂がかけられる
う、
え、重
砂ってこんなに重いの？
見た目に反して重量が...
胸に中型犬乗っている感じ
ちょっとだけ息が浅くなって焦る
足も埋まる
拘束されたことはないが
拘束された時のようで動かせない
「温度大丈夫ですか？」
「もっと温かいのがよければ掘りますよ」
とお声がけしてくださる店員さんに
「だ、だいじょうぶです」
と声を絞り出して答えていると
どどどどどっと足から脈を感じる
え？窒息している？何事？
埋まって30秒で既に身体が今まで経験したことない感覚に襲われる
同じことが別のお客さんでも起きていて
店員さんとの会話を盗み聞きすると
どどどどどは砂風呂特有の症状で、特に問題ないとのこと
ふぅと安心をしていると
全身がどんどん暖かくなる
目線の先には綺麗な空のグラデーションと時計
受付で10分短くない？と思っていたわたしはどこへやら、10分持つのか不安になってくる
圧迫感とほてる感覚
そして今まで体験したことない、どどどどど
せっかく来たし10分が入っていたいと
とりあえず目を瞑る
ざざぁ...と波の音と
あぁどどどどどと圧迫感がなければ
コタツでぬくぬく寝ちゃう時に似ているとちょっとうとうとし出すが
10分が限界だった
ぽかぽか大満足じゃ！！
と砂から腕をむんずと出す
おおお軽い、軽いぞ！
あとは上半身の砂をさっくり払って
腹筋を使って、
腹筋を使って...？
腹筋を使って...
あかんまだ重い、もうちょっと払って
腹筋を使って起き上がる
砂って見た目に反して重いことがよくわかった
解放された私の身体はかろやかボディ
シャワーで砂を流して
あとはまったりと温泉につかりデトックス完了
帰りがけにブースターマンホールを見つけて
３番目の推しに出会えてテンションがあがるアラサーでした
ワタシ的イーブイ進化先大好きランキング
１位 エーフィ
２位 ブラッキー
３位 ブースター
なんでイーブイなんだろうと思ったら
指宿
→いぶすき
→いーぶすき
→イーブイ好き！！！
この企画を考えた会議に出たいなと思った笑
砂風呂と温泉はまったく違って
長くは滞在できないけども
どどどどどって面白い感覚だったなー
どどどどどどどどど、ドラえもん
東京から離れ 本の世界に旅行に行きたい ＝✈︎