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【繁盛戦略読本】『真技・小さなお店の儲け方』


小さいからこそ、勝てる!儲かる!
『真技・小さなお店の儲け方』


はじめに。

うちみたいな小さな店は、
細々とやっていくしかないんだよ。

大型店が近くに来たら、
うちなんか、たちまち潰れちゃうよ。

こんな店は、俺の代で終わりだな。

こんなことを言う店主はたくさんいます。

なんて弱気なことを言っているのでしょうか。

そんな考え方をしているから、ダメなのです。
お店なんか、もうやめてしまいなさい。

やる気のないお店に、お客さまは来ません。

あなたは、こんなことを
“これっぽっち”も考えていませんよね。

だったら、大丈夫です。
必ず成功します。

小さなお店だって、やり方次第で、
大きく成長させることも、儲けることもできるのです。

たくさんの成功事例があるじゃないですか。

成功しているのは、特別な人たちじゃありません。

いろんな失敗をしながら、勉強を続けて来たのです。

手を抜かなかっただけです。

年齢も性別も関係ありません。

いますぐに始めましょう。
やり直しましょう。

人生をもっと豊かにすることを目標にしましょう。

ここでは、小さなお店だからこそできる
『儲け方』を解説しています。

あなたのお店です。
オーナーです。
社長です。

自分の力をもっと試してみませんか。


■何のお店なのか。主張をハッキリと表現する。

おたくはどんなお店ですか?

「うちは雑貨屋だ」「肉屋だよ」「ブティックです」
このように答えた方は間違っています。

これらは、業種にすぎません。

そんなお店は、どこにでもあります。

“どんなお店か?”という問いに、
「アジアンテイストのキッチン雑貨なら、
どこにも負けない」
という答えを出したお店は、
『主張がある』売れるお店なのです。

お肉屋さんなら、「黒毛和種を専門に扱ってるよ」。

ブティックなら、「ホステスさんご用達のお店だよ」。

このように、取り扱っている商品を絞り込み、
お店の特長がハッキリとわかるお店に、人は集まります。

そして、絞り込んだ商品の中で品目を増やし、
客層の厚みを増す方法を考えれば、
さらに売り上げは伸びます。

小さなお店では、大手のように、
あらゆる商品を揃えることはできません。

陳列スペースの問題や在庫のこともあります。

逆に、何でも揃うお店では、主張が見えなくなります。

よくある間違いは、売れないから
“あれを置いてみよう、これもいいかも”と、
まったく脈絡のない商品を仕入れてしまうことです。

「生活提案」という意味で、
関連性のある商品を揃えることは
戦略的に正しいのですが、
“売れているから”とか“流行しそうだ”
というだけで置いてしまうと、
何の主張もポリシーもないお店になってしまいます。

小さなお店だからこそ、
専門店化するくらいの気持ちで、
主張を創り出す必要があるのです。

お客さまから見て、
“こんなお店”ということがハッキリとわかれば、
それを求める人たちがたくさん集まって来ます。

「他のお客さまはいらない」というくらいの気持ちで、
強い主張をしましょう。

主張が強いほど、店舗面積の割合以上に、
能力を発揮できるのです。

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