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【売れるマーケ】「常識はずれ」は、新しいチャンス!

朝の4時、5時から開店する居酒屋をご存知でしょうか。

特殊なお店のように感じますが、
実はごく普通に存在します。

しかも、かなりの数です。

朝出勤して、夕方仕事が終わる方には、
ピンとこないかもしれませんが、世の中には、
昼夜逆転の生活をしている人がたくさんいます。

24時間稼働の工場、夜行バス、長距離トラック、
コンビニ、警備会社などの仕事をしている人は、
夜中働いて、朝帰宅し、昼間は寝ています。

そんな人たちの“アフターファイブ”に必要なお店として、
朝早くから居酒屋を開けているのです。

覗いてみると、非常に賑わっています。

出勤する人たちが足早に歩いている傍ら、
赤い顔をして、楽しそうにお酒を飲んでいるのです。

ある種、不思議な光景にも見えます。

ごく普通の生活をしている人から見ると、
“常識はずれ”なのですが、
当人たちにとっては、とても有り難いお店なのです。

商売がウマくいっていないと思う人は、
“常識”を疑ってみましょう。

古くからのやり方に、
疑問さえ持ったことが無いのでは?

パン屋とは、こういうものだ。
家具屋、呉服屋の商売は、こうあるべきだ。

そんな、業界の常識に囚われていると、
いまの厳しい状況を生き抜くことはできません。

古本屋の「ブックオフ」は、
誰もが知っていると思いますが、
いまや古本屋の代名詞となっています。

この会社も、古本屋の常識を根底から覆したことで、
成功しています。

従来は、古本屋の店主が、プロとして本を査定し、
その価値に合った価格をつけて、
価値に納得したお客さまが買いに来るのが、
“常識”でした。

しかし、ブックオフにプロはいません。

定価の1割で買い取り、5割で販売。
3ヵ月経てば、すべて100円。(創業当時)

「本の価値」という古本屋の常識を捨て去り、
単純な“リサイクル”の概念で、
完全なシステム化を実現しています。

その結果が、今日の成長に繋がっているのです。

業界では常識はずれであったとしても、
お客さまの目線に立って、
それが望ましいことであるなら、
商売人は、その想いを実現してあげなければいけません。

やがて、そこに新しい常識が生まれます。
同時に、新しいビジネスの誕生でもあります。

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