【繁盛戦略読本】『ビジネスゴールドラッシュ 稼げる金脈地図』
どこを掘っても金が埋まっていた時代は、終わりました。
いま、ビジネスの金脈を探すことは、非常に困難です。
ビジネスセンスに優れている大企業でさえ、
打つ手が無い状況です。
しかし、遠くを望遠鏡で見ているだけでは、
足下の金脈に気づかないこともあります。
すぐ近くにあるのです。
まずは、足の下を掘ってください。
じっくり探せば、見落としていた金脈を
探り当てることもできます。
あなたの身近な場所に、眠っているものです。
本稿は、金脈探しをお手伝いするための地図なのです。
■364日のクリスマスイブのために。
これは、クリスマスグッズ専門店の
キャッチフレーズです。
従来の考え方では、クリスマス用品を売るのは、
11月頃からという発想になりますが、
それでは専門店として、通年営業することはできません。
そこで、
“大切なクリスマスのために、
1年をかけてグッズを揃えませんか”
と提案することで、
1年中、心ウキウキ楽しめるお店となっています。
こうした発想は、他の商品・サービスにも活かせます。
・雪の中の花火を提案する
・冬の海を眺める海の家
・海外情報を流す水着専門店
頭を柔らかくして、チャンスを創り出してください。
■家具を売るなら、掃除屋を始めろ。
商品を売るためには、お客さまが何を求めているか、
何を欲しがっているかを知る必要があります。
市場動向を読み取ることも大切ですが、
それだけでは、お客さま一人ひとり、
つまり「個」の欲求を知ることはできません。
その方法として、ひとつの例があります。
『家具を売りたいなら、格安の掃除屋から始めろ。
家を見て、売れそうな家具を探り、DMを送れ』
これくらい、お客さまの内に入り込む姿勢がなければ、
本当に売れる商品はわからないものです。
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