建物を建てるときに目安になる数字です。
建物をは基礎や床、壁、柱、天井など様々なもので構成され、たくさんの職人さんたちの力と知恵が合わさってつくられますが、その費用は建物の構造(木造・鉄骨造・コンクリート造)によって、ある程度想定ができるのです。
「坪単価」と検索すれば、たくさん情報が出てきます。
誰だって安い方が良いに決まってるし、こういう時は都合の良い方を信じたくなるものです。調べてみたら坪30万とか書いてある記事もある!!こんなにいろいろ書いてあると、確かに何が正しいかよくわからくなりますね。
建築家に依頼されて建てる場合、家づくりを楽しんで進めようと思ったら、
木造でも坪単価は100万程度かかります。ローコストで、仕様や設備を我慢しても80万くらいになります。鉄骨造やコンクリート造は120万以上かかります。
勿論つくり方や、仕上げ、自主施工など費用を抑える方法はいくつもありますが極端に坪単価が低いのを聞くと、見てくれこそ素敵な家に仕上がっていますが、構造や性能面でちょっと心配になってしまいますよね。
坪単価は意外と知られていないorいろんな数字が出回っているため、土地探しの段階から相談にいらっしゃるクライアントの中には土地と建物のコストバランスがあべこべの方も少なくありません。(土地の費用が建物の4倍とか。。。)ある程度目安を頭に入れておかないと、土地はすごく良くても、建てる家はものすごく小さくなったり、ペラペラの家になってしまいます。
適正な工事費は家の快適性を担保し、家づくりの中で選択肢を増やしてくれます。それは住み始めてからはもちろん、家づくりを楽しむことにもつながるはずです。目安の坪単価を頭に入れて、土地探し、家づくりを楽しみましょう!
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