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読書記録〜 それもまた小さな光 角田光代

よくできた、優等生みたいな小説。。
と、読後すぐに思った。
何かすっごい面白い出来事があるわけじゃないけど、ほどほどにあれこれあって、最後は綺麗にまとまってる。
プロの、小説家、って感じ。

最後のインタビュー対談が面白かった。
小説家の人とか、ラジオパーソナリティーの人って、こんなこと考えてんだなぁって。
ある一節を取り出された時、無個性になるように、書いてる、、へぇ。。
何かあった時、「人間」って怖いなぁ、と思う小島さんと、「私」って怖いなぁと思う角田さん。。私は、、人間派だなw
私の性質っていうより、人間ってこうなんだな、と思うことが多いかもなぁ。
あーでも、あれか、私ってこうなんだな→ん?もしかして、人間ってそういうもんなのか?って感じだな。うん。

ちょっとラジオ聴きたくなったような気もしたけど、そんなだなぁ。
小島さんは、リップトークなのかなんなのか、涙を流した場面が、、って言ってたけど、私はなかったなぁ。感受性が低いのか。。?ラジオに対する思い入れとか思い出が特にないから、か。
あぁ、でも、何かを表現したり、創造したりする人の内面は、かなり、私とは違うくできてるのかなぁ。
私は、漫画を読んでも、小説を読んでも、まぁ、そりゃ、ちょっと作ってみようかと作ってみたこともあるけど、あくまでも、作る、より、読む、方が好きだなぁ。
スポーツとかゲームは、みてるより、やりたいんやけど、、。

あぁ、それと、小説の中にあったような、、求心力のある人、、?ダークパーソナリティ的なのに、ハマる体験。。というか、、燃えるような恋、とか、してみたいもんだw
いまだに、私は、そういうのは、フィクションだとか思ってるけど、経験する人はするんだろうなぁ。

んー。お味噌汁みたいな本だった。
メインじゃないし、主食でもないし、ガツンと何かがあるわけじゃないけど、毎日のなんだろ、なんか、、うん、お味噌汁w
あぁ、なんか安心するなぁ、ていう感じ。
食べてる時は、なんか、飲んだことすら覚えてないのに、あるとき、なくなると、あれ?今日、味噌汁は?ってなる感じ。

自己啓発本とか、ジェットコースター系小説とか読んでると、楽しいけど、なんとなく疲れる感じしたり、気持ち悪さを感じることもあるけど、、お口直しにちょうどいい、、とかいうと失礼かもしれんけど、そう思った。

あ、あと、小説の中に出てくる、ご飯、おしゃれで、美味しそうだったなぁ笑
ピンチョス、カナッペ、パテ、ワイン、ユッケジャン、、お腹空くわ🤤

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