キレイと自信を手に入れる! 洋服やお部屋にこだわろう

あなたをキレイにする洋服の選び方

私は、「”女性は花”という自覚を持つことが大切」と言っています。

花の種類は、何でも良いのです。まず、好きな花をイメージしてもらいます。その花たちは、パステルカラーや赤、黄色など、色とりどりの美しい花びらをつけています。

できる限り自分をキレイに見せられる「花びらという服」をまとっています。それは、黒や茶色ではありません。

美しく見せる王道は、キレイな色を着ることです。せっかく女性に生まれたのだから、キレイに見せるように工夫をしませんか?

私のクラスのある受講生は、太っていることを気にして、やせて見られたくて、黒ばかり着ていました。加えて彼女は、目立ちたくないという理由もあって、常に地味にしていました。

ところがカラー診断の結果、彼女はパステルカラーが似合うタイプだということが判明したのです。そこで、彼女は講師のアドバイス通り、桜色や水色といった淡い色の服を着るようになりました。

すると、性格も表情も明るくなり、内面からにじみ出るものが変わってきて、肌荒れもすっかりキレイになったのです。今ではもう、暗い服は重く感じて、一切着られなくなった、と言っています。

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色を選ぶコツは?

あなたの似合う色を知るには、プロにカラー診断をしてもらうことが一番です。もし、それができなければ、次の基本的なことを実践してください。

まず、パステルカラーなどの、明るくキレイな色の服を着ることが基本です。そして、黒、茶色、グレーは、上半身に持ってこないこと。

もしこれらの色のジャケットなどを着る場合、キレイな色のインナーを着て、アクセサリーやスカーフなどで顔のまわりに明るさを加えてください。

また風水でも、「女性は布から運を吸収する」とか「衣類は縁を運ぶもの」と言われています。ここでも、身につける洋服や下着は、重要な意味を持っているようです。

何か大切なことをする場合は、なるべく新しい服を買って着るか、新品の下着を身につけるなどしてみてください。気に入った服や下着が、きっとあなたに自信とパワーを与えてくれますよ。

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日常生活こそ美人オーラの源

結論から言うと、あなたの生活環境や考え方が、そのままあなたの身にまとうムードをつくります。

例えば、木製家具がなく、洋服はビニールの箱型ラックにかける。古い本や雑誌が山積み。大きな鏡はなく、ユニットバスについている鏡でメイクをする。

たんすや机、ベッドはない。食べるものは、コンビニ弁当やファストフード、スナック類がほとんどで、お菓子で一食を済ませることもある。

そんな味気ない生活をしているとしましょう。

「どうせ二、三年適当に働いて、社内恋愛か何かで結婚するまでの暮らしだから、家具もいらないし、食べ物もおなかがふくれれば良い」などといい加減に考えていたら、そのだらしなさが、気付かないうちに雰囲気としてにじみ出てしまいます。

ですから、美人オーラをつくりたいと思っている人は、まず日常生活から変えていきましょう。何も大金をかける必要はありません。

例えば、インテリアに少しのアイデアとちょっとした工夫を加えれば、センスの良い、明るい部屋にすることができるのです。

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その良い例が、私の親友、さくらの一人暮らし時代の部屋。彼女は常に明るく前向きで、おしゃれが好きだけど、決して派手ではない。趣味は、散歩とカメラ。

私は大学時代から「彼女は違う!」という何かを感じていました。そして、はじめてさくらの部屋へ入った時、彼女のオーラの理由がわかりました。

彼女の部屋は、カーテンやテーブルクロスなどにオレンジやグリーンを使って、明るく統一されていました。また、ランチョンマットをメガネを置く布として使ったり、ショール用の美しい布で食器入れを飾ってあったり、アレンジがうまい。

家具も一つ一つおしゃれで、花や観葉植物があちこちに飾ってある。出てくる食器も、センスの良さが光っている。方々に工夫がされていて、つい長居をしたくなる癒される空間だったのです。

彼女は高い美意識の持ち主で、部屋には芸術的な写真集や難しい本が、きちんと置いてありました。美に関するさまざまな勉強をしていることがよくわかる部屋でした。

そんなさくらは、その美的感覚を活かして、今ではフランスの大手化粧品メーカーのマーケティング部門で、世界をまたにかけて活躍しています。

役職に就いた今でも、努力は人一倍していて、年々輝きを増しています。プライベートでは、のんびり散歩をしたり、庭いじりをするなど、ハードな仕事とのバランスをうまくとっています。

そう、実は自分の部屋こそ「美人オーラ」をつくる絶好の場所なのです。

オーラをつくる源は、毎日の生活にあります。その生活の土台は、自分の部屋。他人が見ていない自室でも、ちゃんとキレイにこだわっているか?テーブルマナーを意識しているか? 心地良い音楽を聴いているか? が大切なのです。

その日常生活が、オーラとなって外に現れてくるからです。

食事をする時は、一人でもランチョンマットを敷く。テーブルに花を一輪でも飾る。花瓶がなければ、コップに花を飾っても良い。

自分を磨く内容の本や美しい雑誌を見る。シンプルな藤のカゴに、お気に入りのリボンを巻いて、オリジナルのカゴを作るなど。

ささいなことですが、これらすべてが、あなたのオーラのもとになります。美人オーラをつくるには、毎日のちょっとした心がけが大切なのです。


⏬プロフィール 井垣利英(いがきとしえ)☆マナー嫌いだった私が、マナー講師になるまで

⏬人材教育家、マナー講師。井垣利英(いがきとしえ)【私の仕事】プロとして大切なこと

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