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12月に神社で見つけた心に残る言葉


こんばんは。
今日も数ある投稿から私の投稿をご覧いただきましてありがとうございます。
気が付けば、12月、そして12月最初の投稿が今日になってしまいました。
最近、書きたいとパッと思った内容が難しすぎて、バタバタしている間に流れてしまい、1週間が過ぎてしまいます。あーいかん。

学生時代は夏休みの宿題は毎回「24時間テレビ」を横目にいかに怠惰に休みを過ごしていたのか後悔の念を抱え泣きながらやっていた私にとっては、1週間に1度が固定化されていて、「まだまだ未熟だなぁ~」と思ったりします。でも、長年積み重ねてスタイルなので簡単に治すのは難しそうです。

さて、前置きが長くなりましたが、最近定期化している、「神社で見つけた心に残る言葉」シリーズをご紹介したいと思います。

12月の言葉は

「富はおくうるお
  とくうるお

です。

言葉の意味は

豊かな財産があればその家の姿は立派にするが
豊んな徳はおのずからその身を立派にする

という意味だそうです。ここで言う「徳」とは何か追加で調べてみました。

儒教的徳とは人間の道徳的卓越性を表し、具体的には仁・義・礼・智・信の五徳や孝・悌・忠の実践として表されるそうです。
儒教思想において重要な規範的価値は、生まれによってではなくその人の徳の現れた実際の量の結果によって社会的地位が決せらるべきであるということのようです。
我々の現実世界では実際にそのように社会的地位が決まっているかどうかは個々人の判断に委ねるとして、少しでもより善い人でありたいと思います。


ただ、昔、好きだった女の子に振られた時に「きむきむは良い人すぎてつまらない‥・」って言われたことがありますが💦
なかなか、正論やきれいごとだけでは生きていくのは難しいですですが、取り入れられるものは取り入れたいですね!


ちなみに五徳の意味とは以下のようです。

仁:人を思いやること
義:利欲にとらわれず、なすべきことをすること
礼:「仁」を具体的な行動として表したもので具体的には、宗教儀礼、
  タブー、制度等を指すようです。
智:道理をよく知り得ている人。知識豊富な人。
信:友情に厚く、言明をたがえないこと、真実を告げること、
  約束を守ること、誠実であること

現代においては、上述の「礼」で指す宗教儀礼や制度は緩和と厳格化の思想がぶつかりあっているよう気がします。

どれもこれも徳を得るには非常に高いハードルですが、個々人でかみ砕き、自分がピンときたものを取り込めたら良いと思います。

出典は?

この言葉の出典は儒教の四書ししょである「論語」、「中庸」、「孟子」と並ぶ書物「大学」だいがくからです。
伝説上では孔子の弟子の曾子そうしの作とされているそうです。
北宋時代の二程という儒学者が「大学は孔氏の遺書にして初学入徳の門」といっているそうなので、徳の入門書のようですが儒家にとって必要な自己修養が載っている様です。

ちなみに二宮尊徳の石像が読んでいる本がこの「大学」だそうです。
二宮尊徳はこの書を読み深めて、各地の農村復興に取り組んだそうです。

詳細はいつもの通り、東京都神社庁のホームページから見ることができます。

全ての人間は不完全な存在であり、多様な価値観の現在において、これだという正解は一つではないと思います。
日々すべてが自分自身の選択によって成り立っていますが、少しでも充実した人生を送りたいものです。

本日も最後までお付き合いいただきありがとうございました。

今日のサムネイルはAdobeStockから「大学」にちなんで「大学芋」の写真を
使わせていただきました。ありがとうございます!

また次回の記事で会いましょう!
明日も皆様にとって良い一日でありますように

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