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知り合いの転職例~Aさんの場合~

こんばんは。きむきむです。
今日も数ある投稿の中で私の投稿をご覧いただきましてありがとうございます。

私の世代は終身雇用世代の一世代、一世代半下なので、様々な転職をした人たちを見てきました。お陰様でお辞めになった人達とも、在籍時代に仲良くしてもらっていたので退職後もやり取りしたり、時々飲みに行ったりさせてもらっています。また私が転職後も元の会社に人達と割合仲良くさせてもらっています。そういう意味で、転職された方の転職の仕方やその後の状況も偶然ながら知っています。
そこで今回から三人の例を共有してみたいと思います。

Aさんの場合

Aさんとは私が商品企画や営業部門にいた時に、商品の品質を管理する部門に所属していました。

製造業の花形と言えば、何と言っても開発部門と技術部門。

開発部門は常に新しい技術の開発を行っている部門です。例えばスマートフォンだったら今は5Gのサービスが始まっていますが、6Gとか7G(本当にそういう規格があるか分かりませんがあくまで喩です。)のような開発を行う部門です。

技術部門は開発部門が研究した新技術を具体的な商品として落とし込む仕事です。6Gや7Gを使ったスマートフォンを開発すれば、電池の持ち時間、大きさ、重さ、そして外観のデザイン合わせ電気設計や機械設計を調整していきます。

一方、品質管理部門というの責任は重いですが、ある意味地味で大変な側面があります。まず、商品を最終的に市場に出荷して良いかどうかの出荷の判定を行う部門です。営業部門は新商品の出荷時期によって売上計画の達成が決まるので、出来る限り早く出荷したい。技術部門は商品の開発を早く完了させたい
一方、品質保証部門は品質に問題がない状態で出荷させなければならないので事業部門の前に「心を鬼にして」立ちはだかる辛い大変な部門です。特に現在はソフトウエアで”バグ”がないないソフトウエアは無いと言っていいので、どこまでデバッグ(バグをなくす)のか、どこまで残置として残して市場に出した後にソフトウエアの更新で対応するのか難しい判断を迫られます。

また一旦商品が市場に出て、今度は不具合が出るとまたまた品質管理部門は大変です。不具合の原因、不具合の出ている想定数量、対策、今後の歯止めと全てを短時間で調査し報告しなければならず、時には夜を徹して仕事をするハードな部門です。

会社によって配属は様々ですが、私のキャリアで見て来た多くのメーカーでは、この品質部門に配属される方は技術職や開発職で第一線を踏み、そのあと品質部門に異動して仕事を行う方が多かった気がします。
その為、花形部門から移動してきたので、ちょっと”後ろ姿が寂しげ”な方でとにかく言われたことを”キッチリやります”と言った方が多い気がしました。(あくまで個人の主観ですが)。

Aさんの場合は

Aさんは若くして品質管理部門に配属されました。超高学歴という訳ではありませんが、仕事に非常に意欲的で熱心で、それこそ品質に課題があっても役員等から「リスクは小さいから残置として残し出荷しよう」と打診があっても、決して首を縦に振らないような信念のある方でした。外資との提携でも積極的で、どんどん新しいことを貪欲に吸収する方でした。

Aさんの転職

そんなAさんですが私が人材派遣会社を介して退職する時に、彼も転職することになりました。その時年齢は36~37歳ぐらいだと思います。
相当引き留められたようですが、退職を決断しました。
彼は品質管理の実働部隊の柱だったので会社としても痛手だったと思います。

退職後、彼とはよく人材派遣会社が提供するスペースで会い転職活動の状況を共有したりしながら昼食を食べたりしました。
しかしお、互い転職が決まりお互いの会社は知ったものの忙しくなり、次第に疎遠となり、新年の挨拶だけとなり、連絡が途切れました。

Aさんの転職先がなんと!

ご存知通り、私は株式投資をやっていますがある日、証券会社から新規上場株の通知を受けました。
どこかで聞いた事のある会社でした。
そしてその会社こそ「Aさんの会社」だと思い出しました。そのサイトをクリックすると大株主一覧が出ていて、なんと彼の名前もありました。

そして、新規上場の日、その会社の株はグングン上場し彼は“億り人”になったのを目撃しました。
努力は報われると思いましたし、彼の企業を見る「先見の明」があったと思います。

何とドラマチックなことでしょうか!

Aさんおめでとうございます!

本日も最後までお付き合いいただきありがとうございました。
明日も皆様にとって充実した日になることを願っております。

未来志プロデューサー きむきむ
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