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やめる方が難しい


会社や学校などにおいて、
何かをやめることは、
何かを始めるよりも難しい
と思う。

その結果、
やるべき仕事・作業が増えていく。

負のループだと思う。


なぜ、やめることが難しいか?


それは、
過去の自分の選択を否定することになるからだと思う。

いや、
過去の自分を否定したような気になってしまうからだと思う。

否定というよりも、
時代やフェーズが変わっただけ

と思えるか否かが重要だと思う。


もう一つの理由。
現状を変えるのが怖いからという理由。

よく、ビジネスシーンで、
「現状維持は退化だ」
という言葉を耳にする。

そんな人達が、
「不要なことをやめられないという現状維持を選んでいる」
と思うと、皮肉に思えてくる。


昨今では、どうも、

”追加する”
”増える”
”進む”
”拡大する”
のような言葉が、
プラスの意味で使われ、

”削減する”
”減らす”
”下がる”
”縮小する”
のような言葉が、
マイナスの意味で使われている気がする。

まぁ、
実際にそういうイメージは持ちやすい言葉ではあるが。


もっと視点を広く持って、
「前向きにやめる」
「前向きに縮小する」
という選択を取れる集団は、
持続可能性のあるバランスの良い集団になれるのではないかと思う。


そして、
やめてみたことで問題が出てきたら、
また初めればいい。


その集団に何が必要で何が不要かを考え、
今必要な取り組みを取捨選択することが必要だ。


まずは、自分の生活の中から、
何かをやめてみることから始めていきたい。


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