猫のリンパ腫を徹底解説します
OP
みなさん。こんにちは。
今回は、猫の「リンパ腫」について、解説していきたいと思います。
猫を飼っているなら、必ず読んだ方がいい記事になりますので、ぜひ最後までご覧ください。
参考サイト
リンパ腫とは
リンパ腫とは、白血球の中のリンパ球という細胞ががん化したものです。
リンパ腫になると、しこりができてしまったり、いろいろな症状を引き起こします。
原因
リンパ腫の原因として、ある研究では、猫のいる部屋でタバコを吸うと、リンパ腫のリスクがあがるという報告があります。
それと、猫白血病も、リンパ腫になる要因だそうです。
できやすい場所
リンパ腫ができやすい場所はひとつだけではなく、いろいろな場所にできます。
できやすい場所はこの辺です。
消化器
縦隔
節性
鼻腔
中枢神経
今提示した場所以外にも、肝臓、気管、喉などにもできることがあります。
症状
ではここからは、症状を解説します。
消化器、縦隔、節性、鼻腔、中枢神経等を混ぜたランキングであることは、ご承知おきください。
第18位~10位
リンパ腫のサイン、第18位は「食欲不振」です。
これは何回も言っていることなので、説明の必要なないですかね。
リンパ腫のサイン、第17位は「下痢」です。
リンパ腫のサイン、第16位は「嘔吐」です。
リンパ腫のサイン、第15位は「多飲多尿」です。
多飲多尿というと、腎臓病や甲状腺機能亢進症のイメージがあるかもしれませんが、腎臓型リンパ腫のサインかもしれません。
リンパ腫のサイン、第14位は「体重減少」です。
リンパ腫のサイン、第13位は「血尿」です。
多飲多尿や体重減少、血尿は、腎臓型リンパ腫の可能性があります。
気になったら動物病院に行きましょう。
リンパ腫のサイン、第12位は「意識がもうろう」です。
これは中枢神経型で、脳にできた場合に多いです。
リンパ腫のサイン、第11位は「性格が変わる」です。
これも脳にできた場合ですかね。
怒りっぽい性格だったのが、急に穏やかになったり等です。
気になったら動物病院に行きましょう。
リンパ腫のサイン、第10位は「運動失調」です。
運動失調とは、簡単にいえば、ふらつきです。
気になったら動物病院に行きましょう。
第9位~第1位
リンパ腫のサイン、第9位は「声が出ない」です。
これは喉にできた場合で、かなりヤバいので動物病院に行きましょう。
リンパ腫のサイン、第8位は「鼻血」です。
リンパ腫のサイン、第7位は「鼻水」です。
リンパ腫のサイン、第6位は「くしゃみ」です。
鼻血や鼻水、くしゃみは鼻にできた場合に多いです。
鼻型は、若齢でも発症することが多いようです。
リンパ腫のサイン、第5位は「発作」です。
これもヤバい状態ですね。
リンパ腫が肝臓にまで達した場合も、発作や痙攣が起こることがあります。
詳しくはこちらの書籍「猫のターミナルケア・看取り」をご覧ください。
リンパ腫のサイン、第4位は「せき込む」です。
気になったら動物病院に行きましょう。
リンパ腫のサイン、第3位は「動かない」です。
これは縦隔型に多いです。
いつもはよく動く子が、急に動きたがらなくなった場合、リンパ腫のサインかもしれません。
リンパ腫のサイン、第2位は「呼吸が苦しそう」です。
縦隔は胸にでき、呼吸が苦しくなります。
放っておかず、すぐに動物病院に行きましょう。
リンパ腫のサイン、第1位は「何かがおかしい」です。
これは食欲不振よりも、説明は必要ないですね笑
予防法
猫白血病や猫エイズ等に関係したリンパ腫は、ウイルスの発症を防ぐことで、リンパ腫も予防できることがあります。
なので、やはり完全室内飼育が一番です。
詳しくは過去の記事「愛猫を外猫にするデメリットを解説」をご覧ください。
また、猫のいる部屋でタバコを吸わないことや、定期的な健康診断も大事ですね👍
ED
以上、リンパ腫について解説しましたが、いかがでしたでしょうか。
この記事は、通常の記事にすべきか、メンバーシップ限定記事にするか、非常に悩みました。
ですが、やはりリンパ腫ぐらいは多くの人に知ってもらいたく、通常の記事にさせてもらいました。
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入会希望の方は、この↓記事にコメントをお願いします。
今回は、メンバーシップ限定記事感覚で書かせていただきました。
少し、限定記事の感覚を味わっていただけましたでしょうか。
そう思ってくれたなら嬉しいですし、このリンパ腫の情報もお役に立てたら嬉しいです。
それではまとめです。
まとめ
〈基本情報〉
リンパ腫とは、白血球の中のリンパ球という細胞ががん化したもの
いろんな場所にできる
タバコでの発症リスクが高まる
〈サイン〉
第18位 食欲不振
第17位 下痢
第16位 嘔吐
第15位 多飲多尿
第14位 体重減少
第13位 血尿
第12位 意識がもうろう
第11位 性格が変わる
第10位 運動失調
第9位 声が出ない
第8位 鼻血
第7位 鼻水
第6位 くしゃみ
第5位 発作
第4位 せき込む
第3位 動かない
第2位 呼吸が苦しそう
第1位 何かがおかしい
〈予防法〉
完全室内飼育にする
猫のいる部屋でタバコを吸わない
定期的な健康診断
それではまた次の記事をお楽しみに。
※見出し画像は、https://www.anicom-sompo.co.jp/nekonoshiori/6709.htmlから引用した写真に、文字をつけさせていただきました。
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