24歳、何を食う#20「なんでもない日々」
昨日は仕事が休みだったので、近所の本屋に足を運んだ。
欲しいと思っていた、発売されたばかりの星野源さんのエッセイ「いのちの車窓から2」と、町田その子さんの小説「星を掬う」のサイン本を購入した。
私は本が好きだ。
最近、改めてそう思った。
YouTubeやInstagram、Xをどれだけ眺めても満たされない部分を、本は満たしてくれる。
上手く言えないけれど、私の心には、読書でしか埋められない部分がある。
実際、1日6分程度読書をするだけで、ストレスの半分近くが軽減されるという研究結果も出ているという。
お風呂から上がって後はもう眠るだけの状態で、部屋の照明を落として、着心地のいいパジャマとお気に入りのひざ掛けで、読みたい本のページを開く時、最高に心穏やかになれるのである。
※「24歳、何を食う」とは、この歳にして「脂質異常症」と診断された私の約1ヶ月の食事と、日々の記録である。詳しくは#1へ。
それでは、本日の食事記録に移ろう。
朝はもちろん「いつもの」だ。
母特製の具沢山味噌汁に、私特製の納豆丼(雑穀米150g)である。
今日は改めて、納豆丼のトッピングを紹介しようと思う。
下から雑穀米、ネギ、すりおろし生姜、納豆、ゴマ、えごま油、鰹節、とろろ昆布、キムチ、海苔である。
我ながら盛りだくさんすぎて笑ってしまう。
昼は、今日からまた仕事なのでお弁当だ。
今日のメインは鯖の塩焼き。
前日のうちに焼いておいたものを半分にカットして、朝に軽く温めて詰めるだけ。
我が家の近くのスーパーには、あらかじめ骨がとってあるものが売ってあり、大変助かっている。
鯖は大好きだが、骨が細かいので結構煩わしい。
副菜は、出来合いのお惣菜(極力無添加のもの)と冷凍野菜を使用。
今日は白和えと、オクラの昆布塩和えにした。
おにぎりは雑穀米150gに、白ゴマ、鰹節、塩昆布を混ぜたもの。
以前仕事にお弁当を持って行っていた時は、小さなお弁当箱に米も無理やり詰めていたので、ぎゅうぎゅうだった。
同じデザインのおにぎり用のケースも買ってあったので、このようにして分けた方がおかずがたっぷり食べられて、身体にも良い気がする。
間食はいつもと同じ、素焼きのナッツ。
間食にナッツを食べると言うと、モデル気取りかよ!などと思われそうであるが、ただ単に身体に良い&美味しいから食べているだけなのである。
夜は、和風のトマトスープを作った。
トマト、きのこ、ネギ、生姜、キャベツ、鶏むね肉をぐつぐつ煮込む。
味付けは、無添加のコンソメ顆粒と昆布塩を使った。
今日は職場で長ネギをお裾分けしてもらったので、早速使わせてもらった。
ネギはなんだかんだ毎日使うし、最近は野菜も中々高いから大変ありがたかった。
味は和風ミネストローネのような感じで、とても美味しかった。
食事を記録し始めて、今日で20日目になる。
あっという間な気もするし、1日1日丁寧に食事してきた感覚もある。
自分が食べたもの(作ったもの)が可視化されて、我ながらとても面白い。
いつも行くカフェで紅茶を飲むくらいで、外食という外食もしていない。
それでも、ほとんどストレスを感じることなく過ごせるものなのだなと、拍子抜けしている部分もある。
来月は人とご飯に行く約束も積極的にしたいので、外食もほどよく解禁しようと思っている。
まずは就職祝いに、奮発して回らない寿司屋にでも行きたいところだ。