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感情観察記録 - 私と家族と日々のこと -

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「私は何者か?」この問いから始まった毎日の感情観察記録 / 自分のことが世界で一番嫌いな私が自分を好きになるまで / 今日見たテレビのこと、ご飯のこと、家族のこと、子育てのこと …
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#言葉の力

大事な気持ちを言葉にすることで変わる

言葉にすると、 そこにパワーが宿るんだ。 昨夜は次男の調子がすこぶる悪くて。 少し寝ては起き、また寝ては起き。 横になるとミルクが上がってきて気持ち悪くて目が覚めるみたい。 その度に、 手を握ったり、お腹をトントンしたり。 私の方が少しの動きで目が覚めちゃうから、 なんならほとんど寝てないような感じで。 おまけに、 相変わらずの肩腰痛に首の寝違え、台風の影響からくる偏頭痛と体調も最悪。 そんなコンディションなもんだから、 やっぱり少しのことでイライラしてしまう。

自分の心とつながる方法は、決してひとつではない

昨日、今日と。 なんだか少し、進んでいくことがうまくいかないな、と悩んでいる人に触れる機会があって。 私は、 特に頼まれたわけでも、ものすごく親しいわけでもないのだけれど、 「その人の気持ちを聞いて、何か力になれたらいいのに」 そんな風に思った。 そして、ふと気づいた。 あぁ、私はやっぱり、 誰かのことを「想い」たいんだ、と。 このnoteを始める前。 私は完全に私が分からなくなっていた。 何が好きで、 何がしたいのか。 何が嫌いで、 どんな風に生活していきた

言葉にすればもっとわかるようになるから

昨日の記事を書くとき。 スルスルと言葉が出てきて、 自分の心にも偽りがなくて、 なんだかしっくりとくる感じだった。 もしかしたら、 ここにずっと自分の心のことを書き続けていることで、始めたころよりも解像度が上がってきてるからなのかも。 このnoteを始めたとき、 デザインのことも書こうと何度か試みたけど、 なんだかしっくりこなくて。 ノウハウを書くことはできると思うけど、 自分の言葉じゃないような妙な違和感を感じて、書ききることが出来なかった。 最近少しずつ、自

大事なものはいつも自分の中にある|忘れてしまう気持ちを言葉にしよう

昔から、アーティストのミュージックビデオを観るとき、 何気ない日常のカットが取り入れられているものが好きだった。 あとは、一歩一歩歩いていくさまとか。 イヤホンを差して一定の歩幅で歩くのにぴったりなリズムとか。 屋久島の縄文杉に会いに行くために、初めて登山を経験したとき。 なんの舗装もされていない山道を、一歩一歩足元を確認しながら登るあの感じに、物凄く心が満たされたことも。 全部ぜんぶ、私が大切にしているものだった。 最近ふと、そのことに改めてきづいたんだ。 それ

言葉にしたから、きれいごとも受け止められるようになった

結果を見てしまう自分のクセ。 それって多分、小さな頃から「できたら褒められる」という環境で育ってきたからなのかな、と思う。 でもきっと、そうゆう人って世の中にたくさんいるんじゃないかな。 結果。 できたか、 そうでないか。 その、0か100かの思考でいると、なんだかとても苦しい。 できたときは良い。 嬉しい。 満足感がある。 でも、 できなかったときは? できなかった自分を責める。 できなかった自分は価値のないものだと感じる。 そんな風に、 知らず知らず自分

変わろうとしなくていい、そのままを受け止め満たすこと。

『変わろうとしなくていい』 もらった言葉に、縛られていた何かが解けた気がした。 小さい時からいつも、『変わること』を目標にしてきた。 もう少し人の気持ちが分かるようになれば。 もっと視野が広くなれば。 今より段取りよく進めることができれば。 そんな風に自己を振り返り、今足りないと思うものを目指して自分を高めようと努力してきた。 その先に、幸せな未来があると信じて。 いつも苦しかった。 未来の幸せを目指して頑張ることで変われたこともあると思うし、それによって得られ

言葉は種だ。誰かの生き様を変える言葉の力。

言葉というのは、種のようだ。 ある日、私の土壌に突然舞い降りて、根付いて。 そこから日に日に土へ潜り、根をはる。 それは、綺麗な花を咲かせたり、美しい緑の葉を茂らせたりする。 それは、土壌の栄養をぐいぐい吸い取り、周りの草木を枯れさせたりする。 記憶に残る言葉はいくつかある。 「あなたは、情の人だね」 「あなたの笑顔にはパワーがあるよね」 「心が気持ち良いと思う方を選びなさい」 「楽しんで」 大きな気づきを与えてくれたり、じわじわと心に染み入ったり。 今も私を

対話を通して|未来の姿を描き「ギフト」を受け止める

今日、永山ゆうきさんの無料セッションを受けました。 永山さんが提供されているプログラムの中の【心の制限=リミッティングビリーフ】が自分の中にも存在すると感じていること。 また、現在受講中のプログラムとは違う場所、目線での対話を通して新たな気づきを得たい。 そんな気持ちでセッションをお願いするに至りました。 とてもあたたかな眼差しで、私の話を丁寧に聞いてくださり、大変楽しい時間となりました。 永山さん、ありがとうございます。 心に残る、「なりたい私の姿」セッションの中で

大好きな漫画の中に見える価値観の宝物

『スラムダンク』 私も夫もミレニアル世代(1980年、もしくは1981年〜1990年代なかばごろまでに生まれた世代)なのですが、この世代の人で読んだことがないという人はいないのでは?という程の名作漫画ですよね。 私も高校生の時、読みました。 授業中読んでいて、泣きそうになったこともあります。笑 夫は好きすぎて、完全版で全巻持っています。 そんな夫と、先日スラムダンクのあの名シーンについて話す機会がありました。 それは、山王戦の後、桜木と流川がハイタッチする、あの名シー

星野源さんの「生命体」に涙が出たワケ

星野源さんが好きです。 音楽性、生き様、そして彼の綴る言葉。 新曲が出れば真っ先に聴いて、インタビューも全部読んでいたのだけれど、産後はなかなか音楽をゆっくり楽しむ時間もなくて。 少し源さんの音楽から離れていました。 先日、やっと…!(遅い) 「生命体」をじっくりと聴く機会があり、歌詞を聴きながら泣いていました。 『あなたは確かにここにいる』 この言葉が胸にぐわぁーっ!と広がって、涙があふれてきたんです。 どうして涙が出たのか、正直分かりませんでした。 今、時間の

笑えなかった私が自分らしい笑顔でいられる理由

大学生の時、4年間結婚式場でアルバイトをしていた時の話。 私は当時の同僚に、生涯忘れられない言葉をもらいました。 「なっちゃんの笑顔にはパワーがあるよね」 私はこの言葉をもらった時、心底驚きました。 笑えない私と母の言葉私は顔のパーツが大きいんですよね。 目、鼻、とりわけ口と歯が大きい。 だからだと思うんです。 母は小さい頃の私によく言っていました。 「大きい口を開けて笑わないの」 大きな口が目立つことの何がいけなかったのか今でもよく分からないですし、母自身にこの

「自分の感受性くらい」この言葉はいつも私を奮い立たせる

つい先日、詩人・茨木のり子さんについて書かれたクローズアップ現代の記事に触れる機会がありました。 そして久々に「自分の感受性くらい」に再会しました。 今読んでも、私の心の一番奥に剣をどんっと突き刺されたような気持ちになりました。 若い時、あれはいつだったか。 多分、20代前半だったと思います。 私は美術科の大学に通っていたのですが、その時教授に言われた言葉に衝撃を受けていました。 「感性は20歳で止まる」 え?もう、私の感性は止まってしまうの? これ以上、発展させ

「好き」の気持ちは心を健全にすることに気づいた

突然ですが、私は昔からテレビっ子です。 子どもが生まれるまでは、毎クールのドラマを楽しみに毎晩観ていたのですが、育児に追われる毎日では、のんびりとドラマを観るよりは1分1秒でも長く寝たい!という思いの方が強く、好きだったドラマはあまり楽しめていません。 ですが、毎クールごとに「これ!」と思う1~2本だけ、子が奇跡的に早く寝た日に録画で観る、という感じでなんとか好きを継続しています。 この夏は面白そうなドラマが盛りだくさんだったのでどれを観るか悩んだのですが、木曜に放送して