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感情観察記録 - 私と家族と日々のこと -

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「私は何者か?」この問いから始まった毎日の感情観察記録 / 自分のことが世界で一番嫌いな私が自分を好きになるまで / 今日見たテレビのこと、ご飯のこと、家族のこと、子育てのこと …
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頑な息子よ、ねんねしよ|エッセイ

突然だが、幼稚園児だったときの話をする。 幼稚園時代で一番鮮明に覚えている記憶は、 「いただきます」をきちんと言わなくて先生に叱られたときのこと。 当時、なぜかクラスの中で「いただきます」を「いただきマウス」と言うのが流行っていた。 ある日の昼食のとき。 みんなで手を合わせて「いただきます」と言うそのタイミングで、私は「いただきマウス」と面白がって言っていた。 先生に何度も 「いただきますだよ」 「いただきますと言おうね」 と注意されていた。 けれど、それさえも面

削ぎ落としてシンプルに生きる

昨日書いたnoteはビジネスのお話だったけど、 実はこれは、日常にも同じことが言える。 ▼昨日書いたnote より良い生活をしていこうとするときも、 同じように削ぎ落とすことが大事。 何をするか? ではなく。 何をしないか、 を決めること。 時間は限られている。 あれもこれもしていては、時間がいくらあっても足りない。 したいことは山ほど湧いてきて、 気づけばそれに追われる毎日。 これでは、 心にゆとりのある豊かな生活はできないんじゃないか。 そう感じながら、

大事な気持ちを言葉にすることで変わる

言葉にすると、 そこにパワーが宿るんだ。 昨夜は次男の調子がすこぶる悪くて。 少し寝ては起き、また寝ては起き。 横になるとミルクが上がってきて気持ち悪くて目が覚めるみたい。 その度に、 手を握ったり、お腹をトントンしたり。 私の方が少しの動きで目が覚めちゃうから、 なんならほとんど寝てないような感じで。 おまけに、 相変わらずの肩腰痛に首の寝違え、台風の影響からくる偏頭痛と体調も最悪。 そんなコンディションなもんだから、 やっぱり少しのことでイライラしてしまう。

赤ちゃんが泣き止まない日は

子育てに期待は禁物だ。 先を見通し予測し効率良くタスクをこなす。 私が得意とする部分。 だけどこれが、 子育てでは自分の心をかき乱す。 今日は夫が用事で外出予定だったので、 前日に晩御飯を作り置き、 朝の家事も順調にこなした。 久々の一人時間。 1時間、少なくても30分は持てるだろう。 そうしたら、 いろいろ考えていることのアウトプットをしよう。 それが終わったらお昼ご飯を食べながらドラマを観よう。 そんな風に、 今後の自分の動きを考えていた。 けれど、 今日に

『在りたい自分』に近づくために

とても穏やかに過ぎていた1日だったのに、ほんの些細なことでパンっと自制心が爆発してしまい。 夫にキツイ対応をして、それを心配してくれた長男にも冷たい態度をとってしまった。 あぁ〜、 またやっちまった〜〜 こういう時、 自分の中にいる冷静ちゃんが、 「その言い方まずいよ」 「その態度を取ったら相手が傷つくよ」 と言ってくれている。 だけど、 冷静ちゃんと別にいる自己中ちゃんが、 自分の気持ちをただ発散するためだけに、結局冒頭のような行動を選択させる。 まぁ、つまり

子育てに向いていない私だから

何話か前の月9ドラマ『海のはじまり』を観ていたら「子育て向いてる、向いていない」の話をするシーンがあって。 気づいてはいたけど、 あぁやっぱり、私って子育て向いていないなぁ、 と思った。 短気でせっかちで。 完璧主義で。 おまけにHSPだから感受性が鋭すぎて、 子どもの甲高い声は人一倍耳に残るし、息子の感情に同化しすぎて大人気なく喚き散らすし。 ドラマの中のセリフで言えば、 『がんばって』 ギリギリまともな親でいれてるんじゃないかな。 と感じている。 もっとおお

産後二ヶ月の記録 - 今とこれから

もうすぐ次男が生後二ヶ月になる。 家族の生活も少しずつ整ってきた。 最近これやって良かったな、と感じたことを記録として残します。 ⚫︎月に一回、次月のスケジュールの話し合い 夫婦育休は二人で分担できるメリットがあるものの、毎日分担された各々の役割があるためまとまった時間がなかなか取りづらかった。 子どもたちの予定を確認し、交代でお互いのスケジュール(通院・実家の予定など)をこなせるようすり合わせることで、今後の見通しが立ち精神衛生上良い。 ⚫︎日曜日は夫のひとり時間

『誰の人生だ』と問いかけられて

月9ドラマ『海のはじまり』主題歌、 back numberの『新しい恋人達に』のある歌詞が心に突き刺さって頭から離れない。 こんなストレートな表現を何度も何度も繰り返すなんて。 この曲に込められた強いメッセージ性を感じた。 そして、 最近子どもたちと接する度に感じることと重なる。 こんなに体いっぱいに 「生きる」を体現しているなんて、すごいっ!! ということ。 ミルクが欲しい、寝かせて欲しいと自らの欲求を叶えるためにこれでもかというほど泣き叫ぶ次男。 嫌なこと嬉しい

対話を通して自分を裏側から見てみよう

捉え方を変えよう。 自分では弱みと思っていることも、 見る角度を変えれば強みに変わる。 そして、 それを見つけるのはひとりでは難しい。 他者から見た自分を知ること。 新しい発見はいつもそんな対話から生まれる。 今日夫と話していて、 またひとつ、自分の弱みが強みに変わった。 話は、私が忘れっぽいんだ、というところから。 私はとてもおっちょこちょいなのだ。 Aをしているのに、 途中でBが気になるとAを忘れてBに行ってしまうタイプ。 小学生の頃、 図書室で借りた本を

行きたい気持ちに従え|#忘れられない旅

「趣味は旅行です」 と言う人ほど、 頻繁に旅に出るわけでもないし、 訪れた場所が格段に多い訳でもない。 でも、 旅行は好きだ。 今の旅の目的は、 何より家族との思い出をつくることで。 美味しいものを食べて、美味しいね、と笑い合うこと。 独身の頃は少し違って。 沸々と湧き上がってくる「変化を欲する」心が、 ある日突然爆発して、 そうしてよく旅に出ていた。 初めて一人で旅した場所はニューヨーク。 一人でイタリア旅行をしたと話す友人に憧れて 「私も海外に行きたい!」

決める、そうすれば前に進んでいける

私には安全地帯がないんだと気づいた。 だから、 私自身が味方でいると決めることが 生きていくパワーになる。 最近、夫に理解してもらえないことが続き、 どうにもこうにも情緒不安定になっている。 夫婦育休で家事や育児を頑張ってくれている夫には本当に感謝しているが、 元は赤の他人が24時間、毎日一緒に過ごすことになるのでモヤモヤは溜まりやすい。 出来るだけ気持ちを伝えるよう心がけてはいるものの、なかなかうまくいかない毎日だ。 そんな時、この気持ちの拠り所として母や父の顔が

子どもたちに見せたい『何者でもない私』

少し前に、フォローさせていただいているひいろさんの文章を読んで、すごく心に残った言葉がある。 『何者でもない私』 私はずっと、何者かになりたいと思っていた。 素晴らしいクリエイティブに触れる度に、 私もこんな心に残るものを生み出せる人間になれたらと願っていた。 その真意を辿っていくと、 私の存在を誰かに認めてもらいたかったのだと思う。 それを、 『何者かになる』ことで叶えたいと思っていたんだと思う。 以前、 「親としてどんな背中を見せていきたいか」 と言う話を知人

雷を落としてしまった夜に

今日は何故か朝から長男がグズグズ。 そのせいで、物事がとにかく進まない。 理由を聞いても、 なだめても、 声かけを変えても。 ご飯を食べるのも、 着替えるのも、 お風呂に入るのも、 寝るのも、 全部嫌で。 朝起きてすぐと、 夜寝る前と。 一番しちゃいけない時間帯に 雷を落としてしまった。 「いい加減にしなさい!」 と漫画のようなセリフで怒って。 あぁ、やっちまったな、 と心の中の私が言っている。 妊娠前はそれでも、 お話すれば私の元に戻ってきた彼は、 今や最

生まれたての赤ちゃんを抱いて泣いているママへ

次男の授乳をしながら窓の外を見たら、 空が青くて綺麗で。 「いい天気だねー」 と声をかけて。 あぁ、長男のときもこんな空を見たな。 そんなことを思った。 あの頃はもう、 何をどうすればこの小さな命を守れるのかと必死で。 いつも暗闇の中にいるような気持ちで。 泣いてばかりいて。 でも、こんな空を見てたな。 外気浴をさせようと家の外に出て、 ほんの数分だからパジャマにすっぴんで日焼け止めもしてなくて、 「いい天気だねー」と声をかけても「そうだね」とかえってもこない小さ