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星野源さんの「生命体」に涙が出たワケ

星野源さんが好きです。
音楽性、生き様、そして彼の綴る言葉。

新曲が出れば真っ先に聴いて、インタビューも全部読んでいたのだけれど、産後はなかなか音楽をゆっくり楽しむ時間もなくて。
少し源さんの音楽から離れていました。

先日、やっと…!(遅い)
「生命体」をじっくりと聴く機会があり、歌詞を聴きながら泣いていました。

『あなたは確かにここにいる』

この言葉が胸にぐわぁーっ!と広がって、涙があふれてきたんです。

どうして涙が出たのか、正直分かりませんでした。

今、時間の経過を経て自分と向き合ってみると、
「私、確かに生きているな」
と感じたこと。

生きている、精一杯生きている。
それだけで、素晴らしいのかもしれない。

そんな気づきを与えてくれたのかもしれません。

年々強まる無価値観に今抗っている私がいて。
私がここにいる、とそう言ってもらえたようで泣けたのかもしれません。


源さんの歌詞にはいつも、挑戦者に対する敬意を感じます。

私も挑戦者でありたいと願っています。
そうあれる自分でありたいと願いながら、そうなれていない自分もいる。

『死ぬな 研ぎ澄ませ』

心を殺すなと鼓舞されているよう。
胸に刺さりました。


源さんの音楽はいつも挑戦的。
そして、その挑戦をいつも楽しんでいる姿も源さんの魅力です。

『風に肌が混ざり溶けてく
境目は消える』

挑戦し続ければ、こんな風に自由に喜びを感じ表現することができるのかな。
世の中にある雑音も気にせず、自分の心に従って走っていけるのかな。


久々に音楽をゆっくり聴きながら、私には必要な時間だったな、と感じました。

音楽の世界観に没入すること。
難しいことは分からないけど、メロディーの素晴らしさに心躍ること。
歌詞という言葉に勇気を与えられること。

今までもたくさんのギフトをもらってきました。

源さん、ありがとう。
これからも大好きです。

そして、私の人生で「言葉」というものがとても重要な立ち位置にあることにも気づかせてくれました。
たくさんの「言葉」から私ができていることに感謝して。

今日はここまで。


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