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ローリー・アンダーソンを聴きながら編集とデザインをしている/一日一微発見213

「モノというカタチにする」というのは本当に面白いことだ。
もちろん、カタチのない「アイディア」と言うものも確かに面白いし、仕事でも「コンセプトワーク」は得意な方だと思うが、やっぱりカタチにして、「モノ」にして見たり、触ったりすることが、なにより好きだ。

どんな哲学的に深いことでも、「アタマ」の中だけでいくら強弁しても、ツマンナイな、というのが本音である。

それに同じ「アイディア」でも、「微妙な差」が「決定的な差」なわけだから、身体的実感がともなわないとつまらないし、「味気無い」と思う。

僕は性根がどこまで行っても編集者だから、印刷物を作るのが好きだ。
京都の学生時代の印刷屋のバイトから始まり、もう45年以上「印刷物」を作ってきたが、今も全く飽きたことがない。
死ぬまで作っているだろう。

最近では、コロナ禍の中で、多くの人が混乱している最中にも、NEOTOKYOZINEを企画、制作し、旺盛に作り続けている。

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