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最近よく思うのは、今、この世界の中で、「劣化」しないのは、優れたアーティストが生み出すヴ…
僕は編集とはマーケティング的に「同質性」の価値を生み出すものではなく、「差異」や「逸脱」…
あらためて言うが「アート思考」とは、アーティストの中で駆動している思考のことだ。 それは…
ハシグチリンタロウ君に会ったのは3年ぐらい前だろうか。京都で毎年やっている「アーティスト…
先日、探し物があって倉庫をひっくり返していたら、お目当てのものは見つからず、見慣れない白…
イギリスの新聞「ザ・ガーディアン」紙はよくホックニーの動向を取り上げる。 7月に入って、8…
ジヴェルニーにあるモネの庭にはまだ行ったことがないが、いつか縁がやってくるだろうな、と思っている。 「印象派」というのは苦手だった。 ルノアールやロートレック、セザンヌ、そしてモネ。子供の頃は、カレンダーになっているような甘ったるいもので、ずっと好きではなかったのだ。 僕が好きだったのはクレーやカンディンスキー、そしてシュルレアリズムのエルンストで、別格ではフランシス・ベーコンであり、「印象」という名前は全く拒否の対象だったのである。 しかし、世界の美術館に頻繁に行くよ
本を作っている。 仲條さんの本だ。彼の誕生日の5月4日に出る。この本は仲條さんの「絵」の本…
アートワールドはさまざまな「プレイヤー」で出来上がっているが、自分のことを考えたときに、…
Facebookを見ていたら音楽誌『ロッキングオン』がブライアン・イーノ特集をしている表紙を何人…
「僕はケビン・ケリーの著書『テクニウム』の中に書かれている“テクノロジーに耳を傾ける…
「現代のアートに何を求めているんですか?」と聞かれたら僕は、「面白さですね」と答える…
檜皮一彦という、気鋭のアーティストがいる。彼は数年前に、現代美術の有力な登竜門である…
京都に行った。 もう大学の後期の授業は終わっているのだが、大学院の口頭試問を頼まれたので行ったのである。 時間がすこしあったので、久しぶりに四条河原町でバスを降りて、街を歩いた。 まだ1月なのに春のような陽光で気持ちもよかった。 いくつか買いたいものがあったので店をまわった。 河原町もインバウンドですっかり店構えが変わっていて、観光地のみやげもの屋の顔をした店ばかりになった。 僕は大学生時代の時京都ですごしていたが、その頃は時間はあ