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中期経営目標SMGsを定めました!

船橋屋8代目 渡辺雅司社長の著書『Being Management 「リーダー」をやめると、うまくいく。』を読みました。
その中に持続可能な開発目標SDGs(SDGsとは?)をまねて作ったFBGsという中期経営計画のことが書いてあり、パッと見てわかりやすくていいなぁと思い、私もまねさせて頂きました。
中期経営目標として5つの項目からなるSMGs(エスエムジーズ)というものを設定しました。
もちろんSDGsは企業としても取り組むべき目標ですので、それはそれとして意識して経営に取り組んでいこうと考えています。
また、SMGsを目標にすることでSDGsにも良い影響を与えることができると考えています。

5つの目標設定

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これは社内向けに作った資料なのですが、社内外に宣言したいと考えました。本気でこの5つに取り組むぞという姿勢を見せたかったからです。

1.子育て支援

私のnoteを読んで頂けるとわかるのですが、当社シンプルメーカーでは、全員がリモートワークで働いており、スタッフの約8割が子育て中のお母さんで構成しています。
子育てによってキャリアが途絶えてしまったお母さんや、社会から切り離されてしまったような孤独感を感じるお母さん方にも、もっと活躍の場を提供したいと考えています。そのためにも安心して子育てしながら働ける環境を作っています。この取り組みは、『働くママ応援プロジェクト』というメディアを作り、社外にも広げていこうと考えています。

働くママ応援プロジェクト

働くママ応援プロジェクト
「働きたい!」「今よりもっと働きやすくしたい!」と考えるママたちを応援する取り組みです。
https://www.hatarakumama-pj.com/

2.介護支援

全員リモートワークを始めた時に、どうせならリモートワークじゃないと働けない人を優先的に採用したいという想いがありました。それでお母さんの採用が増えていったわけです。
その時に、子育てをしているお母さん以外にも介護従事者も思い浮かびました。しかし、介護従事者を受け入れるのは覚悟がかなり必要だと感じていました。過去に介護をされている方の面接をしたことがあるのですが、とても疲れている様子で暗い表情でした。介護の過酷さを感じます。
また、子育て中のお母さんに比べると、年齢層が高めになります。
今までなかなか採用に踏み切れていませんでしたが、介護問題は今後多くの人が抱える可能性の高い問題であって、社会課題としては見過ごせないほど大きなものになっています。
そういう意味で今回介護問題に向き合い、取り組んでいこうという覚悟で今後会社を経営したいと考えています。
具体的に何をしていくのかは今後検討していくことですが、少なくても今働いているスタッフが将来介護従事者になったとしても、仕事を辞めなくて済む会社にはしたいと考えています。

3.多様性を認め合う

結論としては、皆が活き活きと自分らしく生きてほしいという考えから設定しました。
特に主婦の方たちに多い自己肯定感が低い問題を解決したいという想いがあります。能力があるのに、自分を軽視してしまっている。そのために本来の能力が発揮できない方たちがたくさんいます。多様性を認めるというのは、他者のことだけではなく、ありのままの自分も多様性の一部として認めようという考えを持っています。自分自身を認めることができる人は他人も認めることができるため、結果的に多様性を認め合う組織になっていくと考えています。

4.自立支援

よく「人を育てることができなければ一人前の会社ではない」と言われます。経済的にも、能力的にも、自立できるレベルを目指す。そして、当社でなくても、どこででも活躍できる人材を育成することが社会貢献につながると考えています。

5.独自技術・ノウハウ

我々はボランティアとしてこの活動をしているわけではありません。収益を上げることでこの活動(会社組織)が成り立っているわけです。
そういう意味でここが会社として一番問われる部分になります。
我々ならではの独自技術、ノウハウを蓄積していく必要があります。
そしてお客様に最大限の価値を提供することが、我々が存続するための道です。

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3年後の未来を設定

当社スタッフが、未来をイメージして頂くことで、私がどこに進みたいのかを正しく理解して頂けると思い作成しました。
スピード感的には、3年後と書きましたが、正直1年後にはこうしたいという気持ちです。

「ライフステージに合わせて働く」の欄に、独立や転職も支援すると書きました。正直これについて経営層からは反対意見が出ます。長く働いてもらったほうがいいという考えです。確かにそのとおりですが、私はみんながこの会社で働きたいと思ってもらえる会社にしたいと考えています。そのためには働く人たちのことを一番に考えてあげる必要があります。その人のためになるなら、社外に出ることも応援したいと考えていますし、自立支援のところでも書きましたが、社外で活躍できる人を育てることが社会貢献だと考えます。
また、在宅ワークを始めたときから、外で働きたくても働けない人たちをまず採用したいという想いもあります。子供がある程度大きくなったりして外で働けるライフステージになったら、バリバリ有名IT企業で活躍して頂くのも嬉しいことだと思います。
とは言え、ボランティアではなく事業としてやっています。会社を成長させることで、当社シンプルメーカーを必要な人たちが働ける場を広げていきたいと考えていますので、同じビジョンを持てる仲間を増やしていけたら幸せです。

企業価値NO1を目指す!

3年後の未来の最後に書かせて頂いた企業価値NO1ですが、本気で目指しています。(どれも本気です!)
当社はとても小さな会社ですが、大企業にも負けないことがあります。従業員を誰よりも大切にし、感謝を忘れずに、社会に貢献します。皆さんになくなってほしくない、なくなったら困る会社と言って頂けるように今後もがんばっていきたいです。(^^)

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