リワーク日記99 リワークの就労定着支援の契約をしました
本当に忙しいです。トラブルが実態以上に大袈裟に膨れ上がって炎上してしまい、扱いが厄介になっています。起きてしまったことはもう仕方ありません。余計な雑音は気にせず私は私のやれる事を地道にやっていくしかありません。たとえ非力であっても、ハチドリのひとしずくと同じように…。
今回は振り返り編ではなくて日記です。なんか久々ですね。相変わらず職場では事件が毎日のように色々と起こっています。
スターバックスの寄付プログラムである「ハミングバード・プログラム」がモチーフにしている物語のハチドリは高潔さを感じさせる一方で、私が最近遭遇している「火事」はもっとしょうもないことなわけです。
相手の失敗の尻拭いが本質なのに、優位な立場をフル活用した圧力でいつの間にか「こちらが謝罪すべき由々しき失態」に変化しているのは驚きのマジックです。観客は大喜びでしょうね。光栄です。
水でも何でも高圧をかければ凍って固体になりますが、強者からの圧力が立場の弱い者の背筋を凍らせるのは物理化学の法則通りだなぁ、などとひとり感心しています。そうして強者が強者でいられるようにするための貢物を一滴ずつ運んでいる今日この頃です。ああ、声の大きい人って苦手だなぁ。
とは言っても、前の会社では余計な大音量の雑音への対応も含めて私一人に集中していたことに比べれば、上司が雑音への対応をしてくれるなどの支援があるのは非常に助かっていて精神的な負担感はだいぶ違います。今の会社も完璧には程遠いですが、上司が実務を知っているというのも大きいです。具体的なサポートや指示が期待できます。以前の会社では何も知らない上司を背負いながら走っていましたのでその違いは大きいです。孤立感は小さいです。あとはもっと効果的にSOSを出せるようになればさらにメンタル面での安定性が増すでしょう。
さて、そんなこんなが至る所に散乱する中、リワークの就労定着支援の契約をしてきました。これで月1回の面談を継続してもらえます。来月に助っ人2人が職場に異動して来てくれるとはいえ、これまでがあまりに重労働だったので疲労が溜まっているのと、まだまだ適正人数には届いていないということもあり、転職から1年が経とうというのに落ち着いて職場定着を図るという当初の目標は依然として達成が遠い状態です。使える支援は引き続き使っていきたいです。
このために再び受給者証を役所に申請して取得しました。その過程で、役所に出向かなくてもメールと郵送だけで手続き完了できることを知って、いつの間にか便利になっていた公共サービスにちょっぴり驚きました。
ついでに、休職していて1年半くらい稼ぎがなかった時期があったためかリワークの就労定着支援の代金の自己負担はゼロと判定してもらえました。
実は行政公認の「低所得世帯」なんです、私…。はい、低所得世帯向け給付金の支給対象です。行政に助けてもらっている弱者勢のひとりです。メンタル休職すると経済面でも大きなダメージを受けますよね。言うまでもなく貯蓄は痩せ細りますしね。そうなるとさらに精神的にも追い込まれたりもしますし。
でもその分、立ち直るための支援を受けられたりもするわけです。希望を捨てずしぶとく生きましょう。行政が市民を助けるのは当然の本業です。火だるまになっている緊急事態のハチドリ市民にヘリコプターで出動して水をかけるのが行政の仕事です。「自立支援」とかいう名称の行政支援を受けると、ああ私は自立もできていないのかぁとガックリしてしまいますが、そんなのは生き抜くことに比べれば些細なことです。形はどうあれ人間は生きてさえいればそれで合格です。誇り高い弱者でOKです。
それはともかく、ひとまずはサポートをまたひとつ確保できました。リワークの就労定着支援は最大3年間利用できます。それだけあれば大丈夫でしょう。その先は別にカウンセラーでも探しましょうかね。
よくアメリカのドラマではカウンセリングやセラピーに通う描写を目にしたりします。まあ、カウンセリングを信用しているキャラクターだけでなく懐疑派も出てきたりするのですが、私は人生を自分1人きりで背負わないという生き方はとても良いと思います。教会に通ったり懺悔したりするのも、人生をお互いに支え合って孤立を避ける知恵かもしれません。人間はひとりでは生きられません。というより、支援しあうことが人類の生存戦略です。どんどん助けを求めて生き続けましょう。それは恥ずべきことではなく、誇るべき人類のDNAに適う自然な行動であり、社会的にも議論の余地なく当然保障された権利です。皆さんも諦めずに、いや、諦めても良いので生きましょう。
リワークの就労支援で面談を担当してくれるのは、リワークに通っていた時にだいぶお世話になったスタッフさんです。当時の私の様子もよく分かってくれている方なので心配なく相談できます。子供時代にあまり親を頼れなかったためか、私は常に心許なさと心細さと孤立感を抱えています。誰かに相談できる環境の確保は、私が健康に生きるための必須条件なのです。ましてや強者が寄ってたかって弱者を叩きにかかる寒々とした世間で生きるなら、私も味方を集めてパーティーで立ち向かうのは真っ当な戦略です。
心強い味方を得たところで、また明日から頑張って働きます。まずは祝日を楽しみにして。
ということで今回はここまでです。来週も楽しみにして下さい。
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