イチブンノイチ

Spotifyにて配信中の番組、実験的ラジオドキュメンタリー「イチブンノイチ」の裏側も…

イチブンノイチ

Spotifyにて配信中の番組、実験的ラジオドキュメンタリー「イチブンノイチ」の裏側も表側も、側面から底面まで、思いのままに書き連ねて参ります。スタッフたちによる決まり事のない叫びと思いの丈を、背筋を伸ばさず、胸を張らず、読んでみるのもいいかもしれません。

最近の記事

#10とニブンノイチ 誰かの小さな歴史

こんなときこそ僕ら冷静であるべきと思う。 立ち向かう優しさを忘れないでくれ。 僕ら必ず忘れないさ。辛さすら飾りにしてやる。 本当人間ってやつは面白いけど弱い。 でもね届けるよ胸の中。ダサい姿も全部晒そう。 あなたいるこの世界守りたいと叫ぶ。 見えない明日は待たない。今もあなたの無事を祈る。 絶対距離は遠くないんだ。今も近くにあるんだ。 BISH / LETTERS みなさん、おはこんばんにちは。 昨日も今日も明日も、いつもイチブンノイチを聞いてくださりありがとうござい

    • #10とニブンノイチ ギルデロイ・ロックハート

      ご無沙汰しています、スタッフのヒノです。 1/9に公開された#10とニブンノイチ回をもって、イチブンノイチ1stシーズンが終了しました。 ここまでお付き合い頂いた皆さま、本当にありがとうございました。 『あなたは何者ですか?』 少し前に見たドキュメンタリー番組で耳にした言葉が、頭の中をぐるぐると回っています。 25歳男性、サラリーマン、東京生まれ東京育ち、文系私立大卒、広告会社勤務... 本当にそうなのでしょうか? こんなふうに並んでいくカテゴリーや肩書きは自分をあら

      • #10とニブンノイチ 太ったおばさん

        イチブンノイチを聴いてくださった皆さんありがとうございます。 ディレクターのクラカミです。 イチブンノイチseason1では、ゲストに好きなことを語ってもらい、それを一冊のエッセイとして発刊する「ヨンブンノヨン」のコーナーをメインで展開してきました。 ヨンブンノヨンがスタートしてから約半年。#1から#10まで計10冊のエッセイを発刊することができました。 ゲストの皆さんには「自分の好きなことを語ってください」という非常にざっくりした依頼をしていたのですが、人生のターニン

        • #10とニブンノイチ 地獄って昼夜あんの?

          それはサイトウが地獄祭で何気なく発したことばです。 そして泥酔状態で地獄祭から戻ったその夜(呼ぶ人によっては朝)、ラジオからはこんな曲が。 どうぞ、出来る方は曲を流しながら読み進めてください。そういう回です。 空に星があるように/BEGIN この曲を聴き終えた直後に、どうやら大虎の自分は李徴気分で詩らしきものを残していたようでした。 地獄に空はあるだろうか お前は何色を選ぶのだ 赤黒い炎のような暗い空 永遠にこの色を見ていたいのか 地獄に星はあるだろうか 空のそのま

        #10とニブンノイチ 誰かの小さな歴史

          #10 マオリ・フィナーレ

          パーソナリティーのヤマモトです。 本Podcastのシーズン1(?)、最後のゲストとして奥泉さんにエッセイを伺うことができました。 自分の話を少々……。 本編でも話していますが、僕は奥泉さん所属のバンドGi Gi Giraffeのファンで、学生時代サークルのメンバーでコピー演奏をしたこともあります。Sail On Ceylon Teaも愛聴しております。 Gi Gi Giraffeを知ったきっかけはパーソナリティーのサイトウで、2014年頃にサイトウから教えてもらったのでし

          #10 マオリ・フィナーレ

          #9 ライオンでいいのだ

          こんばんはサイトウです。 にはじまるトークを重ねる事ここまで27回、期間にするとおよそ半年。 初めてこのスタッフブログ「イチブンノコト」の文章を書いていた頃の自分とは、気の持ちようというやつがたしかに違っている気がする。変わってきたというより。 こんなことを書くと、何をカッコつけやがって、と思う人もいるかもしれないけれど、この文章の中に生きている私のことくらいは、どうか圧倒的主人公でいさせて欲しい。 リスナーはみんなヤマモトくんばかりにオチをつけるから。 そんな面倒くさい人

          #9 ライオンでいいのだ

          #8 ユリイカ

          「あなたが私の息苦しさを理解しないのと同じようにわたしもあなたのさみしさは理解できない。それはあなたとわたしが別の人間だから。…ないがしろにされたと感じたなら悪かった。だから歩み寄ろう」 「わかり合えないのに?」 「そうわかり合えないから」 ヤマシタトモコ『違国日記』page.13 昨日も今日も明日も、いつもイチブンノイチを聞いてくださりありがとうございます。 はじめましての人もそうでない人もごきげんよう。今まで表に一切出てこなかったイチブンノイチのプロデューサーを務める平

          #7 ストレートパーマ

          イチブンノイチを聴いてくださっている皆さま、いつもありがとうございます。 今回は2回目の登場、ヒノが担当しますよ。どうぞよろしくお願いします。 ありがたいことにリスナーの方からのお手紙を頂けることが少しずつ増えてきました。 第7回後編で紹介させていただいた「ボーナストラック」についてのお便り、 そもそもボーナストラックという言葉を久しぶりに聞いたような気がします。 我々もPodcastをSpotifyで展開しているわけですが、 もしかしたら音楽ストリーミングサービスの普及

          #7 ストレートパーマ

          #6 風に語りて

          ブログでははじめまして。 Podcast「イチブンノイチ」のパーソナリティー……のタイトルコール無茶振りされている方のヤマモトです。 んー、いや。風属性のヤマモトです。 同じくパーソナリティーのサイトウ(ダイさん)は、私の先輩であります。そんなわけでPodcastの収録中はいつも上からの圧力がありますので〜、この場を借りて伸び伸びと皆さんへ感謝を述べたいと思います。 いつも聴いてくださっている皆さん、もしくは今回たまたま聴いてくださったそこの貴方。いわゆる「素人ラジオ」に耳

          #6 風に語りて

          #5とニブンノイチ

          国勢調査の回答を先程終えましたキタノが担当します。5年に一度ですって。2015年の記憶って絵と音を直ぐに呼び起こせますし、なにより“ついこの前”という全く捻りのない表現に口と脳が支配される状況にムカついてきたところであります。 5とニブンノイチは、ゲストなしコーナーなし、パワー系問わずがたり回となりました。 今回のタイトル、「芝浜」は人情噺として今日まで親しまれる名作落語だと称されます。 落語に関してあまり明るくないのでこれ以上はもう何も言えませんが、 「談志の芝浜 (

          #5とニブンノイチ

          #5不完全

          もはや定番の文句となりますが、イチブンノイチを聞いてくれている方、ここにたどり着いてくれた方ありがとうございます。書き始めるにあたり、しみじみとありがたさ感じています。 今回はディレクターのクラカミが担当します。#5エーキくん回が配信されました。サラリーマンとして葛藤するエーキくんに、同じくサラリーマンである私はシンパシーを勝手に感じて筆を執っています。 唐突ですが、みなさんは上司とけんかしたことありますか?私はあります。2回。前の職場で1回、いまの職場で1回。 けんか

          #4 リビドー

          イチブンノイチを聴いてくださっている方々、逆にイチブンノイチなんて知らないけど何故かこれを読んでいる方も、ありがとうございます。 今回はディレクターのヒノが担当します。 末筆ですが、お時間に余裕がありましたらお付き合いくださいませ。。 地球のお魚ぽんちゃんさんをゲストに迎えた#4が無事配信されました。 なかなかこれまでとは違う意味でもパンチの強い回でしたね! (まだ聴けてない方のためにリンク貼っておきますね。) イチブンノイチは、いつもリモートで立ち会って収録をしてい

          #3 解

          イチブンノイチを聴いてくださった方、そしてどういうわけかnoteにたどりついてくださった方、有難い限りです。 前回に続いてキタノが担当させていただきます。 読書感想文の類はゴーストライター(母)に任せていたため、こうしてうじゃうじゃ書いているのも妙な話ですよ。人生何がどうなるかわかりませんね。 さて早速ですが#3ゲスト玉置周啓さんと発刊したエッセイ『流木』の感想に移りたいと思います。 いや〜いかがでしたでしょうか。放送を聴けば聴くほど、自分の行動や思考を省みてはヘコみ、ま

          #2 味変

          イチブンノイチに出会ってくださった方、リスナーになってくださった方、そしてnoteまで読んでくださっている方、まるっと大感謝です。ありがとうございます。 「構成作家を担ってるラジオナード」とダイさんに紹介いただきました、スタッフのキタノと申します。 自分で言うとなんとも仰々しい肩書きですね。前回のダイさんのnoteで震え上がりました。とはいえナード側であるのは事実。15の夜に開けてしまったパンドラの箱、閉め方を聞くのを忘れてしまったが最後。(宮藤官九郎のオールナイトニッポン

          #1 僕らの目線

          イチブンノイチをお聴き頂いた方、しかも聴くに留まらずこちらの文章まで覗いて下さっているそこのあなたやあなた方、本当にありがとう。初回の筆をとらせてもらうのはわたくしMCの片割れサイトウです。 このイチブンノイチというポッドキャストは、僕の他にMCのヤマモトくん、そしてプロデュース、ディレクション、脚本、などなど、これらを担ってくれている仲間たちによって成り立っています。 プロデューサーを担ってくれている通称おじちゃんという人間は、誰からも愛されなさそうなのに、最後には誰か

          #1 僕らの目線