#7 ストレートパーマ

イチブンノイチを聴いてくださっている皆さま、いつもありがとうございます。
今回は2回目の登場、ヒノが担当しますよ。どうぞよろしくお願いします。

ありがたいことにリスナーの方からのお手紙を頂けることが少しずつ増えてきました。
第7回後編で紹介させていただいた「ボーナストラック」についてのお便り、
そもそもボーナストラックという言葉を久しぶりに聞いたような気がします。

我々もPodcastをSpotifyで展開しているわけですが、
もしかしたら音楽ストリーミングサービスの普及がトドメを刺してしまったのかもしれないですね。
僕がティーンの入り口くらいで右往左往していたころに友人が貸してくれた、BUMP OF CHICKENの『orbital period』にも隠しトラックがあったことを思い出しました。
あの頃は何かしらそういう仕掛けがあるものが多かったですよね。

こないだ金ローでもやっていた『レディプレイヤー1』という映画が大好きなのですが、その物語の核になるのも、ゲームに隠された“イースターエッグ”、いわゆる隠し要素です。
なんだろう、隠されてるものってワクワクするのかな。
平たく言うと遊び心ですかね。

イチブンノイチのボーナストラックという意味でいうと、
OPトークでヤマモトくんが紹介していたBGMやジングル、オープニング/エンディング曲はぜひもう一度聞いてみてください!
実はちょっとずつ変化していたり、もしかしてこの声は...?みたいなことがあるかも。ないかも。

そんなことを書きながら思ったのですが、このnoteもまたボーナストラックかもしれないですね!今のところあまり価値はないけれど。笑
あまり表には出てこないイチブンノイチメンバーと絡みたい方はぜひこちらでどうぞ!いつでもお待ちしています。


さて、なっちゃんさん回はいかがだったでしょうか??
収録はいつも楽しいのですが、この回は笑ってばかりで、いつも聴いてくださる方はわかるかもですが、みんなテンションがちょいおかしいです。
ミツルのレターセットを買い占めたり、ゴキブリが宇宙と交信したり、サイゼリヤが電脳世界から帰ってきたり、突然スピリチュアルスイッチが入ったり、何故かゲストが話を回してくれてたり、急に雑になったり、ギャルマインドが高まったり。

盛り上がったけど、これヨンブンノヨン成り立ってるのか?とちょっとだけ心配になったりもしましたが、そこはなっちゃんさんの明るい人柄と、MC2人の奮闘と、そして我らが敏腕構成作家キンちゃんの手腕によってポンポンポーン!と見事にまとまりました。笑

お便りで触れてもらえることもあるので少しだけスタッフの話をすると、
既にお分かりの方も多いかもですが、我らがイチブンノイチクルーの裏ボスはキンちゃんです。
この末恐ろしい最年少の手のひらのうえで、おじさんたちが踊らされています。
僕の仕事はというと、話があっちゃこっちゃいったときにしゃしゃりでて、それっぽいことをまくしたて、最終的には「キンちゃん、どう思う?」というトスをぶん投げることです。大体はこれで解決します。
キンちゃんが日本中の電波を掌握する日もそう遠くはないでしょう。


太鼓持ちはこの辺にして、話を戻しますが、
大人になるということは、ある意味では雑になっていくことに近いのかもと思いました。
実は僕も天パで、昔はそれが嫌で、ストレートパーマをかけていたこともありましたが、いつの間にかそれもあんまり気にならなくなって、逆にセットしなくていいから楽だぞと思うようになったり。
気にしなくなることは悪いことではなくて、少しずつ自分が生きやすいように、そして色々なことが見えるように、楽しめるように、調整しているのかもしれないですね。

一方で、自分のこだわりとかティーンの頃の記憶みたいなものも、
やっぱりどこかでちゃんと生きていて、そういう話が出てきた時こそ、
イチブンノイチが面白いのです。これは人間の隠し要素。
実家の引き出しの奥に、昔使ってたガラケーのカメラフォルダに、
むずがゆくて青臭いボーナストラックが隠れているのかもしれないですね。

それが何の拍子で出てくるかはわかりませんが、
なにか息が詰まることがあったときは、
とりあえず手近なものを軽く叩いてみるのはどうでしょうか。



追伸。
ハリーポッターは4作目以降もぜんぜん魔法学校の話してるわい!!!!!

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