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#文章
書くに値すると信じる気持ち
自分が好きな文章の要素のひとつに、「“書くに値する”という気持ちで書けているか」というのがあると、最近気づいた。
書くに値するという気持ちで書かれた文章からは、書き手の熱と思いが伝わってくる。たとえば、誰かの人生経験についてや愛してやまないものに関する文章を読んだとき。それに心を動かされるのは、「書くに値することなんだ」という、書き手の信念のようなものがあるからじゃなかろうか。
意識的な信念で
使える語彙と表現の幅が広がるとき
さっき読み終えたばかりの本の感想をスマホ画面に書き落としながら、その文章表現に頭を悩ませている自分がいることに気づいた。「ここは『すごいと思った』より『驚かされた』かな」とか、「この感情は『じんわり広がる後味の悪さ』で合ってるかな」とか。
別に誰に見せるわけでもないし、立派な書評でもなんでもない。それでも、自分が思うぴったりの言葉で、感想を書き残したかった。
自分の心が動いたことを、自分なりの