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目の前の人との会話は何よりもエンターテインメントだ

『娯楽の少なさにビックリするよ』 
お仕事の都合で1年間のアメリカ生活をすることになった時、友人に言われた。

今まで気がつかなかったが、日本は娯楽大国だ。
楽しいものがたくさんある。特に大都市に住んでいれば、テーマパーク、ショッピングモール、おいしいご飯に各種イベントなど、やること見るもので溢れていて、新しいものがどんどん どんどん出てくるので、暇を潰すに困らない。 

友人が言うように、確かにアメリカは娯楽が少なかった。
少なかったけど、すっごい楽しかった。
楽しそうにしている人は圧倒的に日本より多かったように感じた。


なんでだろう???


少なかった娯楽の中で一番はぶっちぎりで目の前の人との会話だと思った。
何時間でも何回でも毎日でも楽しんでいられた。
そこに美味しいお食事と美味しいお酒があれば最高だけど、基本的には何もいらない。 

日本での娯楽は完成度が高い。
楽しむために頑張ったことなんてなかった。もしかしたら、受け身に楽しませてもらえるのを待っていたのかもしれない。 

アメリカでの娯楽は、ちょっと物足りなかった。自分で楽しみを掴みにいかないと十分に楽しめなかった。楽しむためにいつもちょっと考えた。
でも、楽しむことを決め、考えて動いた後の楽しさは底なしだった。 

自分で動かないと楽しさを得られない。そんな生活の中で、楽しそうにしている人は必然的に自発的な人だ。 

過保護すぎなかったアメリカの環境は、自発的に動くことの素晴らしさを教えてくれたし、エンタメな人達との出会いを増やしてくれた。


自分で考えて行動してきた人とは何時間でも話してられる。


目の前の人の会話は何よりもエンターテインメントだ。 これからも自発的に動き続けて、そんなエンタメな人が何度でも会いたくなるエンタメな人になっていきたいな。

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