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めぞん一刻 アニメ✖️マンガ比較 第九十五話 ああ感動!指輪に込めたばあちゃんの愛

アニメおすすめ度 ★★★★☆

物語もついにエピローグに突入した感じでして。
序盤はアニメ版オリジナル、三鷹と明日菜の結婚式。
そしてそこから響子を裕作の両親に紹介するまでの物語が描かれます。
それ故、後半の舞台は東京を離れて裕作の実家、新潟。
一刻館を部隊にした演出とは少し違った描写が非常に感慨深い一話なのです。

勿論、季節柄外は雪。
雪の中出前に行くシーンもすごく美しい。
裕作が出前から帰ってきたところで自転車で転びそうになるシーンなど非常にリアルな動きでいいな、と思うわけなのです。
そして、各部屋に設置されている暖房器具もいいですよね。
ゆかりの部屋に置いてある火鉢など非常に印象的。
裕作とゆかりがゆかりの部屋で話すシーン、最初に火鉢が大写しになるのも印象的でいいですね。

対してラスト、裕作の部屋を訪れる響子と裕作。
ここには電気ストーブ。
部屋にいる響子に向けて大きな電気ストーブをつける裕作も、裕作らしさが出てていいな、と思う訳です。
そして、部屋においてある、17の誕生日に送られたゆかりから裕作へのプレゼント。
こういうところでゆかりの裕作を可愛がって育ててきた印象をプラスしてくる。
なかなかにホロっとくる訳です。

ここまでの物語についてはこちら。

監督 吉永尚之
脚本 金子裕
コンテ・演出 澤井幸次
作画監督 河南正昭

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