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YAWARA! アニメ✖️マンガ比較 第五話 いざ実戦!柔の道は一日にしてならずぢゃ!!

アニメおすすめ度 ★★★☆☆

武蔵山高校と巌流寺高校の交流戦に巻き込まれる形で出場することとなってしまった柔。
「女の子と柔道ができる!!」とスケベ心で挑んでくる相手に対してやりたくもない試合を強いられる今回。
最初は渋々と試合に出されていたものの、段々と強くなる試合相手と周りの声援に押される形で徐々に本気の勝負をすることとなる今回。
勝負の行方は・・・まぁそこは分かりきってますがな。

はてさて、今回の物語をアニメ化するに一番重要なこと、それは確実に相手が強くなっていることが動き的に表現されること。
で、それに対して柔が段々と本気を出すに至る部分に説得力があること、そんなことを思う次第なのです。
次鋒・中堅の性欲丸出しの迫力はなかなかに見応えがあるのですが・・・問題はその後かな、と。
本来であればここまでより実力者であるはずの副将・大将にイマイチ迫力に欠けると言うか・・・。
前二人の性欲丸出しの迫りくる感じがすごすぎて・・・。
その分を組み手の時点で説得力ある描き方がなされていれば、とは思うわけなのですが、イマイチそんなこともなく。
それに加え、後半に近づくにつれて描かれる回数が増える柔の「バーゲン行きたかった」描写が増えてくるわけで(仕方がないんだけど)
後半になるにつれて相手が強くなっている、に今一つ説得力がなくなってしまっているわけです。
もう少し!もう少し手の加えようがあった気もするのですが!!
最後にあたる大将、佐々木の押さえ込みから逃げようとする感じも、ただバタバタしているように見えてしまっていて残念だな、など思う次第なのでした。

ここまでの物語についてはこちら。

脚本 井上敏樹
絵コンテ 岡村豊
演出 滑川悟
作画監督 君塚勝教

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