あしたのジョー２ アニメ✖️マンガ比較 第三十三話 アメリカから来た・・・１３人目のキング！？
アニメおすすめ度 ★★★★☆
『あしたのジョー２』マンガ版との変更点が多く、オリジナルキャラクターも数登場します。
が、ジョーの対戦相手の登場はこれが初めて。
それがこの男、世界バンダム級一位「レオン・スマイリー」。
彼との試合、そしてそこに至るまでが描かれるのが今回。
完全なるアニメ版オリジナルの物語なのです。
マンガ版では全く出てこない話「世界のボクシングはWBAとWBCの二つで組織されています」てなわけで。
世界には二人のチャンピオンがいるわけです。
その片方がホセ・メンドーサ。
そしてもう一人が、レオン・スマイリーの憧れ、カロルド・ゴメス。
ジョーがホセ戦への通過点としてこの試合にのぞむのと同じように。
レオンもこの試合、カロルドへの憧れから通過点としてジョーにのぞむ。
両者共、相手が眼中にないという非常に不思議な感じの一戦なわけです。
今回の一戦でかなり、マンガ版とのホセの扱いの違いが見えてくるんじゃないかな、と。
マンガ版ではあくまでのホセは、ジョーにとってはカーロスの仇であり、倒すべき相手として描かれていたわけなのですが。
アニメ版だとジョーにとっての憧れのようなニュアンスが強い。
カロルドとの一戦を控えたホセを「ホセが負けるわけがない」なんてことを言うわけで。
最後に向けた心境がなかなかに変わってくるわけなのです。
ここまでの物語についてはこちら。
脚本 篠崎好
コンテ さきまくら
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