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めぞん一刻 アニメ✖️マンガ比較 第八十八話 愛ふたたび?こずえが残したキスの味!!

アニメおすすめ度 ★★★★★

監督 吉永尚之
脚本 金子裕
コンテ・演出 鈴木行
作画監督 鈴木俊二

マンガ版では現在14巻の最初のあたり、全15巻なので話も佳境の佳境。
ここまでの物語で清算されずにきたありとあらゆることがここにきて一気に清算されていくわけです。
三鷹の物語の最後の清算が行われる前半。
そして後半では長らく未着手できたこずえとの物語が描かれるわけです。
そんなこんなで前後半で見所が全然違うわけですが・・・。

前半の見所と言えば三鷹が明日菜と生きていくことを決意するところ。
ポイントとなる準優勝のカップの描き方がすごい!
準優勝した瞬間を回想する三鷹のシーン、一瞬ながらカップを落とすところがアニメ版オリジナルで追加。
そして、この後で出てくる準優勝のカップに凹み傷。
巧妙!!
そしてそれを見つけて触れようとする明日菜の手の動きが非常に丁寧で良い!!
そこからスタートして二人きりで語り合うシーン。
動き、表情、全てが説得力が高く・・・。
特に、最後の三鷹の笑顔、最高。

で、後半が裕作と久々に登場したこずえの物語。
ここは何と言ってもこずえと裕作のキスシーンに見所が集約されるでしょう!!
マンガ版通りの、非常に動きの大切なキスシーン。
ここが、きちんと、マンガ版通りの動きで、不自然なく描かれている!
この間に入るちょっとした、裕作の視線の動きやら、驚いて目を開ける感じとか、全てが丁寧で最高。
そしてその後の響子の表情・・・。
本気で怖い!!良い!!

あと細かいところながら、裕作と三鷹のやりとり。
「生意気かもしれないけど、明日菜さんを幸せにしてあげてください」
に対する三鷹のセリフが
「余計な心配しなくていいよ」から「生意気だよ」に変わっているの、すごいいいと思いました!!
かっこいい!!

ここまでの物語についてはこちら。

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