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YAWARA! アニメ✖️マンガ比較 第十三話 柔の心は葉山にゆれた!

アニメおすすめ度 ★★★★★

相も変わらず滋悟郎が強引に話を進め、柔道選手権大会への出場が決められてしまう柔。
柔をライバル視して挑戦上を叩きつけてくるさやか。
そして当の本人、柔はと言うと・・・全く乗り気じゃない・・・。
そんな柔の気持ちをどう動かすか、周りの人々が奔走するのが今回の物語なのです。
そしてそれと同時に語られるのが・・・柔、風祭、松田のなんとも言えない三角関係・・・。

松田が柔のことを女性として本格的に意識し始めるのは今回、柔の着替えをプレゼントするシーンなのでは、と。
そのためには着替えた柔が飛び切りに可愛い必要があるわけで。
マンガ版でもはにかみながら更衣室から出てくる柔の可愛らしさといったらもう・・・なのですが。
アニメ版も負けていませんね、少し顔を赤らめて出てくる柔のなんとまぁ可愛いこと。
その後の松田との視線がぶつかったりお互いに照れたり、いいね、いいね。
店員さんの「素敵な彼氏がいて」への二人の返答の微妙にチグハグする感じも最高。
このあたり、少しずつながらアニメオリジナルでシーンが足されている。
二人がお互いを少なからず意識している感じが少しずつ描かれ初めているな、って感じなのです。

この二人の不器用な感じの距離感に対して、この後登場するのが風祭、ミスタープレイボーイ。
風祭とさやかのやりとりを見て、さっきまでとは打って変わって落ち込んでしまう柔。
海辺の道を歩く柔をアニメ版では夕日が照らす。
このしんみりした感じ、切ない。
そのままバスに乗った柔を追いかける松田の動きもコミカルかつ、確かにそう言う動きしそう、という説得力もあって良い!
最後に財布を受け取った柔の表情がきちんと描かれるあたり、マンガ版にはないのですが、あそこの柔の表情も絶妙で最高ですね。

そんなこんな、対比的に描かれた松田と風祭、そして二人への柔の想い。
さてさて今後どうなる!?

ここまでの物語についてはこちら。

脚本 井上敏樹
絵コンテ 高坂希太郎
演出 浦畑達彦
作画監督 高坂希太郎

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