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成果主義の組織を観察して気付いた優秀な人がしている「勉強方法」まとめ

創業2年目のスタートアップで、社長室的な部署で広報や人事などの業務に携わり1年が経ちました。

所属している組織は、フルリモート・スーパーフレックスのため、基本的に誰が何をやっているかは成果に重きを置いて見ています。(もちろんプロセスも見ています)

そんな成果主義の組織を1年観察し続け、優秀な人はどのような方法で成果を出すための勉強しているのかをまとめてみました。
(私自身も実際に真似て勉強をしてみたので、その結果についても書こうと思います)

ちなみに、このシリーズは2回に渡って書こうと思っています。
第二弾は「成果主義の組織を観察して気付いた優秀な人がしている「具体的な勉強内容」まとめ」を予定しています。※今回は勉強方法で、次回は具体的な勉強内容について書きます。

勉強方法

1. 公式情報・一次情報から学ぶ

インプットに関しての勉強方法です。
優秀な人たちはこぞって公式から出ている情報や一次情報から学んでいました。
私自身、過去在籍したことのある組織では、先輩に教えてもらう・なんとなくググって出てきた情報を使用することが多かったです。

公式の情報とは、プロダクトのホワイトペーパーや、企業の成果が掲載されているIR情報など、公式の中でも最も純度の高い情報のことです。

一次情報とは、転載されたまとめ情報や人から又聞きをするのではなく、自ら体験・調査・実験をおこなって出た情報のことです。

具体的な例として、初めてイベントを担当することになった人が、一次情報を取るため、トレースしたいイベント運営者に直接話を聞きに行っていました。
出ている情報だけよりも具体的かつ、話を聞いたイベント運営者の改善点や注意するポイントを聞けるなど、準備するべきレベルやポイントがわかりやすくなるのでとても効率的だなと思いました。

私自身もこの勉強方法を真似て、公式情報を見る習慣ができたのですが、公式情報のいいところは、情報源に全てが詰まっているので、SNSやまとめサイトなどが小出しにしていたり、一部省略されているようなことを網羅的に知ることができると感じています。
また、以前の会社でやっていたような、先輩から学ぶだけの業務的な情報や、適当にググった情報だけだと、情報に対する理解も浅く、退職後に身になったのかな?と懐疑的に感じることも多かったように思います。

※公式情報の難しいと感じる点としては、調査する目的が不明確なときや該当の情報を読み方を知らないときは少し情報取得に時間がかかります。

2. 抽象と具体を行き来する

アイディアを考える時の勉強方法です。
0からアイディアを生み出すことはとても難しいとされていますが、優秀な人はそのアウトプットの精度が高く、ロジックの落とし込みやストーリーがしっかりとしています。

「抽象と具体」についてはこちらのnoteがとてもわかりやすかったので、言葉のイメージが湧いていない方はぜひ参考にしてみてください。

社内で面白いなと思った事例としては、IT関連のアイディアを植物の生態を抽象化して着想を得たりするなど、同じ要素を含んでいなさそうなものからもアイディアが生まれる可能性があるということを知りました。

私自身は具体化は好きで、成功事例をトレースしてその成功理由を抽出するということはやっていたのですが、もっと抽象化して成功するパターンの共通点をメタ的に言語化できるなと伸び代を感じているので、トレーニングがんばりたいと思います。

まとめ

他にも実践されている勉強方法はあったのですが、共通している点としては上記の手段でした。

みなさん、総じて情報の理解度が高いのと、その情報を効果的に使うための方法を心得ているなと感心しました。

紹介した2つの方法は初めからうまくできるわけではなく、どちらもトレーニングが必要だと思います。
2点だけですが習得できると、情報検索力であったり、抽象化したものを言語化するなど、複利的にビジネスマンとしてつよつよになれてしまうスキルが身に付きます。

ぜひ、参考にしてみてください。
次回は優秀な人たちが勉強している具体的な勉強内容をご紹介します。

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