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大福はインターバルである



僕は、今ダイエットしています。

それもかなりの覚悟を持って、、。

街中で僕が服を脱いだのなら、バキバキですね、何を目指しているんですか?もうダイエットする必要ないんじゃないですか?

と恐らくは人々は、その様に言うことでしょう。

が、僕は9月中旬に開催されるフィジーク大会で勝ちたいという闘争心という栄養素で残りの僅かな皮下脂肪を削り落としています。

とにかく、コンテストで勝ちたい、勝ってみたいという感情がここ最近と、期間が近く成るにつれてその様な感情に浸ることが多いです。

今までは、どちらかというと”平和主義的”で争いなんか、競争なんて自分を窮屈にするだけだから、できるだけその路線とは距離を置こうと思っていましたが、ですがここ最近はこの競走というものでしか感じられない、前向きなストレス、ポジティブなプレッシャーがあるのがかえって心地良かったりするんじゃないのか、とも密かに感じております。

「1位以外は意味がない」とまでは言わないまでも、それに近い感情すら覚えます。

そのせいか、ここ最近はめっきりと食欲が下手に周り、目下の1番の欲は貪欲さ、まさにディザイアー、勝利という2文字が絶えず頭の中で思考しております。

街中を歩いていて、目の前に大好きなインド料理があったとしても、目の前でケバブの屋台があったとしても、その欲は全て二の次の欲求へと昇華してしまいます。

ですので、とにかく勝ちにこだわるというスタンスで、残りの日々を過ごして参りたいなと思います。


とはいえ、ボディビルダーだって生身の人間です。欲求に忠実です。トレーニングをしたいときはするし、したくないときはしない、
食べたいときは食べるし、そうでないときだってある。

僕は、たまたま現状は勝利という2文字で頭の中がいっぱいではあるものの、この先はどう成るかはわからない。


だから、ここで少し僕なりの欲との付き合い方を言及してみようと思います。

この先に欲と対峙する時があれば、必ず僕はこの記事を遡ります、これを読み返します。

このブログを読んでいる方で、すでに何かしらの欲と向き合っている場合は少しでも参考になれればと、、。


では、いきましょう。


「大福はインターバルである」


大福はインターバルです。

これはボディビルダーまたはダイエッターにとっては、、ということが前提としてあります。

別に体重なんて気にしちゃいないんだぜ、っていう方はどうぞ口いっぱいに大福とやらを食べ尽くせばいいじゃない、と思うのです。


が、ここではボディビルダーの僕がそんな大欲との付き合い方を見ていきます。

ここでいう大欲とは、ボディビルにとって関係のないもの全般ということです。つまり、脂肪を落とすのに一切関係のない食材ということです。

それは大福的なるものだと思っております。

え、大福はカロリーもさほど高くないし、脂質も低いからいいじゃん!!という方がいるかもしれませんが、こちらは極限まで脂肪を減らしたいのでそんな虫の良いことは言ってられません。

そんな人には、だからあなたはダイエットできないんですよ!!とさっと耳元で囁いてやりますよ。

そんな大欲的なる大福ですが、確かにカロリー的にはさほど、問題はありません。

ポテチやビスケットに比べると、優秀と言って良いでいょう。

「今、一番何が食べたい??と職場の人に尋ねられたことがあります。」

僕が、すかさず大福です。と言ってみたら、幸福度数低くね??とあっけなく返答されましたが、世間的にみても確かにローカロリーの部類に大福は属するのかもしれません。

そもそもとして、なぜ大福が取り上げられたのかというと、もちろん栄養素的に大福はまだ許容範囲ですし、少しやらかしたとしてもダメージが少ないからです。

つまり、平たくいうと甘いものが食べたいということなんですが、これがラッシーとか、キットカットとか、マドレーヌとかだと困るのです。

同じ甘いでも、その甘さが何由来からなのかで、同じダメージでも雲泥の差があるからなのです。

豆からなのか、砂糖由来なのかで、随分と毛色が異なるからです。

で、ここは即答で豆を選ぶことにしますが、ここではその理由は時間がかかるので省略します。
端的に栄誉学的にみれば、という理由から控えているだけです。


で、本気でダイエットをしたことがある方ならわかりますが、なんか無性に食べ物が食べたくなる時が絶対1度や2度はあると思うんですよね。

僕は、まさにそレは大福になるわけですが、無性に大福を食べたいという衝動が抑えきれなかった時期がありました。

それもスーパーとかで売っている砂糖由来からできた似非大福ではなくて、餅屋に出回っている本物の大福としたものです。

あの適度に甘くて、片栗粉を口いっぱいに頬張りたい、そんな感情だったと思います。

大福なんてものは、本当に2週間に1回がせいぜいのところですが、いわばその1口1口が貴重なのです。
たかだか、1つ100円くらいのものを握りしめて、あれよあれよと口いっぱいに、大切に慎重に運んでいきますから、
そして気がついたら、目の前の大福がなくなっていた、、


こんな経験でしょう。


大福は脂肪を落とす上では必要な栄養素ではないけれでも、食べたくなるときは食べてしまうものです。

で、ここで本題なのですが、この食べるマインドセットですが、インターバルなんだという意識を持って食べるということなんです。

お祝い事なんだと、非日常なんだと、これは一時のほんの僅かな安らぎであって、またこの後からは平常に戻るんだという覚悟を持って目の前の大福を食べる、美味しく味わいながらその味を噛み締める。


この様な意識が大切になってきます。

僕の中では、大福は束の間、ラグジュアリーと言っても良いでしょう。

普段、ダイエットをしない方も、そういった当たり前に食べるという行為から、少しそのような演出をしてみると小さな感動が、あなたの目の前で直ぐに現れますよ。

幸せって意外と近くにあるんです。

筋肉代行屋 J

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