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夢を追いかけて、私のせいで終わった話。

どうも!こんにちは。
みんなの笑顔を咲かせるために西から来ました!
HanaEmiです♪

今日は中学時代、夢を追いかけたのに私のせいでその夢が叶わなかったお話をしようと思います。
正直話すといつも苦しくなるんですが、今の私がいるのはこの経験のおかげなので話させてもらいます。


私の夢とは

中学時代の私の夢、と言うか目標は「団体戦で県内1位になること」。
何かというと私はずっと部活動で卓球をしていました。
中1から中2になるときに顧問の先生が変わって、部活の方針も変わった。
その時できた部活の目標が「県内1位を取ること」。
全然弱小で優勝の常連校とかではなかったから、夢のまた夢のような話だった。

1年生大会(団体戦)

まあでも弱小なりに先輩方が上手かったので技術はいろいろ教えてもらった。
1年生しか出ない大会があって、そこでまさかの3位。

いやいきなり3位て!!
そこそこ強いやんけ!!
って思うかもしれへんけど、まじでそんなことない。

ほんまにたまたまのくじ運とかとりあえず「たまたま」に過ぎない。
入ったばっかりの1年生だけで試合やで?
プロが見たら「しょーもなっ!」とか言われるレベルやと思う。
まあでも3位になれたって言うのはいい経験でした。

しごかれる日々

大きな夢ができるまでは、
練習は半日でしかも1年生はほぼ筋トレと球拾いっていう、まあありがち?な感じだった。
でも夢ができた時、ちょうど先輩たちが引退して、2年生になり、部活の方針が変わった。

というのも、休みなんて月に1回。
土日は1日練習。
平日でも土日でも部活の半分は筋トレの時間。
卓球ノートを毎日書く。
制服のスカートは折って短くしない。
ボタンは開けない。
などなど….。

部活以外にも口出してくるのよね〜。
「この中学の当たり前が世間での当たり前だと思うな」って
よく言われてた。
そのおかげもあってか、ヤンキー中とも言われてたけどグレずに今を生きれているわけです。ありがとう顧問。

全然勝てない。

どんなに頑張ってもやっぱり勝てない強豪校がいるわけです。
だって私たちは弱小だったので。
近畿大会常連!って呼ばれるような中学があったの。

でも私たち強くなってきてて、決勝戦まで必ず勝ち残るような実力をつけれました。
だからいつも強豪校に当たる。
そこでいつも負けるの。
そして2位になるの。
全然夢を叶えられない。
悔しい。

個人戦はクソ弱い

ここまで読んでくれた人は、
「え?2位?めっちゃ強いやん」
とか思ってくれてるかもしれないけど、
団体戦のメンバー8人(スタメン6人)は全員個人戦では弱い。
きっとみんな同じ夢に向かって戦う時が一番燃えるっていう
少年漫画主人公キャラばっかりだったんだと思う。
(確かにキュン!より熱い友情だ!って人ばっかりだったな….笑)

夏の引退試合開幕

いよいよ3年生になり、引退試合。
ここで勝たなきゃ夢が叶わない。
いよいよ決勝戦。
何度も見た対戦相手。
いつも私は4番とか2番とかに出ることが多かったんだけど、
最後は5番目だった。
※中学の団体戦は、5本勝負で3本とったら勝ち。
なので2−2で私に回ってくることがあるよ💛

私の対戦相手は過去に戦って1勝1敗の相手。
正直手の内もわかってるし、互角すぎる相手。

決勝戦だったこともあり、広い会場で2台だけ置いて試合開始。
ファースト、セカンドが入ってファーストが終わりダブルスが入る。
ダブルスとセカンドが早く終わったのでフォースと私ラストが台に入る。
この時点で1−2で負けててフォースと私が勝ったら優勝。

一方私は0−2ですでに負けてて、あと3本巻き返さないと勝てなかった。
2セット目の終わりに横の台を見ると試合は終わってて
フォースの子が勝って喜んでた姿が目に入った。

「これは私にかかってるんだ。」
「みんなの夢が私にかかってるんだ。」
そう思うと燃えたぎる熱い炎が湧き出てきて、
なんと2セット巻き返した。
これで2−2。
正真正銘、次取った人が勝つ。
そしてチームが優勝する。

最終決戦

最終セットは5−5になればチェンジコートするのが決まり。
初め5−0で私が点を取りチェンジコートした。
そのあと9−8になり、相手チームのタイムが入る。

あと2点取ったら勝ち。あと2点取ったら勝ち。
そう心で念じながら頭は冷静に心は熱くしていた。
後ろを見れば仲間が拳を握りながら応援してくれている。
正直泣きそうだった。

上の客席を見れば私たちの家族や同じ部活の同期や後輩、相手校の人たちの応援もいて、広い会場で試合をしているのは私たちだけ。
全部の視線が私たちに釘付けになる瞬間だった。
でもびっくりするぐらい冷静でいたのは覚えている。

試合は進み、
9−9
10−9
10−10
…..。

決着

デュースを何度も繰り返し、
正直何点だったのかは覚えていない。
でも、負けたことだけは鮮明に今でも記憶に残っている。

叶わない夢

相手のチームは泣きながら喜んでいた。
私は後ろを見るのが怖い。
上の客席を見るのも怖い。
でも泣くのも違う。
「嬉しい時に泣け」そう顧問から教えられていたからだ。
泣けない。悔しい。苦しい。
たくさんの感情が込み上げてきた。

後ろからキャプテンが背中をたたいて
「お疲れ様」
と言ってくれた。
その瞬間に堪えてた涙が一気に出た。

整列をして片付けしたあと、最後のミーティングをした。
みんなの顔を見るのが怖かった。
顧問、チームのメンバー、外部コーチ。
「私のせいで負けた」
夢が叶わなかった。言葉が出ない。
私は本当にこのことがトラウマにもなりそうなくらい記憶にある。
自分のせいでみんなの想いが崩れてしまった。
そんな想いをしたのは後にも先にもこの時だけだと思う。

夢を叶えるために

正直、中学の部活動は死ぬ気で頑張ってたし、
練習も厳しくて体を休めることなんてしなくて、でも楽しくて。
努力もたくさんしたはずだった。
でも夢を叶えられなかった。

だから次目標ができた時は、あの時よりも頑張ろうって決めている。
高校受験、国家試験、就活、どれをとっても後悔せずに努力して勝ち取った。
今の夢は誰かにとってのヒーローになること。
みんなの笑顔を咲かせること。
心の拠り所になれる存在でいることだ。

なが〜く話してしまったけど、夢を叶えるために頑張るからさ。
いいなって少しでも感じてくれたら嬉しいな。

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それではばいちゃ〜!


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